こんにちは、ココアこと田中貴子です。
昨日は療育の仕事を終えた後、一緒に勤務しているスタッフさん達で夏の慰労会をしました。
私は60代前半、他のお2人は20代半ばと、世代も息子より更に若い、でもしっかりしている皆さんで尊敬しています。
話題は何故か海外旅行に行った国、行きたい国、どんな体験だったのかが前半のメインに。
どこでも行けるぞ~の年頃の皆さんに対して、私は飛行機嫌いと食べ物の嗜好もあって30・40代は日本を堪能すればいいやになって、50代で久しぶりにハワイ(ブログの旅日記は5記事!)だったので、ギャップあるある。
あのときも確かにしまった!感があったのに、もう8年も経っているなんて。
家族のことも色々考えなくてはいけないけれど、行きたい・やりたいと思ったら、急がなくちゃ!の年頃真っ只中なんだ。
彼らの旅体験、こだわりたい視点などを聞きながら、世代を超えたトークは貴重だなと思いました。
ふわふわと自由に軽やかに、皆が幸せに直観が呼ぶところへと進めたらいいな~。
今回10日に行われたフリートーク「どこまでが自分なのか?」でも、自分の立ち振る舞いで迷うとき、周りを気にしてしまう時って?と子育ての場面を中心に、自他の境界線についての話をしました。
**ココだけのハナシの歴史**
第33回:いろんな感情があることに、ただ気づく
(ブログ内に第1回から32回までのレポのリンクも貼っています)
第34回:(これでやめました)自分がダメになってしまうが突破口になる
第35回:こんな時こそ、共感サークル!
第36回:(ここから変化した私)「よく頑張ったよね!」で勇気の伝説になる
第37回:(ダイアード瞑想)会を終えた後にも、じわじわ変化をもたらしてくれる
第38回:(夢でもいいから会ってみたい人)憧れの人は未来の私を教えてくれる
第40回:自分の本音を見つめた先に、誰かを思いやる視野が広がる
第42回:(ジャッカルpart3)自問自答の独り言なのに、真意が伝わるんだ
第43回:(飽きっぽいと続ける)自分がしたいと思って決めると強い!
第46回:自分を奮い立たせなくていい、ただゆるゆる受け取り合う時間
第48回:もやもや、グルグルの先に、握りしめていた想いが優しく溶け出す
第49回:(わくわくを見つける)わくわくは掘り進めたくなる歓びの源なんだ!
第52回:(いやだ!のパワー)いやだ!とは察する良い子をやめて正直になりたい宣言
第54回:(今だからやりたいこと)制限を外すと、夢がワクワク刺激に満ちてくる
第55回:(ダイアード瞑想)2人で自由無限に紡ぎあげていく心模様のタペストリー
第56回:(好きと嫌い)好きは自分の大事な心の原点に繋がれる
第57回:大それたことでなく、ゆるーく挑戦もいずれ望むとこへ行ける
第59回:(ごきげんのかじ取り)こんなはずじゃない自分こそ、受け取ってみよう
第62回:役に立つとは、愛をもって、生きる喜びに種をまくこと
第63回:おせっかいでもいい!思いやりは気持ちが先に動くもの
この日の参加メンバーは、小さいお子さんを育て中のママさんが2人、そして子育て卒業して孫のいる世代で2人というバランスで、共通項でもある『子育て』の過去と今で進みました。(画面上の傍らにお子さんも一緒にいらっしゃいますが、オンラインだから無理ない範囲で参加されてます)
昭和ならではの親からの「いい子であれ」の圧が強かった子ども時代を経て、自分の子育てはどうだったか?
注意されてもダメな理由があいまいだったり、どうせ分かってくれないと従うだけの子ども時代の記憶。
自分と母とのやり取りをみて、怒られないようにといい子にして褒められていた妹の奥底にある本音。
子育ては必死だったけれど、責任感が強すぎて頑張りすぎて、子どもと自分の区別がつきにくくなることがあった切なさ。
そして今の目の前で繰り広げられる、お子さんとの日常でどうするか、判断に迷ってしまう戸惑い。
社会性を考慮して場を意識しつつも、家ではのびのび自主性を大事にしたいと実践されてる様子。
正解はないけれど、子どもの性格や親である私たち自身のポリシーが、何かしらの形を作っているんだ。
世代を超えて自由に語ってみると・・・
今はいいなぁもあるし、今だから大変もまたある。
だけど、大らかな視点で大丈夫よと言ってくれる存在って、ホッとします。
療育の現場でもそうだけれど、不安の心が少しでもあれば、言葉になくても語気ににじんでしまう。
そうか○○な気持ちでついやっちゃんだね、待ってるよという愛で包んであげたいと、私も日々精進です。
今回もいっぱいの熱い想いを感想に載せてくださり、すっごく嬉しいです。
<参加された皆さんからの感想>
・今日はありがとうございました!
