こんにちは、ココアこと田中貴子です。
もうすぐのお盆休みで人の移動も多い時期なのに、まさかのゆっくり台風で日本各地で天候の行方が心配ですね。
現在台風6号の影響で大雨・暴風に見舞われている九州、そして今後接近するであろう台風7号による本州の被害が何とか大きくならずにと願わずにはいられません。
さて、話題のディズニー＆ピクサー映画「マイ・エレメント」を観に行きました。
火・水・土・風のエレメント（元素）たちが暮らすエレメントシティが舞台の不思議な仮想ストーリー。
火の女の子・エンバーは、火の街から外に出ず、家族のため、父が大切に守ってきたお店を継ぐのがいいことなんだと信じて疑わずに生きてきた。
そんなある日、ひょんなきっかけで、素直で自由な心をもつ水の青年・ウエイドと出会うことで、世界が広がっていきます。
アニメでカラフルに擬人化されているので、誰にでも受け取りやすく描かれているのですが・・・（注意：少しだけネタバレです↓）
後半になるにつれ、大人もドキッとするほど深い示唆に富んでいます。
火の両親はこのままではダメだと一念発起して、エレメントシティに移住した背景がある。
住むところ、商売をするところを探し求めたけれど断られた経緯もあって、火の仲間の中で完結している。
けれど、目を転じて触れてみれば、世界はもっともっと広く、可能性に満ちている。
火と水は相容れない特徴をもつけれど、本当にそうだろうか？
お互いを分かり合いたいと思ったとき、本気が試される。
諦めるか？自分の真の気持ちに従うか？―
人種のこと、マイノリティのこと、自分とは違うで終わらせていいのか？など、色んなメッセージが込められているのが素敵です。
怒りの感情に対するコントロールが難しいとき、深呼吸をしようとするエンバーの姿もイマドキでした。
同じ属性であっても、家族であっても、仲のよい友達とも、分かり合えないこともある。
距離が近いと、分かってくれるはずと期待してしまいがちだけど、それぞれ違うかけがえのない存在なんだ。
相手がどんな人であっても、心を尽くす、自分に正直でいることで何か変わる。
そんなことを信じたくなる映画です。
人の想いを理解し寄り添い、共に生きるのは、そう簡単じゃないけれど・・・
やはり対話なんだ、共感し合おうとする気持ちが大事と思いました。
そんな熱きバトンを持ちつつ、先日8月7日の共感サークルの様子をお送りしますね。
＊＊ココだけのハナシの歴史＊＊
第33回：いろんな感情があることに、ただ気づく
（ブログ内に第1回から32回までのレポのリンクも貼っています）
第34回：（これでやめました）自分がダメになってしまうが突破口になる
第35回：こんな時こそ、共感サークル！
第36回：（ここから変化した私）「よく頑張ったよね！」で勇気の伝説になる
第37回：（ダイアード瞑想）会を終えた後にも、じわじわ変化をもたらしてくれる
第38回：（夢でもいいから会ってみたい人）憧れの人は未来の私を教えてくれる
第40回：自分の本音を見つめた先に、誰かを思いやる視野が広がる
第42回：（ジャッカルpart３）自問自答の独り言なのに、真意が伝わるんだ
第43回：（飽きっぽいと続ける）自分がしたいと思って決めると強い！
上記の歩みのように、2021年8月に開始した【ココだけのハナシ】も2年が経ちます。
全てがライブなので、どんな話題が飛び交うかは分からないし、展開も空気も皆で作っていく。
そこに面白さが詰まっているし、皆さんの想いを聞きながら、「そういう考えもあるのね」と学びや刺激も頂く嬉しい場です。
でも、日常で大抵のことは驚かないつもりでいても、ときどき、些細でも想像を超える出来事があります。
え～！何でそこで話が急に飛躍しちゃうの？さっきの話をもっと続けたかった・・・
飲食店で慣れないネットからの注文をしたら、実は最後の送信ボタンが押されていなくて、料理が来ないままだった・・・
そんなとき、人は簡単にザワザワしてしまう。
共感サークルでも、多分こうなるの既定路線ばかりではないから意味があります。
その話は私には分かんないなぁ・・も、感情が上手くつかめないなぁ・・も、皆が黙ってるのはどうしてかなぁ・・も。
上手くやるのがいいのでなく、戸惑いさえも、人を理解するためのファーストステップ。
