松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に東日本大震災を乗り越えよう~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!


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今現在「ディストラクション」シリーズは
11作目まで作曲して初演されています。
今日は最新作=第11番のご紹介です。

# ###DISTRACTION ⅩⅠ for Yuba and Piano####
ディストラクション第10番~テューバとピアノの為に~
        (2010)
     <第33回深新會作品展>出品作品

演奏時間:約9分
初演:2014年10月
   東京オペラシティー リサイタルホール
演奏:テューバ=橋本晋哉 ピアノ=中川俊郎

深新會第33回作品展

日本の音楽界で、テューバという楽器を
現代音楽シーンに引っ張り出していただいた、
偉大なる先駆者=橋本晋哉さんのために、
いつかは曲を書いてみたいと思っていました。
それが遂に実現したのが<第33回深新會作品展>でした。

この"ディストラクション"シリーズにおける
金管楽器の登場は、トランペット(第4作)と
トロンボーン(第8作)に続く第3弾となりました。
テューバならではの、大きなマウスピースと
低音楽器ならではの特徴を活かして、
いきなり"ヘリコプター・サウンド"から始まる
楽しいヴァージョンに仕立てました。

橋本晋哉さんには、作曲前の段階から
奏法についてのレクチャーをしていただく等、
大変お世話になりました。
初演の演奏は、流石の一言、名演でした。
このシリーズを何度も演奏していただいている
中川俊郎さんのピアノのフォローも抜群・・・、
演奏者に感謝!感謝!

金沢公演チラシ表

そして、2016年には金沢と魚津で再演される
機会に恵まれました。

魚津公演チラシ表

今後もこのシリーズを書き続ける決心です。
ホルン、ユーフォニアム、
ヴィオラ、チェロ、コントラバス、
辺りの楽器がまだ残っています・・・

このシリーズに興味の有る演奏家の方は、
遠慮無くメッセージでコンタクトをお寄せください。
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"DISTRACTION"シリーズの紹介を続けてきましたが、
いよいよ2桁に乗せて第10作のご案内です。

###DISTRACTION Ⅹ for Fagotto and Piano###
ディストラクション第10番~ファゴットとピアノの為に~
        (2010)
     <第31回深新會作品展>出品作品

演奏時間:約8分
初演:2010年11月
   東京オペラシティー リサイタルホール
演奏:ファゴット=塚原里江 ピアノ=中川俊郎


この曲で、遂に [DISTRACTION] シリーズも
第10作となりました。
まだまだ書ききれていない楽器はありますが、
10という数には感慨ひとしおです。

ファゴットは、オーボエと同じくダブルリード楽器
ですので、音色に非常に強い特色があります。
また、低音楽器ではありますが、
実はかなりの運動能力も有しています。
当然と言えば当然ですが、結果として、
オーボエ版(第6作)とトロンボーン版(第8作)の性質を
合わせ持ったようなヴァージョンが誕生しました。

初演の記憶もまだ新しいところです。
ファゴットを演奏していただいた塚原里江さんは、
曲終盤のピアノ弦に向かって吹き込む場面は箱馬に乗るなど、
素晴らしく積極的な演奏を披露してくださいました。
このシリーズを何度も演奏していただいている中川俊郎さんの
ピアノは正に盤石・・・、演奏者に感謝!感謝!

今後もこのシリーズを書き続ける決心です。
ホルン、ユーフォ二アム・チューバ、
ヴィオラ、チェロ、コントラバス、
辺りの楽器がまだ残っています・・・

このシリーズに興味の有る演奏家の方は、
遠慮無くメッセージでコンタクトをお寄せください。


さて、今日も写真は金毘羅歌舞伎です。
江戸時代に創建された芝居小屋が今も現役で使われています。
その入り口付近の風情です。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-金毘羅歌舞伎の芝居小屋
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"DISTRACTION"シリーズの紹介、
現況全11曲の中の9曲目まで辿着きました。

