「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
普通につまんね
★★
(★…1点 ☆…0.5点,★5つで満点)
(2011年/アメリカ/106分/Fright Night)
【 監督 】
クレイグ・ギレスビー
【 出演 】
アイトン・イェルチン
コリン・ファレル
トニ・コレット
デイヴィット・テナント
イモージェン・プーツ
クリストファー・ミンツ=プラッセ
デイヴ・フランコ
リサ・ローブ
クリス・サランドン
【あらすじ】
ラスベガス郊外に母親とともに住む高校生チャーリー。チャーリーは、学校一の美女エイミーと付き合うことができ充実した毎日を送っていた。
ある日、チャーリー家の隣にジェリーと名乗る、怪しい魅力に包まれた男が引っ越してくるが、ジェリーの正体は、人間を次々と襲い生き血をすする吸血鬼だった。
ジェリーの正体を知ってしまったチャーリーは、ラスベガスで有名なヴァンパイア・ハンター・ショー“フライトナイト”のホスト・ピーターとともにジェリーと対決することになる―
【コメント】
『フライトナイト』か…懐かしいな~。これを知っている人は、自分がオッサンであることを自覚したほうがいいな、うん。
なんせ、本作の元ネタってのが四半世紀も前の1985年に大ヒットしたホラー映画ですからね。僕が高校生だった時代ですよ。古い古い。
大ヒットの恩恵を受け続編まで登場した旧作。しかしながら、ホラー映画史に名を残す程度のシロモノではなかったのも事実。当時ヒットしたってだけで、時とともに忘れ去られていく作品であるのは間違いないと思う。
そんな、時代にピンポイントな映画をリメイクとは、一体全体どこに勝算を感じたのだろうか?ハリウッドはよっぽどネタに困っているらしい。
もちろんその時分に続編を含め旧作は鑑賞済みなのだが、ぶっちゃけほとんど記憶にない。印象薄。加えて僕は、ホラー映画というジャンルの中で、“ヴァンパイアもの”に対して全然魅力を感じない。ピンとこない。日本生まれ日本育ちだからね、そもそもの信仰がちゃうわけで。十字架かざしてうわぁって人体発火されてもね~困っちゃう。
そういう大前提があって鑑賞した本作の感想は、普通につまんね。うん、ほんと、凡作もいいとこ。ありきたりも甚だしいストーリー展開、パッとしないキャラども、全然恐ろしさを感じないヴァンパイアたち…もうね、まったく褒める箇所がない映画。
おお、そういやコリン・ファレルが出てたんだ。眉毛太ぇな相変わらず。ハリウッド1の
本作といい、こないだ観た『トータル・リコール』といい、コリン・ファレルは絶賛迷走中ですな。
まあそんなわけで、ツッコミどころもなく、普通にツマランといった感想しか持てなかった『フライトナイト』リメイク版でした。未見の方は1985年版のほうがいいかもね。
【2012年度 Myランキング】(9/3時点)
本作は、本年度のワースト3中3位(暫定)にランクイン。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:ムカデ人間2 ★★★★☆
2位:ライアーゲーム ‐再生(REBORN)‐ ★★★★
3位:ドライヴ ★★★★
4位:ドラゴン・タトゥーの女 ★★★★
5位:最強のふたり ★★★★
6位:ダークナイト ライジング ★★★☆
7位:ゾンビアス ★★★☆
8位:アーティスト ★★★☆
9位:テルマエ・ロマエ ★★★☆
10位:愛と誠 ★★★☆
次点:劇場版SPEC~天~ ★★★☆
麒麟の翼~劇場版・新参者~ ★★★☆
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら ★★★☆
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:KOTOKO ★
2位:ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ★★
3位:フライトナイト 恐怖の夜 ★★
<その他ランク外一覧>
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