【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
「脳挫傷で手術後、意識戻った兄の最初の言葉」の続きです
これまでのお話
36年前、神さまをお祀りすることにしたのは、父が倒れたからだけど、それだけではなくて、兄が交通事故で、意識不明の重体になったから。
兄は脳挫傷で、植物人間になる可能性があることを医師から告げられる。が、脳神経外科の優秀な医者がいる、と紹介されて、兄嫁が手術を決断。手術は成功したのだが…
今度は女の子の不吉な夢を続けてみたあと、いとこの娘さんが小児がんを発症して入院。負の連鎖を何としても断ち切りたい。で、①神社の神主さんに、家のお祓いをしてもらう。②家に神様と荒神様をお祀りする。
早速そのおかげか、兄は少しずつ回復するけど・・
兄は回復へ 父は終末医療へ
兄は、行くたびに回復して、言葉も少しずつ増え始めた。前回お見舞いに行ったときにはまだ、ベッドに頭が固定されていたのに、しばらくぶりに行くと、ゆっくり歩けるようになっている! すごい!!
でもね、見た目はやっぱり痛々しい
孫悟空のような鉄の輪っかが、頭にぐるりとはめられ、その上下に、何本もの鉄の柱が立っている。今までベッドに固定されていたのを、歩けるようにするために、その何本もの鉄塔が、体と頭を固定している。
兄「まだ、言葉が全然出てこないんや。一つ一つ、辞書で子供みたいに覚えていっているところ」と、兄は明るく笑った。
そんな努力もあって、毎回お見舞いに行くたび、兄は元気になっていくのだけど・・・
兄のお見舞いの後に、父の病院に行くと・・・
肝臓がんの父の方は、行くたびに悪くなっている
杖で歩けていたのが、車いすに。そして寝たきりに。
食事ができていたのに、段々食べられなくなり、点滴⇒高カロリー輸液へ。
私は神様に「痛みや吐き気で苦しみませんように、それだけはお願いします」
と毎日、家の神様と荒神様にお祈りした。
神様が聞いてくださったのかな・・・最後まで、痛みや吐き気は、なかったみたい。
父が亡くなり、お葬式の時、兄は自分が回復した姿を、みんなに見せたいと言う。
私たちは、確かに意識不明の重体からの回復ぶりに驚いているけれど、知らない人が見ると、あの頭の上の鉄塔は異様だ。
兄には、お通夜の席だけ来てもらうことになった。でも、着れる服がない
何しろ肩から頭上15センチくらいまで、鉄塔が立っているのだもの。で、兄嫁がお寺に交渉、お坊さんの着ておられる衣装を、借りることになった。
お通夜に、同じ袈裟を着たお坊さんが二人 一人は前でお経を唱え、もう一人は参列席に!
兄の事故のことを知らないで逝った父も、随分びっくりしただろうな~
つづく
「訂正後:義母がショートステイ&特養にかかった費用」
「施設の費用はかかる? ロングショートステイ中の入院」
「毎月、お薬代にいくら払っていますか?」
「好かれるばーちゃんと、そうでないばーちゃん、違いはどこに?」
「義母を引き取らない方が良かった??」
「義母と同居して、得たもの」
#「最近悲しかったこと」
「姑の未来を暗示する不思議な夢」
「私が見た夢は、姑を追い出した鬼嫁の未来も暗示?」
「鬼嫁は結局、何がしたかったの?」
「お見合いの時、姑が見た鬼嫁の第一印象は」
「舅が私に伝えたかった事は “義弟嫁に気を付けて”」
「鬼嫁(義弟嫁)の人生って…?」
「鬼嫁(義弟嫁)が見せた別の一面」
「姑をそこまで突き動かしたのは潜在意識」
「鬼嫁に出会うずっと前の、姑の決断が不幸の原因に」
「姑介護って、ボディーブローのように、じわじわ効いてくる」
「風雨の中の車いす移動は最悪」
「ピンチと人のやさしさと・雨の車椅子移動」
「孫に言われて”ハッ!”としたこと」
「姑特養入所でほっとしたら、私の本音が出てきた」
「孫は、オーラだけではなく、幽霊も見えていた」
「特養から「介護プラン見直し」の連絡が」
「鬼嫁がばーちゃん(姑)にしたこと」
「年を取ると、赤ちゃんに戻っていく?」
「詐欺に○十万円の契約をしちゃった」
「姑は、嫌なことは言葉で言わずに実力行使」
「姑が尿バルーン管を外さなくなった訳」
「姑の、嫁へのストレス発散法?」
「嫁はつらいよ(@_@)」
#一番好きな花 ~ツユクサ~
「姑の顔は5年で、驚愕の変貌)」
「紙おむつの今と昔(意識の変化)」
「自分の固定概念で苦しむ?姑世代」
「孫が駐車場で老人に激怒された訳」
「姑の整形、特養の車で送ってもらえない?」
「特養の姑を、整形外科へ!」
「姑の特養で1か月にかかった費用」
「姑がバルーン管を抜いたと特養から電話」
「特養で10分おきにスタッフを呼ぶ姑」
「カマッテ姑、施設でワガママ言い放題?」
「家でもワガママ、カマッテちゃん姑」
「怒って扉をガンガン、杖で叩き続ける姑」
「義母からのプレゼント#今日のほっこりエピソード」
「私を変えたのは父の病」
「私の母の介護は、姑とは何かが違った」
「姑の介護、私の母の介護との違いは」
「同居と通いの、介護の違い」の続きです
「介護でハマりやすい落とし穴」
「自分軸を大切に…と言いながら」
「お役所仕事 ~姑の書類申請で~」
「大ばば様の、言いつけ通りですか?」
「毎晩見る不気味な夢が暗示していたこと」
「兄が交通事故で意識不明の重体に」
「植物人間になるかもと言われた脳挫傷の兄」
「家族に迫られた選択:兄の手術をする?」
「脳挫傷の兄、兄嫁の決断で 手術へ」
「女の子に関する不吉な夢を何回も…」
「負の連鎖を断ち切るために私がした事」
「脳挫傷で手術後意識戻った兄の最初の言葉」