Bromptonで秘湯へ行こうシリーズ第五十弾。

 

越後・湯之谷温泉郷にある駒の湯温泉『駒の湯山荘』へ行ってきた。

 

[走行データ]
ルート 大湯温泉バス停→駒の湯温泉→農産物直売所(野菜ハウス、百菜花ん)→小出駅
距離 25.5km
最大標高差 253m
平均斜度 全体-0.7% 上り2.6% 下り2.2%
獲得標高 上り104m 下り254m

 

駒の湯温泉がある湯之谷温泉郷(ゆのたにおんせんきょう)とは、新潟・魚沼市の小出地区から奥只見へと向かう谷沿いの地域である。市町村合併前は湯之谷村があった。その名の通り、薬師温泉、葎沢温泉、芋川温泉、折立温泉、大湯温泉、栃尾又温泉、そして駒の湯温泉と温泉が谷に連なっている。最も古いのは大湯温泉で、開湯以来800年の歴史があり、規模も最大だ。

 

「駒の湯山荘」は湯之谷温泉郷最奥の駒の湯温泉にあるひなびた一軒宿である。越後駒ヶ岳(標高2003m)への登山口もあり、天気が良ければ駒ヶ岳が間近に見える。昭和28年の開業とさほど古くない。山深いロケーションと豊富な湯量によって温泉通の間で非常に評判が高い。

 

最寄り駅は小出駅だ。始発電車を乗り継ぎ新清水トンネルを越えてやってきた。

 

時刻は午前9時50分だ。小出駅から駒の湯温泉まで、距離20キロ、標高差250メートル程度だ。ブロンプトン自走で軽く行けてしまいそうだが、本日は青春18きっぷの利用故に帰りの電車の時間がタイトなので、安全を見て行ける所までバス利用だ。小出駅前から栃尾又温泉行きのバスに乗る。

 

10時17分、大湯温泉バス停に着いた。ここから駒の湯温泉まで約4キロだ。

 

走り始めると、奥只見への道と分岐するまでは比較的整備された道だ。

 

絶景である。

 

分岐に差し掛かった。残り1.5キロ程度だ。

 

細いが快適な道が続く。高低差もさほどなく、44Tで余裕だ。

 

最後の橋を渡ると駒の湯温泉だ。

 

駒の湯山荘に着いた。

 

温泉編に続く)