ブロンプトンで秘湯へ行こうシリーズ。下諏訪温泉『旦過の湯』(たんがのゆ)へ行ってきた。

 

下諏訪温泉は、諏訪大社(下社秋宮)の門前町であり、また、甲州街道が中山道に合流する交通の要衝に位置する宿場町でもあったため、江戸時代、大いに栄えたそうだ。

 

諏訪で最古の共同浴場である『旦過の湯』(たんがのゆ)は、大社の鬼門寺として開基された慈雲禅寺が鎌倉時代に建てた修行僧のための旦過寮(「旦(あした)に過ぎ夕に宿す」の意)を起源とする。

 

[走行データ]
ルート 下諏訪駅→菅野温泉→旦過の湯
距離 1.2km
最大標高差 25m
平均斜度 全体-0.3% 上り2.9% 下り6%
獲得標高 上り22m 下り18m

 

旦過の湯は下諏訪温泉のやや奥、旧中山道の入口付近にある。

 

2012年12月にリニューアルされたがその評判は衰えることがない。

 

敷地内(駐車場の横)の源泉小屋だ。その場で湧出する旦過第1源湯と旦過第2源湯が使われている。新鮮なわけだ。


 

『やや熱め』と『熱め』の浴槽にわかれている。まずは「やや熱め」で馴らしてから「熱め」に行こうか。

 

こちらがやや熱め。確かに熱めだが評判通り素晴らしい湯である。体に沁み入るようだ。

 

そろそろ、こっちへはいるか。

 

よっこいしょっと。(+o+)☆彡※×△?~¥。あーちち、あーち(郷ひろみの声でご一緒にどうぞ)。46度を目安にと書いてあるが、暫く誰も入ってなかったようで非常に熱い。源泉温度56度に対して湯口52度のことだが、それに近い50度くらいあったかもしれない。横にあった湯もみ板で入念に攪拌して再挑戦だ。肩まで入って15秒耐えたが、それ以上は耐えられず。湯桶の冷水を被ってほっと一息だ。ままねの湯 を遥かに上回る高温だ。さすが修行僧の湯である。入浴が修行なのだ。私如きの精進の浅い者では未だ旦過の湯の修行に耐えられないようだ。

 

やはり隣りの「やや熱め」の湯が心地よい。今日は、こちらで楽しませてもらうことにした。いやー極楽極楽。しかし、下諏訪温泉旦過の湯、熱いとは聞いていたが、その聞きしに勝る熱さは恐るべし。さらに修行を積んだ上で、他日、再挑戦させて頂きます。


 

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