ブロンプトンで柳沢峠、秘湯、そしてサクランボ の続き)

 

ブロンプトンで裂石温泉雲峰荘へ行ってきた。秘湯である。気に入った。

 

奥多摩駅からバスで約一時間で丹波山村、そこからブロンプトンで青梅街道を甲府方面へ走行し、柳沢峠を登りきって、峠の茶屋で休憩 した。

 

休憩後、山梨側の『大菩薩ライン』を下った。今日は雲が多いが、このような素晴らしい景色の道路である。

 

峠から15分もかからず、大菩薩の麓にある裂石温泉雲峰荘(さけいしおんせんうんぽうそう)の入口に着いた。11月30日までの土日祭日の日帰り入浴は、基本、お断りしているとのことである。注意が必要だ。

 

早速行ってみよう。

 

赤い橋を渡ると雲峰荘だ。この渓流は重川(オモカワ)の上流部、笛吹川の支流にあたる。

 

二匹の大型犬が大歓迎してくれた(吠えられた)。

 

秘湯を守る会の会員宿である。

 

受付を済ませて露天風呂へ急ぐ。



 

これは素晴らしい。時間が早いので誰もいません。

 

天狗の面もある。かなり秘湯だ。

 

源泉が注がれている。源泉は岩の間から湧き出しているようだ。湯は噂通りのスベスベだ。

 

峠からおりてくる際に冷気に曝された体をあたためる。新鮮な源泉を肌に感じながら、極楽極楽。

 

いつもの炭酸水を飲もう。

 

新緑の大菩薩の山懐で素晴らしい秘湯体験となった。

 

裂石温泉雲峰荘(さけいしおんせんうんぽうそう)

伝承によれば千二百年前、平安時代の開湯という。落雷により割れた岩の間から源泉が湧出したとされる。石が裂けたことが温泉名の由来である。名刹『雲峰寺』の境内にあり、重川の渓流が敷地内を流れる。大菩薩の登山口に近く、登山客の利用も多いようだ。湯はph9.9という美肌効果のある高アルカリ性。源泉温度は26.6℃で、露天ぶろは源泉を注ぎつつも加温した湯も流し、適温にしている。

 

それでは、さらに坂を下って、牛奥へサクランボを大人買いしに行こう。(私、元気過ぎか?)

 

(続く)


 

参考記事:

ブロンプトンで行く秘湯ベスト20 ≪とっておき温泉セレクション≫

ブロンプトン秘湯ミシュラン2016 【甲信越編】

ブロンプトン秘湯ミシュラン2016 【関東・東海編】

ブロンプトン秘湯ミシュラン2016 【東北編】