こんばんは、ココアこと田中貴子です。
暑さ寒さも彼岸までというものの、今月は少し足踏み。
今日はようやく春の予感のする暖かさですね。
少し前になりますが先日、家族事情があって、夫婦で伊勢に行きました。
パワーを感じる、(伊勢神宮)内宮別宮の風日祈宮から橋へと続く大好きなところを昼下がりに参拝。
雨を懸念して前倒ししたけれど、早朝6時ギリギリ降らずで、ほぼ人のいない静寂の中を歩きました。
時間帯や天気の条件もありますが、同じスポットでの印象が写真でもだいぶ違いますよね。
アカデミー賞脚本賞を取ったことで話題になっている映画「落下の解剖学」もしかり。
同じ人であっても、相手の態度に影響されて、つい滑らせてしまう言葉があったり。
受け取る側の解釈によって変わりそうな展開の中、真相は謎のまま、分からず仕舞い・・・のモヤモヤを味わいました。
好きなタイプの映画ではないのだけれど、疑念の終着点がないまま、観る人に委ねられているのは興味深かったです。
(2時間半近くの緊迫する映画なので、心に余裕があるときにをオススメします。
時を同じくして最近見つけたこの本も鋭い!
「句点。に気をつけろ」尹雄大(ゆん うんで)光文社
まだ途中ながら付箋紙つけまくりなのですが、行きつ戻りつ、気持ちにしっくりする言葉を探しながら、つぶさに観察しているような冷静さと明確さに惹かれました。
人と上手くやれるのが良いとするあまり、簡潔にとか、論理立てて分かりやすくとか、相手の気持ちを尊重しすぎると、本当は違うのにと・・・わだかまりがゆっくり沈殿していくのではないか。
それを言語化してくれたことで、あぁ分かる!そうそうと頷いてしまう箇所がありました。
ほんの一部ですが、ご紹介しますね。
さて、今回は先日13日に行ったココだけレポをお送りします。
この日は体調不良で欠席の事情もあり、参加者さんは赤ちゃんと共に学ぶAさんとのマンツーマンだったので、急遽プログラムを変えて、任意に受け取ったニーズ「挑戦」からの自由なイメージを膨らませていきました。
**ココだけのハナシの歴史**
第33回:いろんな感情があることに、ただ気づく
(ブログ内に第1回から32回までのレポのリンクも貼っています)
第34回:(これでやめました)自分がダメになってしまうが突破口になる
第35回:こんな時こそ、共感サークル!
第36回:(ここから変化した私)「よく頑張ったよね!」で勇気の伝説になる
第37回:(ダイアード瞑想)会を終えた後にも、じわじわ変化をもたらしてくれる
第38回:(夢でもいいから会ってみたい人)憧れの人は未来の私を教えてくれる
第40回:自分の本音を見つめた先に、誰かを思いやる視野が広がる
第42回:(ジャッカルpart3)自問自答の独り言なのに、真意が伝わるんだ
第43回:(飽きっぽいと続ける)自分がしたいと思って決めると強い!
第46回:自分を奮い立たせなくていい、ただゆるゆる受け取り合う時間
第48回:もやもや、グルグルの先に、握りしめていた想いが優しく溶け出す
第49回:(わくわくを見つける)わくわくは掘り進めたくなる歓びの源なんだ!
第52回:(いやだ!のパワー)いやだ!とは察する良い子をやめて正直になりたい宣言
第54回:(今だからやりたいこと)制限を外すと、夢がワクワク刺激に満ちてくる
第55回:(ダイアード瞑想)2人で自由無限に紡ぎあげていく心模様のタペストリー
第56回:(好きと嫌い)好きは自分の大事な心の原点に繋がれる
皆さんは「挑戦」から、どんなイメージが湧いてきますか?
私はやったことのないことをする、自分を磨くから、「壁を突破する」「飛び込む」といった強い印象がありました。
学生時代は選べずやりたくないこともやるしかないだったけれど。
結婚後の私は、やりたい・今の自分に必要だから、決めたらエイヤっと扉をノック!
あれこれ頑張る状態も実は好きだったりします(もうバレてる・笑)
何もしてない、現状変わってないと思ってるのが落ち着かない、好奇心が命なんだものと認めてます。
今回のやり取りは、Aちゃんにインタビュー形式で語ってもらいながら、何のニーズが躍動していそうか、繰り返される言葉や大切にしている気持ちを拾い上げていくように進めていきました。
その目標となる道のりは成果を焦って求めない、じわじわコツコツ流。
子育て真っ只中という条件もあるけれど、お人柄も併せて、
いずれ自分の望む道へ進むと、大きいところで深い自分への信頼を置いているんだなと感じました。
私がAちゃんの頃はどうだったんだろう?と思いつつ、いつか訪れる未来を一緒に想像できたのも濃くて幸せな時間でした。
<参加された方からの感想>
・スペシャルな時間をありがとうございました!
ひとつの言葉から、自分のニーズを探っていく
漠然と使っていた言葉が深みを増して、自分の価値観にも気づくことができました。
だいそれたことが挑戦なのではなく、ゆるーく山を登りながら、いつの間にか達成していることもあるし、自分が挑戦するのに何を大切にしているかがわかることで、挑戦しやすくなったように思いました!( A ・ K さん )
NVCの予備知識がなくても構いません。
自分のことをもっと知りたい、人ともっと絆を深めていきたい、そんな方ならどなたでも、きっと楽しめると思います。
今後の日程など、詳細は以下をご覧になってくださいね。
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次回以降の開催予定:
3月26日(火)20時半から22時半 共感サークル
4月10日(水)10時から12時 フリートーク「ごきげんのかじ取り」
*毎日色々あっても、自分の感情や気分を出来るだけいい状態に整えられる術(コツ)があると快適ですよね。
あなただったら、切り替えるのにどんなことをしますか?
4月23日(火)20時半から22時半 共感サークル
zoom利用なので、自宅にいたまま、寛いだ空間でご参加ください
各回とも4名枠で区切ります
会費:単発参加:1500円、3回分チケット:3000円
(当日体調不良などの都合でキャンセル発生した場合も繰り越しOK、有効期間は定めません)
初回・未体験の方に限り、無料でご招待します。
☆参加するにあたってのお願い☆
安心・安全の場を作りたいので、私と何かしらの場で知り合っている人を優先とさせていただきます(誰かの友人・知人で参加してみたい、あるいはブログの読者で知っただけでも歓迎です、必ずその旨をお知らせください)。
zoomでは顔出し、お名前(ニックネームでも可)を明示することのご協力をお願いします。
下記のフォームよりお申込みください。↓↓
3月4月ココだけのハナシ参加希望はこちらから(オンライン) (formzu.net)
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今回取り上げた絵本はこちらです。
「でんでんむしのかなしみ」 新美南吉 作 (大日本図書)
ある日、一匹のでんでんむしは、自分の背中の殻に悲しみがいっぱい詰まってることに気づき、これは大変とあたふたします。
あると知ったときの絶望を抱えつつも、どうしたらいいのか?と友だちに聞きに行くのですが・・・という話です。
率直に相談できる人がいてよかったと思うと共に、この話が意図する真理が大人にこそ、じわじわ来ます。
見えていることが全てではないと何となく分かっていても、悩めるときは私だけが・・・と思ってしまうのもまた人間ですよね。
読んでくださって、ありがとう。