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ハンバーガー歳時記第41弾です(*´∇`*)

 

早くも正月が終わってしまい通常運転のムードに戻りつつあります。

お休みなんてあっと言う間ですね(´・ω・`)

 

時節も小寒に入りやっぱり寒いです。

俳句はまだ昨年12月の上旬のものですが冬の情景を描いています。

 

それぞれに異なるイメージを浮かべてみたので伝わるとうれしいです。

 

それではどうぞお楽しみください(*´ー`*)

 

 

ハンバーガー歳時記 其の肆拾壱

12月上旬 詠み人 不士仁

 

季節感が外れてたり季語が不明瞭だったりとふらふら揺れて曖昧です。

言葉遊びを多用していて、無理やり感が否めないのは承知してます。

 

その場で自分の感じたことを素直に表現するのを最優先してます。

多少の瑕疵は見逃して、まあこんなもんかとご笑覧くださいませ。

 

・<>は読み、「」は直訳

・店名と所在地、メニュー名を併記

・直訳で拾えなかった部分を解説

 

 

 

【番外編】

134.寒味噌の馨に面喰ひ夢浮世

 

 

人類みなウチのラーメン 大阪市中央区

miso長期熟成大坂味噌のスペシャルC

<かんみそのかにめんくらひゆめうきよ>
「寒い時期に仕込む味噌の香りに驚いて辛い世の中が夢のようだ」
季語:味噌搗(冬)の子季語 寒味噌(冬)
 
こちらはタレントmisono Presentsでオープンしたラーメン店です。
day after tomorrowのボーカルとしてデビューしました(*´∇`*)
 

 

「Starry Heavens」day after tomorrow

 

今見てもめちゃくちゃ可愛いし歌声も素敵です( *´艸`)
このままバンドとして大成するのかと思ったけど短期間で活動休止(・∀・)
 
その後は倖田來未の妹でバラエティタレントとして知名度を上げます。
現在は自分ブランドの店を沢山経営する実業家でYouTuberに転身(´・∀・`)スゲェ
 
今回の新店も心斎橋アメリカ村のど真ん中でものスゴくいい立地です。
グランドオープンを祝して錚々たる有名人から胡蝶蘭が届いてました。
 
やはり芸能人で才能が溢れてる人はそもそもの輝きが違いますね(´Д`)
 
季語の「寒味噌」は冬の寒い時期に仕込む味噌のことです。
 
「寒味噌の馨」=「かんみそのか」→"misono"→大"晦日"
「面喰ひ」→"驚く"と"ラーメンを食べる"を掛ける
「夢浮世」→内装の"浮世"絵→"憂き世"
 
"浮世絵が飾られたmisonoの店で12月に食べる味噌ラーメンの香りに驚き夢心地だ"
 
と意訳してもらえればバッチリです(`・ω・´)b
 
「浮世」は語源が"憂き世"で"辛く無常で厭うべき世の中"という意味です。
その"嫌な現実"を忘れて"夢中"にさせるほど美味しかった感動を表しました。
 
 
135.冬雲の日に凭れられ晴れる芽や

 

 

THE MUNCHIES BURGER WORKS 大阪市北区

ホリデーディライトバーガーにパスタトッピング

<ふゆぐものひにもたれられはれるめや>
「冬の雲がお日様にもたれられて晴れたところに芽が出てるなあ」
季語:冬雲(冬)

 

こちらの俳句はイソップ童話「北風と太陽」の擬人化を拝借しました。

 

 

このストーリー自体ではなく配役とやり取りのモチーフを使います。

「冬雲」は他の季節よりも暗くてどんより重いイメージです。

 

"分厚い雲に太陽がよりかかって押しのけて晴れ間が少し見えた"

 

という光景を想像しました(*´∇`*)

 

その僅かな"日差しに照らし出された小さな芽"が"旅人"だと譬えます。

 

ブログでは「delight」="歓喜"から「歓喜の歌」に繋げていきました。

こちらではさらに「ハレルヤ」を連想しました。

 

 

オラトリオ「メサイア」より"ハレルヤ・コーラス" ヘンデル

 

「Hallelujah」はキリスト教で「主を褒め讃えよ」という意味になります。

同時に神に対する"感謝、喜び"を表し賛美歌によく使われます。

 

私は自然現象を擬人化しましたが、宗教的にはこれも神の起こす奇跡です。

 

"神の力で暗雲が切れて小さな芽に太陽の恵みが降り注いだ"

 

という解釈もありかと(・∀・)

 

私が頭に浮かべたのはこの映画のクライマックスシーンです。

 

 

映画「風の谷のナウシカ」監督 宮崎駿

 

ちょっと長いので5:45まで飛ばしてもらえれば(・∀・)超有名なカット

絶望からの大どんでん返しで壮大な音楽とともに小さな「芽」にスポットが。

 

この「芽」こそが"希望"なんですね。

 

これがこの映画の象徴と言わんばかりの演出が感動の余韻に浸らせます。

 

「凭れられ」=「もたれられ」→"モッツァレラ"チーズ→「冬雲」の白

「日に」→"トマト"の赤

「晴れる芽や」=「はれるめや」→"ハレルヤ"+"芽"→"ディル"の緑

 

全体がクリスマスカラーで彩られたハンバーガーも詠み込みました。

 

 

 

136.絵屏風に日暮響きし凛風や

 

 

Aolani Café 大阪市福島区

シュリンプクリームバーガー

<ゑびやうぶにひぐれひびきしりんぷうや>
「絵屏風に日が暮れて響いてきた凄まじい風だなあ」
季語:屏風(冬)の子季語 絵屏風(冬)
 
この俳句の季語はちょっと特殊で「絵屏風」は冬になります。
元々「屏風」は風除けの生活用品で美術品的鑑賞は現代的な感覚です。
 
もちろん昔でも高価な装飾品もありましたが用途はあくまで衝立です。
人目を遮ったり、儀式の調度だったりで絵も描かれるようになります。
 
とは言えこれにどの程度の防寒効果があったかはわかりません。
せいぜい冷たい空気を遮断するくらいで暖かくはなかったと想像します。
 
現代のような空調設備や建築技術が無ければ隙間風は避けられません。
そう言った今では想像するしかない昔の状況を俳句にしてみました。
 
「日暮」とともに気温が下がり"冷たい風"が「屏風」に"強く当たる"。
その"音と勢い"が"凄まじい"ことでより寒さも厳しく感じる。
 
「絵屏風」があることからある程度は裕福だったと推測します。
 
しかしこんな"隙間風"が侵入して"吹き付ける"のは家が没落したからか。
あるいは時代の流れで世の中全体が貧しく不景気になり巻き込まれたか。
 
現代にも通じるような侘しいニュアンスをエッセンスで付け加えました。

 

「絵屏風」=「ゑびやうぶ」→"海老"

「日暮響きし」=「ひぐれひびきし」→"グレイビー"ソース

「響きし凛風や」=「ひびきしりんぷうや」→"シュリンプ"

 

冷え切った体を温めるハンバーガーを食べて元気になりました(≧▽≦)

 

 

 

今巻は以上になります(*´∇`*)

 

冬の日のある1コマを切り取った感じの3選になったと思います。

しかも侘しいようなやりきれないような無常感が出たかもです。

 

寒さが厳しい冬には特に自然や人の世から死生観が伝わりやすいです。

浪漫や寂しさのある秋とは違った荒涼な哀惜が滲んでくる気がします。

 

ちょっとでもそういう雰囲気を味わってもらえたらうれしいです。

 

 

それではまたお会いしましょう<(_ _)>

 

 

【バックナンバー】

 

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