ここでのClipファイルの作り方は
↑こちらの素材を使ってます。
↑こちらの素材とはオートアクションのバージョンが違うので、ご注意を。
こちらの素材を使ったClipファイルの作り方は次のページに書きました。
どちらにも便利な機能が入ってるので、両方ダウンロードしておくといいでしょう。
クリスタの準備が整ったら、動画作業に必要な「動画注意事項」と「原画」を用意します。
デジタル原画のclipデータでもいいですが、他人が作ったClipデータを貰って、そこに動画を描いていくというのは初心者には難度が高いので、よくある「紙原画をスキャンしたデータ」で説明します。
動画注意事項は、ちゃんとしたものがある会社と、「紙用の動画注意事項とデジタル仕上げ注意事項を渡されるだけ」というパターンもあります。
とりあえず、ここに『一本のネジ』という仮のテレビシリーズの注意事項と原画データを用意しました。
このデータを元にClipファイルを作ってみます。
【Clipファイルの作り方(初心者向け)】
Clipファイルでは基本的に、キャンバスサイズ(紙の大きさ)はカット内で統一されます。
原画やレイアウトのデータが同じ大きさなのを確認してください。
(「Aセルのみが大判で、Bセル以降はスタンダード」とか、「レイアウトのみ大判で、セルはスタンダード」ということもありますが、最初からその話をすると面倒なので、そういうケースについては別の項目で説明します。)
貰った原画データのサイズを確認します。
lo(レイアウト)などの絵を長押しして「情報を見る」を選択するとサイズが表示されます。
練習用の原画を用意しました。
↓の画像をダウンロードして使ってください。
↓こういう画像とタイムシートが入ってます。
ここでは、(タイムシート以外は) 1844x1270でした。
シンプルに、このサイズでClipファイルを作ります。
ダウンロードが上手くいかず、サイズが違うようでしたら、これはあくまでも練習用なので画像のサイズに合わせてclipファイルを作ってください。
基本的に縦横のピクセル数は偶数必須なので、画像サイズが奇数なら1を足した数字にしてください。
★作品の用途は一番右の「アニメーション」を選択
★ファイル名は注意事項に合わせて記入
★基準サイズはスキャンデータのサイズと同じ
★スキャンデータの解像度の数字は間違ってる(書き出したデータによっては解像度が記録されない)ことがありますが、紙に印刷する時には重要ですが、そうでないなら注意事項に合わせておけばいいです
★タイムラインのフレームレートは「24」(1秒間のコマ数)
★再生時間は、タイムシートに書かれたコマ数「フレーム数(1始まり)」で記入します。
2ページ以上ある時は計算が面倒なので、「秒+コマ数」で入力した後、「フレーム数(1始まり)」に変えると楽です。
「アニメーションフォルダ」を削除して、「原画フォルダ」と「動画aセルフォルダ」を作成し、
クリスタとファイルアプリを2画面にして、原画データの入ったフォルダを開き、レイアウトや原画など、同じ大きさのデータをまとめて選択して、クリスタの「原画」フォルダの中にドラッグして登録します。
「原画フォルダ」を選択し、「ファイル」→「読み込み」→「画像」から該当する画像を選んでも登録できます。
これで、とりあえず、このカットのclipファイルが作られました。