###DISTRACTION Ⅸ for Saxophone and Piano###
ディストラクション第9番~サクソフォーンとピアノの為に~
        (2009)
現音<現代の音楽展2009>
          サクソフォーン・フェスタ出品作品

演奏時間:約9分
初演:2009年3月  洗足学園 前田ホール
演奏:サクソフォーン(アルト&バリトン)=大石将紀 
   ピアノ=中川俊郎


大石将紀さんは現代音楽に積極的に取り組んでおられる
気鋭のサクソフォーン奏者です。
長年にわたりフランスで研鑽を積まれた後に帰国され、
丁度良いタイミングで、
日本現代音楽協会<サクソフォーン・フェスタ>に、
演奏者の中心的存在として
参画していただくことができました。

作曲家にとって、若い俊英と初めて協働をして、
その方を想定して作品を書くことは、とても楽しい瞬間です。
気合いの入った私は、アルトとバリトンを持ち替えつつ、
サクソフォーンの様々な奏法を駆使する作品を
一気に書き上げました。
大石さんの演奏は、それはそれは素晴らしく、
作曲家の想像(創造)を超えて、自由に飛翔していました。

この<サクソフォーン・フェスタ>の開催にあたっては、
日本サクソフォーン協会との連携が大変重要でした。
私のこの曲を含めたいくつかの作品は、同年暮れの音楽祭=
<サクソフォーン・フェスティヴァル>に招待再演される
貴重な機会もいただきました。

演奏家・演奏家団体と作曲家・作曲家団体の協働・協創は、
とても貴重且つ有意義な連携です。
私個人としても日本現代音楽協会としても、今後とも、
様々な楽器の奏者や団体との協働・協創を
展開していきたいと考えています。

写真は金毘羅様モードを続けます。
金毘羅歌舞伎の芝居小屋に向かう道筋に、
満開の桜を背景にたなびく役者幟が賑やかです。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-金毘羅歌舞伎の幟と桜
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"DISTRACTION"シリーズの紹介を更に続けます。


###DISTRACTION Ⅷ for Trombone and Piano###
ディストラクション第8番~トロンボーンとピアノの為に~
        (2006)
現音<秋の音楽展2006> [童楽Ⅳ] 出品作品

初演:2006年11月
演奏:トロンボーン=村田厚生 ピアノ=小山京子


この作品を初演していただいた村田厚生氏は、
現代音楽分野でのトロンボーンの第一人者と目される方で、
2000年の日本現代音楽協会<トロンボーン・フェスタ>
の実現に向けて知己を得て以来、
大変お世話になっている気鋭の演奏家です。

2006年の日本現代音楽協会の企画で、
学校教育との連携イベント=<童楽Ⅳ>で、
小学生による ”音楽づくり” のテーマとして設定した
「ロングトーンと同音連打」を活用した作品を
関連作品として書くことになって誕生したのが、
このシリーズ第8作です。
現代音楽をフィールドにして "音楽づくり" と "観賞” の
連系を高度に実現した企画となりました。

トロンボーンは低音楽器ですので、
通常のこのシリーズの曲に比べると1オクターヴ程度
音域を下げなくてはならない場面を内包しています。
一方で、グリッサンドを自在に操れる特性があり、
これらのトロンボーンの個性をフルに発揮する作品を
目指して作曲を進めました。

初演のピアニスト=小山京子さんは、
実は私と小中学校の同窓生で、この
[DISTRACTION] シリーズの演奏も時々お願いしています。
上記の<童楽Ⅳ>で協働した小学校の一つ=
文京区立窪町小学校に、当時
小山さんのお嬢様が通っておられたというご縁もあって、
初演の演奏を担当していただくことになりました。
世の中、広いようで狭い、音楽仲間ネットワークです。


今日の写真も3日連続で金毘羅様モードです。
但し、久しぶりに "鉄ちゃん"  ショットです。
高松琴平電気鉄道(通称 "コトデン" )の
琴電琴平駅の遠望です。
停車中の黄色い電車は、元・京浜急行電鉄名車1000型を
譲渡使用している車両で、懐かしかったです。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-琴平電鉄桜風景
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"DISTRACTION"シリーズの紹介を続けます。
第5作に続いて、邦楽器をフィーチャーした第7作です。

