こんばんは、ココアこと田中貴子です。

 

 

8月最終週になっても暑いですね、お元気ですか?

 

 

美術の教科書にも載っていた、有名なロダンの「考える人」。

 

うつむき加減に、何を一体深刻に思ってるのかと、一度見たら忘れられない作品ですよね。

 

 

写真は東京・上野にある国立西洋美術館の前庭です。(昨年11月末撮影)

 

 

先日、この美術館の2020年10月から2022年6月までに渡る改修工事を追いかけた貴重なドキュメンタリー映画を観ました。

 

 

「わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏」

 

リニューアル期間はまさにコロナ禍。

 

 

改修の主目的は、建物全体が世界遺産に登録されたことに伴い、ル・コルビュジェが設計した当時の状態に近づけるべく、前庭を戻したいということ。

 

 

加えて老朽化した建物の防水工事が必要だったり、工事の都合で所蔵庫の一部で停電が発生してしまうので、保存維持のため、別の場所に移動しなければならない等、様々に作業があったのです。

 

 

大切な作品たちを傷つけないように細心の注意をはらって外したり、保存状態を徹底して検証したり、資材を作って完璧に梱包したり、新たに作品を並べるまでのプロセスといったプロの仕事を垣間見られたのも興味深かったですが・・・

 

 

美術館を支える人たちの熱い想いが語られる中で、実は国からの文化事業への予算が14年前の半分程度になっていたり、諸外国と比べて人員自体も圧倒的に足りていないと、ないない尽くしでやってきた事実にも驚かされました。

 

 

また美術館の企画展は、新聞社やテレビ会社などのマスコミ主導でなされてきた日本独自の事情も相まって、収益が見込めるものを求められ、どうしてもビックネームの展示が並びがちというのにも納得でした。


確かにゴッホやピカソ、モネならば・・・間違いなしの定番でしょうが、それでは美術館ならではの個性が出せなくなってしまう。

 

 

美術館めぐりが好きなので、これからもっと積極的に応援も兼ねて、行かなくちゃと思いました。

 

 

人の心模様も、知っているつもりのことばかりにあらず。

 

 

今回は「一喜一憂」をテーマに行った様子をお送りします~

 

 

**ココだけのハナシの歴史**

 

第33回:いろんな感情があることに、ただ気づく
(ブログ内に第1回から32回までのレポのリンクも貼っています)

 

第34回:(これでやめました)自分がダメになってしまうが突破口になる

 

第35回:こんな時こそ、共感サークル!

第36回:(ここから変化した私)「よく頑張ったよね!」で勇気の伝説になる
 

第37回:(ダイアード瞑想)会を終えた後にも、じわじわ変化をもたらしてくれる

第38回:(夢でもいいから会ってみたい人)憧れの人は未来の私を教えてくれる

 

第39回:ポロリと出る想いを笑いながら受け取る

 

第40回:自分の本音を見つめた先に、誰かを思いやる視野が広がる

 

第41回:子育ての悩みは愛あればこそ、自分事で切ない

 

第42回:(ジャッカルpart3)自問自答の独り言なのに、真意が伝わるんだ

 

第43回:(飽きっぽいと続ける)自分がしたいと思って決めると強い!

 

第44回:共感は分かろうとする大きい愛なんだ

 

 

私たちは同じような毎日を生きているようで、その日ならではの「一喜一憂」を感じています。

 

 

今朝も起きたときから、顔中汗かいて、もう嫌になっちゃう!とタオルで拭いてるうちに「それも生きてる証」と思えてきたら、あら不思議、汗もすぅーとひいていきました。

 

 

汗を不快なものとするのでなく、体の仕組みだし、ちゃんと整えてくれてるんだと優しく受け取れた自分にもほっこり。


月1回ほど利用する喫茶店で、”開店31周年”のチラシに目が入って、おめでとうございます!と言葉に出来たのも嬉しい。

 

 