分からなくても、分かろうとしている。
その真摯な気持ち～大きな愛を寄せれば、もう十分なのかもしれないですね。
＜参加された皆さんからの感想＞
・ココアさん、今日もありがとうございました。
人と人の関わりは、些細な出来事だろうと（いや、些細だからこそ！？）自分の心が反応すること、ありますね。
ちょっと昔のことをぶり返して話しましたが、消化したつもりでも、消化されきっていない想いの発見でもありました。
それでも、自分のニーズを確認して、包まれると、気持ちに余裕が生まれるというか、腹立たしさがゼロになるわけではないですが、違った見方が生まれることで、ほっとした気持ちも生まれたように思います。
呼吸を活用して、自分をリラックスさせてあげながら、過ごしていきたいと思います。（ Ａ ・ Ｋ さん ）
・貴子さん、昨日はありがとうございました。
昨日はみんなの話をじっくり聴いてみようと意図しながら参加しました。
でも、前もって話しておいた方がよかったかもですね。
話し手が話し終えた時にこんな感情かなと投げかけると、話し手は考えて少し違うかな？との返答。
うっかり間違いだったと受け取ってしまいました。
ジャッジしないで良いのだと思いながらも、間違えたことに残念に思う自分に出会いました。
共感することの奥深さを感じました。
感情を表現する言葉がもっと豊富に持てるように学んで行きたいと思いました。
最後の絵本
「おこりたくなったらやってみて！」
自分のご機嫌が良くなる方法がすごい⤴️⤴️
やってみようかなと聞きながら思いました。
楽しい時間と気付きをありがとうございました。 （ S ・ O さん ）
ＮＶＣの予備知識がなくても構いません。
自分のことをもっと知りたい、人ともっと絆を深めていきたい、そんな方ならどなたでも、きっと楽しめると思います。
今後の日程など、詳細は以下をご覧になってくださいね。
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開催日時：
2023年8月24日（木）20時半から22時半
フリートーク「一喜一憂」
＊私たちの毎日は同じようで、何かしら心を揺らしてます。
そんなあれこれの思い出し話をしましょう。
9月14日（木）20時半から22時半 共感サークル
9月25日（月）10時から12時
フリートーク「のびのび」
＊あなたにとって、のびのびから続く言葉は何が連想されますか？ ”育つ” ”自由に生きる” など、何でもOKです。
語り合いましょう。
zoom利用なので、自宅にいたまま、寛いだ空間でご参加ください
各回とも４名枠で区切ります
会費：単発参加：１５００円、３回分チケット：３０００円
（当日体調不良などの都合でキャンセル発生した場合も繰り越しOK、有効期間は定めません）
初回・未体験の方に限り、無料でご招待します。
☆参加するにあたってのお願い☆
安心・安全の場を作りたいので、私と何かしらの場で知り合っている人を優先とさせていただきます（誰かの友人・知人で参加してみたい、あるいはブログの読者で知っただけでも歓迎です、必ずその旨をお知らせください）。
zoomでは顔出し、お名前（ニックネームでも可）を明示することのご協力をお願いします。
下記のフォームよりお申込みください。↓↓
８月9月ココだけのハナシ参加希望はこちらから（オンライン） (formzu.net)
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「おこりたくなったら、やってみて！」オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ 文・絵 （主婦の友社）
ガストンのきぶんをととのえる えほんシリーズの1冊めです。
ユニコーンのガストンを通して、私たちは絶えず気分が変わりやすく、ご機嫌ばかりではない。
でも、呼吸を利用することで、自分の気持ちを整えることが出来ることを分かり易く伝えてくれる本です。
むしゃくしゃした荒ぶる感情は厄介に思いがちですが、ギュッと固めて吐き出すことを繰り返せば、穏やかに戻れる。
学童や療育の職場でも実際に試したことがありますが、やってみたら簡単だったという体験は大きいです。
読んでくださって、ありがとう。