###DISTRACTION Ⅶ
for Shamisen and Seventeen-string Koto###
ディストラクション第7番~三味線と十七絃箏の為に~
        (2002)
 西潟昭子(TAフォト&サウンドオフィス)委嘱作品

演奏時間:約10分
初演:2002年3月 東京/abc会館
   <西潟昭子リサイタル2002>
演奏:三味線=西潟昭子 十七絃箏=石垣清美


シリーズ第5作(尺八&二十絃箏)に続く
邦楽器同志の組み合わせです。

現代作品に積極的に取り組むとともに、
「現代邦楽研究所」という教育機関を個人で設立される等、
現代音楽界・邦楽界に新風を巻き起こしてこられた大家=
西潟昭子さんの2002年のリサイタルの為の
委嘱作品として誕生しました。

曲の後半のメカニカルな掛け合いの
数理的な根拠が乱数であるために、
極めて演奏が困難な作品に仕上がりました。
とにかく「邦楽器だからメカニカルな合奏は弱い・・・」
等という先入観を一切排除した
妥協の無い作品を書き上げた実感の強い作品です。

折りに触れて言及していますが、
多彩な邦楽器を有する日本に生まれた幸運を、
このような作品を書く度に感じている私です。

一昨年、初演と同じお二人によって
久しぶりに再演されたのですが、
今度は若手にも挑戦していただきたいと思っています。
何方かこの難曲中の難曲に挑戦してみませんか!


さて、今日の写真も金毘羅様の桜です。
参道が桜のアーチのようで、素敵な季節でした。
数年前に金毘羅歌舞伎を見るために当地を訪ねました。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-金毘羅様桜満開
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"DISTRACTION"シリーズの紹介を続けます。

###DISTRACTION Ⅵ for Oboe and Piano###
ディストラクション第6番~オーボエとピアノの為に~
        (2001)
現音<現代の音楽展2000>オーボエ・フェスタ出品作品

演奏時間:約9分
初演:2001年3月 バリオホール
演奏:トランペット=和久井仁 ピアノ=中川俊郎


日本現代音楽協会の<フェスタ>シリーズの第3弾が
オーボエに決まり、そのイベントへの出品作品として
誕生したのが、このシリーズ第6作です。
第5作(尺八&二十絃箏)が昨日に記事の経緯の通り、
初演が延び延びになっていたので、
実際の発表は、こちらが遥かに先にありました。

オーボエ属とファゴット(バスーン)属は、
ダブルリード(二重のリード)で発音する
独特の音色を有する楽器です。
一般的にはメロディー楽器として、管弦楽曲等で
重要な役割を演じることが多いですね。
日本の楽器では、雅楽でお馴染の "篳篥"(ひちりき)が、
同じくダブルリードで同族楽器の範疇に入ります。

初演は、現在NHK交響楽団奏者でもある和久井仁氏の
オーボエと、このシリーズお馴染の中川俊郎氏のピアノで
飾っていただきました。

この作品を書いていた頃は、以前の記事でもお話しした
<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会>と<新世紀への讃歌>
の2大国際ビッグイベントの企画・準備に奔走していて、
本当に忙しい中で必死に書き上げた記憶があります。

演奏家等の方でこのシリーズの未出版作品のスコア等を
入手したい方は、先ずはメッセージをお寄せください。


さて、今日から暫くの写真は、数年前に訪ねた
金毘羅様周辺のショットをご紹介しましょう。
季節外れですが、桜の景色をお楽しみください!
そして、来年の桜が楽しみです。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-金毘羅様の登り階段
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#ディストラクション
"DISTRACTION"シリーズの紹介を続けます。
この第5作は例外的に邦楽器をフィーチャーしています。

