ブロンプトンで雪道へGO!ブロンプトンで冬の只見線スペシャル編。
秘湯を思いきり楽しんだあと、只見線随一の名所を目指すことにした。第一只見川橋梁ビューポイントだ。ここです。
「第一只見川橋梁ビューポイント」は今やJR只見線の沿線で最も注目されている観光名所といって良いのではないだろうか。会津の郷土写真家である星賢孝氏がSNSに写真をアップしたことで一躍注目を浴びることになった。今や世界的に有名となり国内外から観光客が押し寄せる。特に台湾の方々はここを目指して奥会津へやってくる。星さんについては映画化もされた。
西山温泉からだと、峠越えの近道はあるのだが、昨晩雪が降った後の峠の状態が不明であることと、峠越えルートだと通過せざるを得ない長いトンネル(駒啼瀬トンネル 534.7m=「こまなかせ」と読む。)を避けたいので、遠回りでいくことにする。
[走行データ]
ルート 西山温泉→滝谷郷戸鉄橋ビューポイント→麻生大橋→飯谷大谷線→只見川歲時記橋→宮下温泉(栄光館)→道の駅みしま→(往復徒歩)第一只見川橋梁ビューポイント→JR会津宮下駅
距離 26.99 km
タイム 137 min.
総上昇量 417 m
滝谷へ向けて走行中。
かなりの雪道ですがスタッドタイヤなので安心です。
只見線の滝谷郷戸鉄橋が見えてきました。
ラッキーなことに丁度、只見線が通過するところでした。あわてて撮影です。
麻生大橋。交通量の多い国道を離れて只見川の左岸へ。
ここからは交通量のほとんどない雪の旧道(飯谷大谷線)を行きます。柳津町から三島町西方(にしかた)に通じる道です。アップダウンはありますが、生活道路なのできちんと除雪/圧雪してあり、助かります。
かなり登ってきました。ゴープロの電池を入れ替えるために停車中。只見川が眼下に見えています。
西方を過ぎると只見川へ向けて長い下りが続きます。
只見川を右岸へと渡る際、歳時記橋から撮影しました。小さく見えているのは第二只見川橋梁、会津桧原駅と会津宮下駅の間にあります。
宮下温泉へ行く途中、三島町が観光名所として売り出し中の「宮下アーチ三きょう(兄/橋)だい」。真ん中にある只見線の鉄橋(大谷川橋梁)が1939年竣工と一番古くて「長男」、ブロンプトンで走行中の宮下橋が旧道で「次男」、奥の国道(バイパス)の新宮下橋が一番新しくて三男だそうです。
第一只見川橋梁ビューポイントへ向かう前に、雪の山道でかいた汗を流すために一風呂浴びます(宮下温泉栄光館)。名湯です。
さっぱりしたところで、再びヒルクライムです。道の駅みしまにやってきました。ここでお昼を頂きます。会津地鶏から揚げ定食です。ビューポイントはここからすぐ。
さて栄養補給も済ませて、いよいよ、只見線で最高の景色の一つといわれる「第一只見川橋梁ビューポイント」へのアプローチです。トンネル横からビューポイントに通じる山道が始まります。ここにブロンプトンを停めておきます。
急な雪の山道なので軽アイゼンを装着します。
登り始めて30秒で、ビューポイントその1。
いきなりスゴイですね。
誰かがつくった雪ウサギがありました。
さらに登ると、ビューポイントその2。
さっきより少し高度が上がりました。
そして、ビューポイントその3。一番高いところにあります。
只見線沿線で「超」が付くほど有名な『第一只見川橋梁ビューポイント』の絶景がこれです。
薄紫色の第一只見川橋梁のアーチが水面に映ってとてもキレイ。わざわざ来たかいがありました。
ビューポイントの登り口まで快適な雪道ライドが楽しめました。場所もよく把握できたので、次回は列車が通過する時間を狙って来たいと思いました。
雪道ライドの走行動画です。(10分ぐらいなのでちょっと長いです。お時間ありましたらとばしながらでもご覧ください。)
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