初めての参加でしたが、とても良かったです。
今、子育てサークルにも参加していますが、この会の方が気持ちが穏やかになるし、一番関心のある話題で有意義でした。
皆さんの話は、今本当に悩んで、常に頭にあって。
私の経験と世間の考え方が果たして我が子に当てはまるかな?もしや傷つけてないかな?と気にしていることでした。
田中さんのお子さん、お孫さんへの関わり方もとても興味深かったです。
今回のお話を聞いて、これからの育児にどれだけ変化をつけられるか自信はないものの、気の持ちようが変わりました。
こういうことって、子育てサークルでは話せないです。
今後もまた参加したいです。
よろしくお願いいたします。( N ・ O さん)
・今日もありがとうございました。
詩もありがとうございます。
何度も読み返しています。
若い人の子育て中の話しが聞けて楽しい時間でした。
娘の考え方に近い話しでつい深掘りして聞きたくなりました。( S ・ O さん )
・自分がいて、家族がいて、その周りにまた人がいて。と、グラデーションのように人と交わりながら生きてるな。と思いました
自分はここまで!のラインは難しくて、交わってる部分が濃いければ濃いほど、相手も自分のように思えたり、影響をし合ってるからこそ、相手の判断を尊重することで、自分の願いも叶える結果になったり。と、自分!自分!自分!と主張しなくても、心地よさに向かっていけばいいのかなー。なんて考えてました。
子どもがいい子に育ってるかどうかは母親がうまく子育てできてるか?の価値観は、わたしにもまだあるな。とも思いました。
子どもの評価イコールわたしの評価ではないのに、気にしちゃったりして。
それだけ頑張って力を注いでるからこそ、認めてもらいたい気持ちもあるのかな?
Nさんがお子さんが食べてる時に座ってないと話されてたときに、Sちゃんが食事を楽しむのがまず1番のお答えに、あーこうやって答えてくれる人が身近にいると、安心するなと思いました。
お行儀は後からついてくるし、年齢によっても違うから、まずは楽しく食べられることがいいよな。って
といいつつ、ココアさんのご家族の話にも、うんうんうん!となりまして。
やっぱり、きちんと伝えないといけないとこは子どもにも言わなくちゃいけないし、甘やかすばかりもよくないよなー。可愛いだけじゃ違うよなー。とか、考えが悶々としてます。笑
躾?のラインも、価値観で難しいですよね。それこそ、自分の大事にしてるものが如実に出てくるというか…
わたしが一言怒ると、上の子はやっちゃいけないことしたんだ。と反省するのか、黙りこんで拗ねて、少しめんどくさくなります。笑
その対応もめんどくさいんですが、でも伝えないとわかんないし、中途半端に優しく「だめよ〜」と言ってもわかりにくいし。それを外でやると、怖い母ちゃんだよなー。と、人目を気にするとできないし。笑
どこに向けて、いい人でいたいか。ですね。 ( A ・ K さん )
NVCの予備知識がなくても構いません。
自分のことをもっと知りたい、人ともっと絆を深めていきたい、そんな方ならどなたでも、きっと楽しめると思います。
今後の日程など、詳細は以下をご覧になってくださいね。
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次回以降の開催予定:
7月25日(木)20時半から22時半 共感サークル
8月7日(水) 10時から12時 フリートーク「いい人をやめる」
8月22日(木)20時半から22時半 共感サークル
zoom利用なので、自宅にいたまま、寛いだ空間でご参加ください
各回とも4名枠で区切ります
会費:単発参加:1500円、3回分チケット:3000円
(当日体調不良などの都合でキャンセル発生した場合も繰り越しOK、有効期間は定めません)
初回・未体験の方に限り、無料でご招待します。
☆参加するにあたってのお願い☆
安心・安全の場を作りたいので、私と何かしらの場で知り合っている人を優先とさせていただきます(誰かの友人・知人で参加してみたい、あるいはブログの読者で知っただけでも歓迎です、必ずその旨をお知らせください)。
zoomでは顔出し、お名前(ニックネームでも可)を明示することのご協力をお願いします。
下記のフォームよりお申込みください。↓↓
7月・8月ココだけのハナシ参加希望はこちらから(オンライン) (formzu.net)
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今回、取り上げた絵本はこちらです。
「ひとつのねがい」浜田廣介 作、しまだしほ 絵(理論社)
年をとった一本の街灯は、ただ一つだけ「星のように明るい」存在になれたらとずっと願っていました。
街灯はランプなので光はぼんやりとし、行き交う人も少ない場所に立っていたので、気づかれることもあまりなかったようなのですが、それでも・・・と憧れていたのです。
浜田さんは、温かさと優しさを感じる「泣いた赤鬼」「椋鳥の夢」などを書いた童話作家。
歳を重ねてきた今だからでしょうか・・・
人が何かしら生きてきた証を遺したい、これでいいんだと納得したい。
そんな気持ちがじわじわとにじんで、忘れられなくなった作品です。
雨降る旅先で出会った、花の命を慈しむように飾られたた百合の鉢。
これもまた、香りと共に静かな余韻をいただいたのを覚えてます。
読んでくださって、ありがとう。