###DISTRACTION Ⅴ
for Shakuhachi and Twenty-string Koto###
        ディストラクション第5番
       ~尺八と二十絃箏の為に~
        (1998/2005)
 メキシコ<セルバンティノ芸術祭2005>招待初演作品

演奏時間:約15分

初演:2005年9月 メキシコ・グアナフアト
<セルバンティノ芸術祭2005>
演奏:尺八=三橋貴風 二十絃箏=吉村七重

日本初演:2006年3月 横浜みなとみらい 小ホール
     現音<現代の音楽展2006>尺八フェスタ
演奏:尺八=三橋貴風 二十絃箏=吉村七重


このシリーズ第5作は、例外的に邦楽器の組み合わせです。
ピアノを二十絃箏に置き換え、
任意の管弦楽器を尺八とした訳です。

当初のこの組み合わせで書くきっかけは、
ドイツとの交流プロジェクトの一環としての企画が
浮上したことにありましたが、
作曲途上でこのプロジェクトが頓挫してしまい、
暫くお蔵入りになっていたのでした。
その後、今度はメキシコとの国際交流の企画が立ち上がり、
構想から7年を経てようやく初演に辿着いたのでした。

長年にわたりメキシコに根を張って、
国際文化交流や教育活動に尽力されている
ヴァイオリニスト=黒沼ユリ子氏のご尽力によって、
三橋貴風氏(尺八奏者)と吉村七重氏(箏奏者)のお二人と、
メキシコの気鋭の打楽器アンサンブル=TAMBUCOとの
協働が実現することになったのでした。

邦楽器とTAMBUCOのジョイント・コンサートでは、
2邦楽器と打楽器アンサンブルの為の音楽祭委嘱作品の
初演が、三橋氏と吉村氏のデュオ・コンサートでは、
この作品の招待初演が、組まれることになり、
一つの音楽祭<セルバンテフィ芸術祭2005>で
2曲の世界初演の機会を得ることができました。

実は私は、1993年にもメキシコを訪ねていて、
まさかの生涯二度目のメキシコ旅行でもあった訳です。
これらのメキシコ演奏旅行についてや、
TAMBUCOと報楽器の為の作品についても、
何れ記事でご紹介したいと思っています。

この第5作は、初演・日本初演を見事に飾っていただいた
このお二人の名人芸を意識したもので、
西欧楽器に匹敵する機能性と
邦楽器独特の振幅の広い表現力が
濃密に発揮されつつ、音響の時空を生成していきます。


今日の写真は、三橋貴風氏CD名盤のご紹介です。
三橋貴風/竹籟五章 CAMERATA / 30CM-303

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-CD竹籟五章
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###DISTRACTION Ⅳ for Trumpet and Piano###
    ディストラクション第4番
      ~トランペットとピアノの為に
        (1998)
現音<現代の音楽展’98>トランペット・フェスタ出品作品

演奏時間:約10分
初演:1998年3月 バリオホール
演奏:トランペット=曽我部清典 ピアノ=中川俊郎

CD:「今日まで そして 明日から
           ~曽我部清典 with 中川俊郎」
   コジマ録音 ALM RECORDS / ALCD-50

この"DISTRACTION"シリーズも3作を発表するうちに、
ベリオの"セクゥエンツァ"シリーズのように、
一通りの主要な楽器の為の作品を書き揃えることを、
私のライフワークとして意識するようになりました。

丁度そのような時期に、
現代作品に精力的に取り組んでおられる
トランペット奏者=曽我部清典氏から、
当時日本現代音楽協会の事業部長だった私に、
「日本トランペット協会との協働で
トランペットの為の現代作品を一同に集めるような
イベントを開催できないだろうか」
というような提案をいただきました。
この事がきっかけとなって、
今や日本現代音楽協会の恒例のイベントとして
すっかり定着している”フェスタ・シリーズ”が
始ることになったのです。
第1回が当然の事ながら<トランペット・フェスタ>となり、
出品作として書いた曲がこのシリーズ第4作という訳です。