帰りにお買い得な地場野菜をみつけ、夕食に炒めたら、とびきり美味しくて、体が元気になっていく感じがしたのも満足。

 

 

ガッカリしたこともあるにはあったけれど、又の機会にってことねと、やり過ごせていたり、また笑っていたり。

 

 

感情の波を乗りこなせる日ばかりではないけれど、歳を重ねて嬉しいのは、極端に上も下も大波にしなくなったこと。

 

 

過去の出来事を愛おしく懐かしく思えたり、あれがあるから今の自分なんだと思えています。

 

 

ことに、あのときの一喜一憂を覚えていて、自然と言葉と想いがあふれている出来事は大切な人生の転機。

 

 

この日は贅沢なマンツーマンになったので、各自10分設定で「今、話したいこと」を思いのままに話すことをやりました。

 

 

これまでの自分をハイライトで駆け足で振り返るもよし。

 

 

モヤモヤをそのままつぶやくもよし。

 

 

全部、結果オーライも豊かな時間でした。

 

 

<参加された方の感想>

 

・このところ、コミュニケーションが苦手かも、自己表現が苦手かもと自分に問いかけたりで、改まって今をじっくり語ることに躊躇いがありました。

でも、わかりやすいようにまとまってなくてもいい。

独り言のようにでいいのでと言ってもらって、気が楽になりました。

オーバーでなく、救われるような気持ちでした。

対話では、相手に伝わるように分かりやすくと思うと、つい苦手意識が出てしまうので。

時間を考えずに話をした時、不思議と出るままに話が出来ました。(Tomokoさん)

 

 

NVCの予備知識がなくても構いません。

 

 

自分のことをもっと知りたい、人ともっと絆を深めていきたい、そんな方ならどなたでも、きっと楽しめると思います。

 

 

今後の日程など、詳細は以下をご覧になってくださいね。

 

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次回以降の開催予定:

2023年9月14日(木)20時半から22時半 共感サークル

 

9月25日(月)10時から12時

フリートーク「のびのび」

*あなたにとって、のびのびから続く言葉は何が連想されますか? ”育つ” ”自由に生きる” など、何でもOKです。

語り合いましょう。

 

10月5日(木)20時半から22時半 共感サークル 

10月23日(月)10時から12時 「わくわくを見つける」

 

zoom利用なので、自宅にいたまま、寛いだ空間でご参加ください

 

各回とも4名枠で区切ります

 

会費:単発参加:1500円、3回分チケット:3000円

(当日体調不良などの都合でキャンセル発生した場合も繰り越しOK、有効期間は定めません)

初回・未体験の方に限り、無料でご招待します。

 

☆参加するにあたってのお願い☆

 

安心・安全の場を作りたいので、私と何かしらの場で知り合っている人を優先とさせていただきます(誰かの友人・知人で参加してみたい、あるいはブログの読者で知っただけでも歓迎です、必ずその旨をお知らせください)。

 

zoomでは顔出し、お名前(ニックネームでも可)を明示することのご協力をお願いします。

 

下記のフォームよりお申込みください。↓↓

9月10月ココだけのハナシ参加希望はこちらから(オンライン) (formzu.net)

 

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今回取り上げた絵本は、こちらです。

 

 

「世界で最後の花~絵のついた寓話」ジェームズ・サーバー著 村上春樹 訳 (ポプラ社)

 

色が付いているのは、カバーとなる表紙・裏表紙だけ。

 

 

中はラフで、ユーモラスなイラストで綴られているのに・・・読み進めていくうちに心に暗いブレーキがかかっていきます。

 

 

過去の歴史を学ばないまま繰り返してしまう、人の傲慢さや集団暴走化してしまう怖さなどが描かれていて・・・

 

 

あなたはこれからどんな未来をつくりたいの?

 

 

何を大事にしていきたいの?

 

 

私たち人類全体に向けて、問われているような気持ちになりました。

 

 

読んでくださって、ありがとう。