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ハンバーガー歳時記第15弾になります。
お盆が明け、台風が過ぎ去ると心なしか暑さがマシになりました。
とは言えまだまだ暑いのですけどね(´Д`;)
それでもぼちぼち夏の終わりに差し掛かってきた感じですね。
そう思うとちょっと切なくなりませんか?
本日ご紹介する俳句は7月の下旬に詠んだもの4選になります。
夏真っ盛りの時期でしたので既に心境にも移ろいを感じてしまいます。
微妙な変化があるのか無いのか・・・
その辺りもぜひお楽しみください(*´∇`*)
ハンバーガー歳時記 其の拾伍
7月下旬 詠み人 不士仁
季節感が外れてたり季語が不明瞭だったりとふらふら揺れて曖昧です。
言葉遊びを多用していて、無理やり感が否めないのは承知してます。
その場で自分の感じたことを素直に表現するのを最優先してます。
多少の瑕疵は見逃して、まあこんなもんかとご笑覧くださいませ。
・<>は読み、「」は直訳
・店名と所在地、メニュー名を併記
・直訳で拾えなかった部分を解説
46.炎天下眩む頭に気合ひ入れ
あべのDining BUZZ 大阪市阿倍野区
キウイクラムバーガー
<えんてんかくらむあたまにきあひいれ>
「炎天下で眩んでいる頭に気合を入れる」
季語:炎天(夏)
「炎天」なんて「炎天下」でしか使わなさそうな言葉ですね(・∀・)
"炎に焼かれるくらい熱い空"って大袈裟ですが最近はそうも言えないかも。
本当にちょっと外を歩いただけで体が火照って"頭がくらくら"します。
そんな時にこの"キウイ"のハンバーガーで朦朧とした意識が覚めました。
「眩む」→"クラム"は洋菓子に使うスポンジやクッキーを砕いたもの
「頭」→"てっぺん、上部"
「気合い」→"キウイ"・・・(・∀・)苦しいw
"クラムをハンバーガーのてっぺんに掛けてキウイを入れた"と意訳。
焼けるような暑さの中で食べてさっぱりスッキリした感動を表現してます。
47.夏盛り疲れも拭ふ菜よ馨れ
HELLO! NEW DAY 大阪市西区
レモンカリーバーガー
<なつざかりつかれもぬぐふなよかほれ>
「夏の盛りに疲れを拭う青菜よ香れ」
季語:盛夏(夏)の子季語 夏旺ん(夏)から転じて「夏盛り」
→あるいは単に夏(夏)
研ナオコと田原俊彦がデュエットした85年のヒット曲です。
48.故郷の地図の海辺に夏の波
プラージュ 大阪市東淀川区
リッチダブルベーコンバーガー オリジナルソース
チーズテロトッピング
<ふるさとのちずのうみべになつのなみ>
「故郷の地図の上の海辺に夏の波が押し寄せる」
季語:夏の波(夏)
BACK HOME 大阪市阿倍野区
アボカドソルティーレモンバーガー
<あのかどでむねそりてかぐれもんのか>
「あの曲がり角で胸を反って嗅ぐレモンの香り」
季語:檸檬(秋)
まだ暑い時期でしたが秋の季語を採り入れて風景を浮かべました。
"歩いて角を曲がる瞬間、先に香りに気付いてから檸檬の木を見つけた"
「胸反りて」は"深呼吸して胸を張る"と同時に"見上げる"仕草です。
"爽やかな香りを吸って"よく見ると、ああ「檸檬」が生ってると視点誘導。
角の手前までと曲がってからの世界がガラッと変わった刹那を切り取り。
「あの角」→"アボカド"
「反りて」→"ソルティー"
合わせて"アボカドソルティーレモン"バーガーを表します。
今巻は以上になります。
いつもより多めにお届けしましたがいかがでしたでしょうか(*´∇`*)
掲載数の調整の関係で次回も4句の予定です。
いよいよ通算50句を超えることになるので楽しみです。
それではまた次も元気でお会いしましょう!
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