この頃から、この”DISTRACTION"シリーズの
ピアノ・パートを、毎回のように
w中川俊郎氏に演奏していただくようになりました。
このシリーズの良き理解者に恵まれていることに、
感謝の気持ちで一杯です。

初演の後、曽我部氏のCDにも収録していただきました。
曽我部&中川のコンビによる名演を、お楽しみください。
写真は、そのCDのジャケットです。
このCDは、現在では NAXOS MUSIC LIBRARY
で聴くことができます。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-DISTRACTION no.4 CD
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"DISTRACTION"シリーズの紹介を続けます。

###DISTRACTION Ⅲ for Violin and Piano###
    ディストラクション第3番
      ~ヴァイオリンとピアノの為に
        (1996)
   現音<現代の音楽展’96>第2夜出品作品

演奏時間:約8分
初演:1996年2月 バリオホール
演奏:ヴァイオリン=小林健次 ピアノ=林達也

この作品は、シリーズ2作目のフルート版(昨日の記事参照)
よりも結局先に初演されることになったのですが、
作曲の順番としては第3作になります。

乱数を用いて作曲されている部分が多く、
特にピアノ・パートは難しい難曲です。
また、同音連打によるアクセントの数が漸増していく原理に
素数列を用いてもいます。これらの構成原理は、
その後、他の作品にも援用することになりました。

初演を、大家=小林健次氏のヴァイオリンと、
当時フランスから帰国して間も無かった新進気鋭の
林達也氏のピアノで飾っていただけた事は、
大いなる歓びでした。


さて、今日の写真は、ポルトガルの世界遺産の一つ、
シントラにある夏の王宮の正面ファサードです。
2007年秋に当地を訪ねることができました。
天正少年使節団が渡欧した際に当時のポルトガル王に
謁見したという日本にも縁の有る場所です。
丁度その少年使節の時代(1580年代)は、
ヴァイオリンという楽器が一般化して時期と
一致するのです。
彼らもヴァイオリンの音色を楽しんだのでしょうか。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-シントラ王宮正面
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”DISTRACTION”シリーズの紹介を続けます。

###DISTRACTION Ⅱ for Flute and Piano###
    ディストラクション第2番
       ~フルートとピアノの為に
        (1991/96)
       渡部亨委嘱作品

演奏時間:約9分
初演:1996年9月 渡部 亨 フルート・リサイタル
   東京文化会館 小ホール
演奏:フルート=渡部亨 ピアノ=田中有子

シリーズ第1作で自分の中の何かが一皮剥けた感覚を掴んだ
私は、以後、主な楽器とピアノの二重奏作品を、
"DISTRACTION"シリーズとして書き続けていこうと
考えるようになりました。

フルートの為のシリーズ第2作をまず書いたのですが、
初演の企画が頓挫したり紆余曲折があり完成が遅れました。
結局、芸大時代の同級生で現在は勤務先の洗足学園音楽大学
でも同僚の渡部亨氏の1996年のリサイタルで、
漸く初演が実現しました。
更にその直後には、同じ演奏家によって、
NHK-FMの放送録音&オンエアも行われました。

フルートの歌口楽器としての特徴を勘案した音構成による、
後に書きためられて行くこのシリーズの中ではやや異色の
傾向を持つ作品になりました。

最近あまり演奏されていません。
何方か興味のある方がおられましたら、
メッセージでご連絡ください。

この曲を書いていた頃の私は、
尺八の魅力に取り憑かれていた時期で、
むしろ尺八から先に入って西洋楽器のフルートを見つめた
というような経緯になりました。

邦楽器も洋楽器も自在に扱える日本人は、
とても恵まれていると思います。


さて今日の写真は、2010年のショットです。
フルートを含んだアンサンブル作品の、
ポルトガルはリスボンでの初演の練習風景です。
演奏は、Petter Sundkvist 指揮による
Sond'Ar-te Electric Ensemble です。
昨年秋口の想い出です。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-Sond'Ar-te練習風景
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