ブロンプトンで奥会津の名湯『大塩温泉』へ行ってきた。炭酸の名湯 大塩温泉の訪問は10年越しの懸案であった。只見線が復活しなければ絶対に日帰りできないのだ。JR東日本と地元の皆さん、ありがとう。

 

最寄りは只見線の会津大塩駅だが、只見駅から距離15キロ、ブロンプトンで40分ほどなので只見駅から景色と只見線の橋を楽しみながら自走してしまってもよい。道は空いている。トンネルが一か所あるものの(滝トンネル)、シェッドのある川沿いの旧道も通行可能だ(但し自己責任で)。

 

只見駅スタート。復活した只見線の個性的な橋梁たちを眺めながら、ブロンプトン(M3Lだがワイドレンジ内装3速)でドンドン行く。最初に見えてきたのは、ゆるやかなカーブを描く全長372mの叶津川橋梁。

 

真奈川橋梁。只見線の写真家として有名な星賢孝さんによると、「蒲生川に架かる黄色い真奈川橋梁のすぐそばには、会津のマッターホルンとも称される急峻な蒲生岳がそびえており、力強い山容と列車の構図がたまらない。」そうだ。

 

第八只見川橋梁。山と川面の間で映(バ)える青いトラス橋だ。

 

小塩沢川橋梁。会津のマッターホーン蒲生岳がここでも見えています。

 

大塩温泉共同湯に着いた。協力金を300円以上払う。300円でもよいが、あまりにも素晴らしい湯なのでもっと払ったほうが良い。


ここで、おすすめなのが大塩温泉で採れる「奥会津金山天然炭酸の水」である。休憩室の自販機で売っています。湯上りの水分補給にとても良い。体の外と中からダブルで効きます。これ、とてもおいしいです。

 

 

説明によれば、えらく貴重な天然炭酸水だそうです。もっと飲んでくれば良かった(?)。

 

「奥会津金山(かねやま)天然炭酸の水」は、 一日に限られた量しか採取することの出来ない、 大変貴重な純国産の天然炭酸の水です。明治時代、上流社会で 愛飲されていた名水を、 独自技術によって、 再びお届けできるようになりました。 2016年の伊勢志摩サミットや2019年のG20大阪サミットでも卓上水として、各国首脳の喉を潤すお役立ちをさせていただきました。平均硬度は、45。軟水にして微炭酸というまろやかな口あたりで、和洋問わず様々な食事によく合います。百年の歳⽉を越えよみがえった、Japan Premium Water。⽇本の特別を、どうぞご賞味ください。

 

いざいざ。こんなに素敵な浴室です。

 

新鮮な炭酸泉がどんどん投入されている。源泉温度が38.3度なので10月から5月は加温しているそうだ。ということは、6月~9月はもっと泡立っているのか。

 

露天もあります。今月までやっているようです。いってみよう。(冬季は寒すぎるので閉鎖されるらしい。)

 

奥会津の自然との一体感が半端ない。

 

極楽極楽。せっかくなので、いつもの炭酸水ではなく大塩の貴重な天然炭酸の水を飲もうか。

 

只見線が復活したお陰で、奥会津の秘湯を存分に楽しむことができました。

 

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