11_2 Clipファイルを作る | 一本のネジ(アナログからデジタルへ〜手描き動画部)

一本のネジ(アナログからデジタルへ〜手描き動画部)

どの作品にも共通してる「動画作業において気をつけて欲しいこと」を書いてます。
動画をきちんと教えてもらってない人も増えてるようなので、参考にして頂けたらと思ってます。
今は、iPad版クリスタを使った動画作業の流れについて書き加えてるところです。

原画データを確認したら、タイムシートの秒数に合わせたClipファイルを作ります。

とりあえず、「ファイル(ピクセル)サイズ=基準フレーム」でも良いですが、ここでは、作画注意事項に合わせた「作画フレーム」を使おうと思います。

 

 

 

 

ファイル名:注意事項に準じる

基準サイズ:注意事項の「(仕上の)スキャンサイズ)」

演出フレーム:上下左右:0  中央の+を表示させるためなので、チェックを外しても構いません。

作画サイズ:基準サイズと同じにするので 倍率 1.0 で。

余白:作画フレームの外側、キャンバスの端までの数値。

 

余白の数値を調べるのが面倒なら、とりあえず適当な数字を入れておいて、スキャンデータを読み込んだ後、レイアウトのフレームと作画フレームの位置を合わせた後、キャンバスサイズを変更させてもいいと思います。

いつも同じスキャナーで撮るなど、あらかじめ数値がわかっていれば、読み込むだけでレイアウトの位置ピッタリに合わせられます。

 

フレームレート:24 (1秒間のコマ数。日本の商業アニメは基本的に24。CMなどでは30のこともあるかも)

再生時間:そのカットでのコマ数。

     タイムシートが2枚以上の時は、「秒+コマ数」で入力した後に「フレーム数(1始まり)」に変更すると楽。

 

カット用テンプレート:日アニさんの動画用テンプレートや、作品に合わせて作ったテンプレートを選択。

 

テンプレートについては後述します。