こんばんは、ココアこと田中貴子です。

 

 

先日、コロナ禍で悩み成長していく、中高生の青春群像を描いた小説を読みました。

 

 

「この夏の星を見る」辻村深月 著(角川書店)

誰しもがコロナ感染を怖れ、どう対処したらいいか分からず、今までの当たり前の生活を自粛で制限された2021年。

 

 

世の中が不安に彩られたまま、マスク着用や手指の消毒の徹底、密になって行動してはいけないと、どんどん内向きにならざるを得なかった、まだ記憶に新しい時代。

 

 

一番の煽りを食ったのは、休校になり在宅で学ぶ、運動会・文化祭・合唱コンクール・部活動、修学旅行と楽しみのイベントがことごとく中止になってしまった学生さん達なのではないでしょうか。

 

 

私も当時何か出来ないかしら?と家のことがひと段落したとき、学童に勤め始めたので、集団活動ならではの不自由さをリアルに感じました。

 

 

そんな世代のもやもや・ざわざわした気持ちを茨城・東京・五島列島に住む中高生が天体観測をキーワードにオンラインで繋がります。

 

 

コロナのせいで、出来なかった、我慢した、嫌な思いをした・・・も数えれば沢山あったけれど。

 

 

コロナがあったから、会いたい人に会える喜びも格別だったし、人を思いやる気持ちが深まったり。

 

 

この小説でも、悪いことばかりじゃなかったよねというくだりには、大いに共感!

 

 

色々な心模様は、もしかしたら自分に近い人もいるかもしれません。

 

 

勇気と元気もらえます~。

 

 

どんな環境にいたって、人は何かしらの縁で懸命に動いているうちに、自分の可能性や興味を引き出されたりする。


オンラインの利用が活発になって、場所と時間を超えて、心を通わすことも出来るようになれるんだ。

 

 

私にとっても、【ココだけのハナシ】がまさにそう。

 

 

コロナ自粛でリアル読書会の代わりに何か出来ないか?で始めて、もうすぐ50回になります。

 

 

嬉しい種まきで、心の輪が温かく強く繋がれていること、嬉しくてなりません。

 

 

昨日もコロナがきっかけのまま、しばらく会えずにいたRさん、Tさんと再会しました。

 

 

爽やかなお天気もあって、初めて訪れた水元公園、メタセコイヤ並木は北欧みたいだよの噂どおりで、感激♪

 

何でもない一日が幸せすぎて、感謝でいっぱいです。

 

 

さて、先週5日の共感サークルの様子をお届けしますね。

 

 

**ココだけのハナシの歴史**

 

第33回:いろんな感情があることに、ただ気づく
(ブログ内に第1回から32回までのレポのリンクも貼っています)

 

第34回:(これでやめました)自分がダメになってしまうが突破口になる

 

第35回:こんな時こそ、共感サークル!

第36回:(ここから変化した私)「よく頑張ったよね!」で勇気の伝説になる
 

第37回:(ダイアード瞑想)会を終えた後にも、じわじわ変化をもたらしてくれる

第38回:(夢でもいいから会ってみたい人)憧れの人は未来の私を教えてくれる

 

第39回:ポロリと出る想いを笑いながら受け取る

 

第40回:自分の本音を見つめた先に、誰かを思いやる視野が広がる

 

第41回:子育ての悩みは愛あればこそ、自分事で切ない

 

第42回:(ジャッカルpart3)自問自答の独り言なのに、真意が伝わるんだ

 

第43回:(飽きっぽいと続ける)自分がしたいと思って決めると強い!

 

第44回:共感は分かろうとする大きい愛なんだ
 

第45回:(一喜一憂)自由につぶやく中にキラリ光る熱き想い

 

第46回:自分を奮い立たせなくていい、ただゆるゆる受け取り合う時間

 

第47回:自分らしさはずっと背中押ししてくれる

 
 
「もやもや」って、何でしょうね。

 
言葉にならない、もどかしい、だけど落ち着かない。
 
 
うっかり毒づいた言葉も出てしまうような、ヤバさもはらんでいるかもしれなくて、あんまり向き合いたくない気持ち。
 
 
でも、やっぱり頭の中がとっちらかっていて、何をやっても楽しくないし、食べても美味しくない。(私の場合の言語化です)
 
