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皆様お変わりなくお過ごしでしょうか(*´∇`*)
ハンバーガー歳時記第5弾で俳句も増えてきましたよ~(≧▽≦)
割とすんなり出来る時もあればなかなか苦労することもあります。
あーでもないこーでもないと考えてる時が一番楽しいです。
俳句を詠み始めてからモチベーションが上がった気がします。
楽しくないと何でも続かないですよね。
なお今回はハンバーガーではない句を番外編で載せてます。
まあブログもそういうスタンスですので(´・∀・`)今後もたまにね
ということで4句まとめてどうぞ~(≧▽≦)ノシ
ハンバーガー歳時記 其の伍
5月下旬 詠み人 不士仁
季節感が外れてたり季語が不明瞭だったりとふらふら揺れて曖昧です。
言葉遊びを多用していて、無理やり感が否めないのは承知してます。
その場で自分の感じたことを素直に表現するのを最優先してます。
多少の瑕疵は見逃して、まあこんなもんかとご笑覧くださいませ。
・<>は読み、「」は直訳
・店名と所在地、メニュー名を併記
・直訳で拾えなかった部分を解説
13.戀盗み愛を育む鳥の巣や
あべのDining BUZZ 大阪市阿倍野区
スパゲッティウィズミートボールオンバーガー
<こひぬすみあいをはぐくむとりのすや>
「これが恋心を盗んで愛を育むという鳥の巣なんだなあ」
季語:鳥の巣(春)
この句は季語の選定に苦労しました(´・ω・`)
ハンバーガーの食材に季語になりそうなものが無かったんです。
これはもうよくあることなので想像力を逞しくして考えました。
・・・ミートボールが"卵"でスパゲッティが「巣」に見えるかな(・∀・)
「鳥の巣」は春の季語で、種により繁殖期は春から夏まで幅広いです。
これで季語は決定したのでそこからさらに拡げて行きます。
ミートボールパスタと言えばあのアニメ映画どちらか2択でしょ!
「ルパン三世 カリオストロの城」か「わんわん物語」(`・ω・´)b
どうしても片方だけ選べないので両方盛り込んじゃえ(≧▽≦)
「戀盗み」はルパンとクラリスとの関係性を。
「愛を育む」はトランプとレディの関係性を表現しました。
銭形警部の名セリフが今にも聞こえて来そう( *´艸`)
「奴はとんでもないものを盗んでいきました。 あなたの心です。」
2匹の犬が1本のパスタを介してチュッてする名シーンも蘇ります。
こんな風に「鳥の巣」に恋愛のイメージを重ね合わせました。
ここまで妄想膨らませるのって我ながらヤバいかもw(´・∀・`)
14.青葉汁涼風宛ら嘆息す
IAKATORIH 大阪市阿倍野区
トマトモッツァレラバーガー
<あをばじるすずかぜさながらたんそくす>
「青いバジルソースがまるで涼風のようで溜息が漏れる」
季語:青葉(夏)
これも季語が全然決まらず悩みまくりましたw(;´∀`)
"バジル"は季語じゃないので工夫して「青葉汁」="青バジル"とします。
「汁」とセットで"バジルソース"になるのでいい感じ(・∀・)強引w
トマトも夏の季語だけど大体どのハンバーガーにも入ってるので却下。
「涼風宛ら」はバジルの爽やかな「風」味を「涼」やかと表現しました。
こちらのハンバーガーは牛タン100%パティが最大の特徴です。
なので「嘆息す」は"タン食す"の掛詞にしてみました(≧▽≦)無理やりw
"溜息を漏らしながら牛タンを食べた"と想像してくださいね。
PEDRO'S BURGER 大阪府八尾市
チキン立った!バーガー
<すだちどりそらみあげてはむねこがれ>
「巣を飛び立とうとする鳥が空を見上げては胸を焦がしてる」
季語:巣立鳥(初夏)
これまた季語が迷子になりそうだったので力技を使いました(・∀・)
鶏が立ち上がった形をしたハンバーガーなので「巣立鳥」w
でも鶏は飛べないので「空」に強く憧れて切なく「見上げ」るだけ。
叶わない思いに「胸」の中が「焦がれ」る様子を詠みました。
と同時に「空見上げ」は"空揚げ"や"身を揚げ"を彷彿とさせます。
「胸焦がれ」は文字通り"身がこんがり焦げてる"状態を指します。
つまり、ハンバーガーに挟まれた"鶏の空揚げ"の暗喩となってます。
惜しいのはこれが「胸」肉ではなくもも肉だったことですね( ̄▽ ̄)
あと"チキン立った"なのに"竜田揚げ"じゃなかったのもモヤモヤ(´・∀・`)
ちょっと皮肉の効いたダークな世界観になってしまいましたw
【番外編】
16.鳳梨や紫陽花踊る南風
Café Berry 大阪府八尾市
パイナップルのワッフル
<あななすやあぢさゐおどるみなみかぜ>
「このパイナップルだよなあ。紫陽花が揺れ踊る南国の風を吹かせたのは」
季語:鳳梨(夏)、紫陽花(夏)、南風(夏)
この句はちょっと実験的にやりたいことを試してみました。
夏の季語を三連投で並べたら果たしてどうなるか見たかったのです。
俳句は季語が複数あると季重なりとなり一般的にはタブーとされます。
ただケースバイケースで必ずしもダメじゃないようですね。
「鳳梨」はパイナップルのことで"あななす"と読みます。
パイナップル盛り盛りのワッフルの前には「紫陽花」の一輪挿しが。
私はこの光景がなんかいいなと惚れ惚れしちゃったんですよね(*´∇`*)
梅雨が明けて本格的な夏に入る真ん中ら辺の移ろう空気を感じます。
パイナップルは南国の果物らしく「南風」に吹かれるような爽快感です。
その余韻を受けて「紫陽花」までもが揺れて陽気に「踊」ってるみたい。
ここは日本なのに自分も南の島に居るようでふわふわ浮かれた気分に(≧▽≦)
「紫陽花」に自分の明るくなった心の動きを投影したようです。
ちなみに踊ってる曲はこれ(・∀・)
なんかいろいろ台無しwww(≧▽≦)
このワッフルにはパイナップルとりんごジャムが使われてるからよし!
そのイメージを素直に口にしてみたら見事に季語オンパレードにw(´・∀・`)
俳句の取り決め事は基本守りますが、たまには羽目外してもいいよね?
自分の中から自然に湧いて出て来た印象の方をこそ大事にしたい。
思ったよりもごちゃごちゃしてないし散漫にもなってなくて悪くない。
それぞれの季語が主役であり全体で一つの絵になってると自画自賛(*´∇`*)
まあそのくらい自惚れて自分の作品を愛したいという表れということで。
以上、この巻はかなり季語に振り回されたり制限されたりしました。
俳句ってそういうもんなのでそれが楽しくて益々夢中になってます。
これからもどんな言葉が紡がれて俳句になるのか楽しみです( *´艸`)
皆様に温かく見守ってお付き合いくださるとうれしいです。
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