Bromptonで秘湯へ行こうシリーズ第三十五弾。ブロンプトンで奥飛騨温泉郷の槍見館へ行ってきた。今日は温泉のはしごである。


 

ルート:深山荘→槍見館→中尾高原口バス停

 

槍見館は蒲田川の右岸にある一軒宿だ。

 

秘湯ではあるがなかなか高級なしつらえだ。日本秘湯を守る会の会員宿でもある。

 

最初にまんてんの湯。誰もいない。ラッキーだ。眺望がないのが残念だが、これは外から見られないということでもあり、こちらの方が良い人もいるだろう。

 

次に槍見の湯。ここも独り占めだ。透明だがピリッとした感じのあるアツ湯だった。槍ヶ岳を眺めつつ良湯を楽しめた。

 

槍見館の歴史は、1925年、初代館主 林善之助が蒲田川に湧き出る温泉を発見して始めた湯治宿「林家旅館」から始まる。戦後間もない1949年、槍ヶ岳の見える宿「槍見温泉旅館」と改名、60年代頃からの空前の登山ブームの中、北アルプス登山の宿として親しまれるようになった。その後、2000年に新潟の豪農の古民家を移築して全面リニューアル、豊富な湯量の自家源泉を持つ高級温泉旅館に衣替えして現在に至る。

 

 

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