 
以前はこのぐるぐる葛藤ワールドにはまり込んでしまいがちでした。
 
 
でも今は、嫌なときは我慢しすぎない。
 
 
感情の実況中継よろしく「あぁ今、怒ってるんだ(悲しいんだ他)」と認めちゃう。
 
 
「△△××~!」と声を潜めつつ、ぼやいて水洗トイレで一緒に流す。
 
 
両腕をぐーんと伸ばして、ストンと落とすといったストレッチなどをして体を弛緩させる。
 
 
嫌なもやもやが特定化できるときは、目の前でイメージを固めて小さくして、大きく吐く息と共に空に吹き飛ばす。
 
 
1人大熱唱する。馬鹿笑いできるモノを観る・・・
 
 
思いのまま書きなぐるもありです。
 
 
でも、もしただ聞いてくれる存在があれば、話しながら心の交通整理がしやすくなり、自分で大事にしていること(NVCでいうニーズ)が出やすくなります。
 
 
共感サークルもその一環です。
 
 
皆でやっていくと不思議と重たくなりすぎず、癒しのような、ゆったりと笑顔に昇華していくからいいですよね。
(お悩み解決にならなくても、自分にゆとりのスペースが生まれること多々あります)
 
 
<参加された皆さんからの感想>
 
・もやもやしていることを話して、いろいろな感情の言葉をかけていただき、それもあるある、と気付き、その言われた感情に浸ったり、探って行く内にクールダウンしている自分がいました。

ニーズの言葉に納得(大切にしているからこんな反応がおきたのだと)ができました。
自分が大切にしていることに気付き、年齢に関係無くありのままの自分で話せる素敵な場所に感謝です。( S ・ O さん)
 
 
・実は当日まで参加を迷ってました。
 
気持ちが下がっていて、もやもやを吐き出したい気持ちとそれと反する気持ちでゆらゆら。

思考が動きだすと普段の癖が出て、ぐるぐる。

いざ参加したら、くつろぐ瞬間があり、場の力、みなさんの温かさを感じて、ホッとしてます。

寝ている時に、いかに普段いい悪いで判断する思考があるかを今朝ばっちり発見。

寝れないはず。

共感と観察(俯瞰)が大事だよって、ココだけのハナシでも感じたことを改めて伝えに来たのかもですね。( Tomokoさん  )
 
 
・久々の「共感サークル」の参加。
 
最近立て続けに私ツイてる!!と思うことがあったものの、その嬉しさの一方でモヤモヤした煮え切らない感情も同時にあり、皆さんにどうシェアしようと発言に踏み切れず、今回は聴く側になりました。

最初の話では、私にも似たような出来事があり、身に覚えのある感情を抱いていたので、こちらまで一緒に感情を吐き出したくなる衝動を相槌に替え、そこにあるニーズを探る際に無意識に自分のニーズはどうかなと、それをヒントに感じようとする私がいるのに気付きました。

次のケースでは、最近の日々の中での気持ちを何となく語られた様子だったのに、皆から感情やニーズの言葉をもらっているうちに、徐々に表情が変わられ、最後はご自身で気付かれた新たなニーズをシェアされた様子が印象的でした。

私が参加するときは気心知れたメンバーが多いですが、毎回新しい発見がありますね。
 
今回もありがとうございました。( M ・ S さん )
 
 

NVCの予備知識がなくても構いません。

 

 

自分のことをもっと知りたい、人ともっと絆を深めていきたい、そんな方ならどなたでも、きっと楽しめると思います。

 

 

今後の日程など、詳細は以下をご覧になってくださいね。

 

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次回以降の開催予定:

2023年10月23日(月)10時から12時「わくわくを見つける」(残席1名)

11月2日(木)20時半から22時半 共感サークル

11月20日(月)10時から12時 

「これでいいのだ」

 

zoom利用なので、自宅にいたまま、寛いだ空間でご参加ください

 

各回とも4名枠で区切ります

 

会費:単発参加:1500円、3回分チケット:3000円

(当日体調不良などの都合でキャンセル発生した場合も繰り越しOK、有効期間は定めません)

初回・未体験の方に限り、無料でご招待します。

 

☆参加するにあたってのお願い☆

 

安心・安全の場を作りたいので、私と何かしらの場で知り合っている人を優先とさせていただきます(誰かの友人・知人で参加してみたい、あるいはブログの読者で知っただけでも歓迎です、必ずその旨をお知らせください)。

 

zoomでは顔出し、お名前(ニックネームでも可)を明示することのご協力をお願いします。

 

下記のフォームよりお申込みください。↓↓

10月11月ココだけのハナシ参加希望はこちらから(オンライン) (formzu.net)

 

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今回、ご紹介した絵本はこちらです。

 

 

「ぼくのともだち、おつきさま」アンドレ・ダーハン作 (架空社)

 

 

この本は文は無く、絵から感じるストーリーを読み手に委ねています。

 

 

私の想像コメントで味わってもらったけれど、参加した皆さんと一緒に物語を完成しても面白かったかも~。

 

 

優しい色合いのファンタジーも秋にはいいですね。

 

 

読んでくださって、ありがとう。