創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に人生と社会を豊かにしていきましょう。~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!
「刑事コロンボ」の各作品の紹介ですが、今日で旧シリーズの最終回となります。旧シリーズの第45話となります。私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、懐かしく想い出しながら記事をアップしてきました。新シリーズの紹介から始まって旧シリーズに戻って続いているこの隔週刊発行のDVD付録付冊子は、いよいよこの第69巻で最後となります。###刑事コロンボDVDコレクション vol.69### 旧シリーズ第45作 「策謀の結末」監督=レオ・ベン脚本=ハワード・バーク原案=パット・ロビンソン製作=リチャード・アラン・シモンズ撮影=イシドア・マンコフスキー音楽=パトリック・ウィリアムズ出演:ピーター・フォーク(刑事コロンボ)クライヴ・レヴェル(ジョー・デブリン役)ジャネット・ノーラン(ケート・オコンネル役)アルバート・ポールセン(ヴィンセント・ポーリー役)L・Q・ジョーンズ(ジェンセン役)他遂に「刑事コロンボ」シリーズが最終回となりました。旧シリーズの7シーズンに渡る中で放送された45作品の最後を飾る大作になっています。脚本は第28話「祝砲の挽歌」で"信念をかけた男の戦い"を見事に描いたハワード・バークが担当、監督は、第19話「別れのワイン」で"酒のボトル"を軸にコロンボと犯人の共感をも描いた名称=レオ・ベンという、実に豪華なコンビです。制作・放送当時の北アイルランド紛争に関連した状況設定がストーリーの根底に横たわっています。アイルランド出身の詩人=ジョー・デブリンの、平和主義者としての表の顔と、冷徹な原理主義者としての裏の顔のギャップを、コロンボがジワジワと暴いていきます。尚、この第7シーズンもエミー賞にノミネートされ、「刑事コロンボ」(旧)シリーズは、全7シーズンにわたって何らかの部門でノミネートされるという快挙を達成しました。ピーター・フォーク自身も、全7シーズン連続のノミネートとなりました。また、シリーズの音楽を数多く担当してきたパトリック・ウィリアムズも、音楽部門に初めてノミネートされました。今見ても全く古さを感じさせない「刑事コロンボ」シリーズの圧倒的な存在感に、敬服している私です。YouTube / 刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX トレーラー7シーズンにわたる旧シリーズが終了してから10年後、1989年から新シリーズとして復活します。2003年までの制作された24作品が加えられて、合計69作品が残されているという訳です。新シリーズ24作の再紹介は、明日から続けます。どうぞお楽しみに!
このところ自分自身の邦楽器作品の紹介を続けてきました。昨日からは、近年の初演されたばかりの新しい作品を紹介しています。2020年2月23日に開催された、洗足学園音楽大学現代邦楽コース&現代邦楽研究所による〖第10回 邦楽定期演奏会〗で、下記の作品の初演(新ヴァージョン初演)を、私自身の指揮で行いました。先ず、その原曲となる作品をご紹介します。###PHONOSPHERE Ⅳ-a ~二十絃箏と管弦楽の為に(2010)### マークアートフォーラム委嘱作品演奏時間:約16分初演:2010年3月/杉並公会堂 大ホール 日本現代音楽教会 《現代の音楽展2010》 第4夜〘コンチェルトの夕べ〙演奏:指揮=山下一史 二十絃箏=吉村七重管弦楽:桐朋学園音楽大学オーケストラ2009年度は、二十絃箏誕生から40周年の節目と年でした。現在の二十絃箏のトップリーダーである吉村七重さんとの協働プロジェクトとして、私はこの年度に二つの大作=二十絃箏を主人公とした協奏曲作品を、発表することができました。その一つがこの作品です。(もう1曲は、[糸の書~二十絃箏と邦楽器群の為の協奏曲](日本音楽集団委嘱作品)です。)オーケストラのサイズは通常の二管編成ですが、弦楽器を左右二群に対称配置に分割して、その後ろに木管楽器群と金管楽器群を陣取り、ハープが二十絃箏の影のように舞台奥で振る舞い、打楽器を舞台下手(左)・舞台中央(奥)・舞台上手(右)に配して、それらが舞台最前列中央(指揮者横)の二十絃箏独奏を中心に音響の多重構造を生成していくという、正にphono(音)+sphere(空間)という曲になっています。(第10回邦楽定期演奏会のチラシ)この作品の、独奏パート=二十絃箏独奏を、箏(十三絃)と十七絃箏の二重奏に再構築して、オーケストラパートは従来のままという、新しいヴァージョンを作成して初演したという訳です。邦楽定期演奏会の第10回という節目ということと、電子オルガンコースとのコラボレーションの要請にも応えて、オーケストラの弦楽器と管楽器の部分を電子オルガンで演奏して、打楽器とハープ、そして独奏パートは生楽器という演奏編成で"PHONOSPHERE Ⅳ-a"再演を計画することにした訳です。箏と十七絃の二重奏は、野澤佐保子さんと吉原佐知子さんに演奏していただき、見事な演奏で飾っていただきました。
《ISCM WNMD 2025 Portugal》訪問記は、本編(音楽祭参加のレポート)を終えて、番外編(旅行記)に入っています。《ISCM World New Music Days 2025 Portugal》訪問記/番外編5〜国立馬車博物館新館WNMD2025の主催団体 Miso Music の実験的イベントスペース O'culto da Ajuda から、美しい紫色の花を咲かせている ジャカランダの並木道を下ってベレンの大通りに向かうと、大きな現代建築が見えてきます。それが国立馬車博物館新館です。建築好きには堪らない魅力的な建物です。音楽祭の会場とはなっていませんでしたが、6月6日にはグルベンキアン財団ホールへ向かうチャーターバスの乗り場に指定されていて、その集合時間の前にこれらの写真を撮りました。現代建築と周囲のレトロな街並みのコントラストも鮮やかでした。道路の路面から一段下がった半地下のスペースの一角にはジェラートBARがあって、強う日差しを避けながら美味しいジェラートをいただきました。目の前の大通りにはトラム15Eが走っています。伝統的な街並みと現代建築、そして近代的なトラムの織りなす風景もまた、リスボンの魅力の一つでしょう。その大通りの斜め向かいには、ポルトガル王族の王宮や音楽祭最終日の夕方公演の会場にもなった国立馬車博物館旧館が在ります。ヨーロッパらしい伝統美と現代的な機能美が共存しているリスボンなのでした。