「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
安心のローワン・アトキンソン
★★★
(★…1点 ☆…0.5点,★5つで満点)
(2011年/イギリス/101分/Johnny English Reborn)
【 監督 】
オリヴァー・パーカー
【 出演 】
ローワン・アトキンソン
ジリアン・アンダーソン
ドミニク・ウェスト
ロザムンド・パイク
ダニエル・カルーヤ
【あらすじ】
かつてイギリスの諜報機関MI-7で諜報員で活躍していたものの、大失態をやらかして以来、チベットの寺院で修行の日々を続けているジョニー・イングリッシュ。
そんな彼にMI-7からの召集を受け、晴れて諜報員に復帰、中国首相の暗殺阻止のミッションを受け新相棒タッカーとともに調査を開始するイングリッシュだったが、調査を進めるうちにMI-7内部に暗殺の首謀者が潜んでいるという情報を入手する―
【コメント】
ローワン・アトキンソンといえば、どうしてもMr.ビーンのイメージが強いね。そらあ当たり役だもんね。インパクトは強い。しかいながら、『Mr.ビーン カンヌで大迷惑!?』でMr.ビーンなるキャラクターとはおさらばしているわけだ。
とはいえ、ローワン・アトキンソンはコメディアンでもあり、この「ジョニー・イングリッシュ」シリーズでもMr.ビーン同様のおとぼけキャラを演じているわけで、まずは安心のローワン・アトキンソンといえよう。
まあでも、正直好き嫌い分かれるキャラだと思いますよ、ローワン・アトキンソンは。
映画の内容的なところで言えば、イギリスらしく「007」のパロディで、スパイアクションのドタバタコメディ。邦題の『気休めの報酬』も、ダニエル・クレイグ版007『慰めの報酬』をパロっている。
展開も笑いもハリウッドらしいしっちゃかめっちゃかなドタバタで、「あ~、それらしいコメディだな」と。
ベタと言えばベタ、安心と言えば安心。頭空っぽにして気楽に観ていられる映画で、ぶっちゃけ、それ以上のコメントが出てこない映画と言えばと終わってしまう映画でもある。
ただ、本作におけるイングリッシュの上司ペガサス役が「『Xファイル』のスカリーじゃないッスか!」(ジリアン・アンダーソンね)と、ちょっと感動してしまったのは嬉しいサプライズ。
【2012年度 Myランキング】(6/16時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
1位:ライアーゲーム ‐再生(REBORN)‐ ★★★★
2位:ドライヴ ★★★★
3位:ドラゴン・タトゥーの女 ★★★★
4位:ゾンビアス ★★★☆
5位:アーティスト ★★★☆
6位:テルマエ・ロマエ ★★★☆
7位:劇場版SPEC~天~ ★★★☆
8位:麒麟の翼~劇場版・新参者~ ★★★☆
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ★★
2位:逆転裁判 ★★☆
3位:メン・イン・ブラック3 ★★☆
<その他ランク外一覧>
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