アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社
が発行している「国産鉄道コレクション」の
付録の模型の写真を中心に紹介していますが、
既に4年も続くシリーズになりました。
そこで、もう一度、第1巻からの記事を
毎夕の記事シリーズとして再掲載しています。

今回は第59巻になります。
目玉のNゲージサイズ模型の付録は、
JR東日本とJR西日本に継承されて、
用途は変遷しつつも長く活躍を続けた
寝台電車583系の先頭車、
クハネ581型のJR西日本塗色でした。

いつものようにパッケージを解いて
冊子を出してみましょう。

巻頭記事は、私の地元を走る東急電鉄の旧型車両、
デハ3500形の特集でした。
懐かしい写真が満載でした。

続くページは一転して蒸気機関車の話題です。
国産テンダー機で唯一131車軸配置だった
支線用として大活躍したC58形蒸気機関車の特集も、
これかた懐かしい写真に目を奪われました。

後続のページは、最後まで残った夜汽車となった
急行「はまなす」の特集でした。
青函トンネルを経由して函館と札幌を結ぶ
地味ながら需要の高い夜行列車でした。
北海道新幹線開通と共に、その歴史の幕を閉じました。

更にページをめくると、珍しいモンゴルの鉄道の話題でした。
ホンホルに在るオメガカーブの雄大な写真に
大陸の大らかさを感じました。

そして巻末に本号の主役の登場、
昼行座席特急と夜行寝台特急の両用に活躍した
交直流電車583系の特集です。
先行開発された581系の電源方式を改めたヴァージョンで、
この系列の主力になりました。
国鉄からJR東日本とJR西日本に継承されて、
中には一般車に改造された車両もありましたが、
長く運用されました。

お待ちかねのNゲージサイズ模型は、
JR西日本塗色の先頭車でした。
寝台座席両用583系交直流電車クハネ581形
