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だんだん蒸し暑くなってきましたがいかがお過ごしですか(*´∇`*)
ハンバーガー歳時記もついに第6弾で6月に突入しました。
俳句をやり始めてから世界を見る目が変化してきました。
これはいつの季語だろう?旬はいつだろうと気になってしまいます。
何となく季節の移ろいにも以前より敏感になった気がします。
知らない言葉や意味を知る喜びもこの歳になってまた新鮮です。
初めて使う言葉の語感にワクワクします!
子供の頃はいつもそういう感覚だったんだろうなと思い出しました。
それでは今回もどうぞお楽しみください(゚∀゚)
ハンバーガー歳時記 其の陸
6月上旬 詠み人 不士仁
季節感が外れてたり季語が不明瞭だったりとふらふら揺れて曖昧です。
言葉遊びを多用していて、無理やり感が否めないのは承知してます。
その場で自分の感じたことを素直に表現するのを最優先してます。
多少の瑕疵は見逃して、まあこんなもんかとご笑覧くださいませ。
・<>は読み、「」は直訳
・店名と所在地、メニュー名を併記
・直訳で拾えなかった部分を解説
Kaminari Burgers 大阪市中央区
プロヴァンサル
<かもなすにぷろゔぁんすのかぜなりひびけ!>
「加茂茄子にプロヴァンスで吹く風の音よ鳴り響け!」
季語:茄子(晩夏)、ただし加茂茄子の旬は初夏から初秋
こちらは"ハンバーガーでフランス料理を体現する"がコンセプトの店です。
どのメニューも趣向を凝らして技術を注ぎ込み見事に再現されています。
今回のは「プロヴァンス風(プロヴァンサル)」がテーマです。
南仏のプロヴァンス地方独自の食材や調理法が盛り込まれました。
賀茂茄子は代表的な京野菜で今からがシーズン真っ盛りです。
フレンチの「プロヴァンス風」×京野菜と言えば頭に浮かぶのは一つ!!
アニメ「響け!ユーフォニアム」で演奏された「プロヴァンスの風」です。
京都の高校吹奏楽部が舞台なのもあり、私の中では完全に一致(`・ω・´)
この世界観に染まり、脳内でずっとこの曲が「鳴り響」いていました。
"賀茂茄子にプロヴァンス風の味わいよ、そこで吹く風のように響き渡れ!"
"京都の高校吹奏楽部に課題曲「プロヴァンスの風」の演奏よ鳴り響け!"
というのが私のイメージした二重の意訳です。
「賀茂茄子」→"京野菜"→"京都の象徴"→"京都の高校吹奏楽部"の連想です。
もちろん「響け!」としたのはアニメをリスペクトして踏まえました。
だるま珈琲 大阪市平野区
PBJ & ロングベーコンバーガー
<らいめいやおふとあしたにかけるはし>
「雷鳴が轟いたなあ。目で追うとその先に明日に架ける橋が見えた」
季語:雷(夏)の子季語、雷鳴(夏)
「雷」と呼応する自然現象として「明日に架ける橋」→"虹"のイメージです。
同時に見られるのは非常に珍しいですが実際に目撃もされています。
今回のメイン食材からブルーベリー、チェリー、ベーコンを詠み込みました。
「雷鳴」="藍苺"→ブルーベリー、「追ふと」="桜桃"→サクランボ
という対応で2種類のフルーツの意味を重ねています。
はみ出すロングベーコンはまるでハンバーガーに架かる「橋」のようです。
"ブルーベリーやチェリーに橋のように架かったロングベーコン"
という感じで目の前のハンバーガーの様子を表現してます。
「明日に架ける橋」はエルヴィス・プレスリーがカバーした名曲です。
PBJサンドを更に悪魔的なカロリー爆弾にしたエルヴィスサンドからの着想です。
歌詞を一言で要約すると、"どんなに大変な時も僕は君のそばに居るよ"となります。
「雷鳴」→"困難や混乱"、「明日に架ける橋」→"乗り越える手段や希望の象徴"
その「橋」となるのを「追ふ」→"負ふ"のは"僕自身"だという解釈で意訳します。
"どんな困難があろうと自分が君に身を捧げて乗り越えるための希望になるよ"
大好きなこの曲のオマージュとして「明日に架ける橋」を使わせてもらいました。
曲名は「あす」ですが、俳句では字数を合わせて「あした」にしてます。
19.燦然と頂望む雲の峰
3000日かけて完成した極上ハンバーガー 本町靭公園店 大阪市西区
名物!極上肉づくしバーガー
<さんぜんといただきのぞむくものみね>
「燦然と輝く山の頂上を仰ぐ入道雲」
季語:雲の峰(夏)
こちらは店名が誕生したバックストーリーをそのまま物語ってます。
「燦然」は当然"3000"日と掛けているのはお分かりだと思います。
極上肉づくしバーガーはご覧の通り肉ソースが溢れかえってます。
"3000"日も磨きを掛けて「燦然と」光り輝いているのです。
「頂」は"山頂"と品質の頂点の"極上"、ハンバーガーの"天辺"を表します。
「望む」は"眺める"と"こうでありたい"の両方の意味を持ちます。
「雲の峰」は"もくもく湧き立つ雲"と"零れ落ちるソース"に譬えました。
以上から直訳は自然の雄大さを、意訳はハンバーガーの情景を詠んでます。
"3000日磨きを掛けて完成した理想の極上ソースがハンバーガーから零れてる"
更に深読みすると、
"3000日バーガーが業界のトップで輝けるよう今居る場所から目指したい"
という店の熱い想いも重ねてみました。
さて、今回の歳時記も楽しんでいただけたでしょうか(*´∇`*)
大分こじつけっぽいのもありましたけど何とか伝われw(≧▽≦)
これでも一生懸命考えてるのでお許しください<(_ _)>
では次回もお楽しみに(・∀・)まだまだ続くよ
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