ブログランキングに参加してますので、よければポチッとお願いします<(_ _)>

↓↓↓↓↓↓



人気ブログランキング

にほんブログ村 グルメブログ サンドイッチ・ハンバーガー(グルメ)へ
にほんブログ村

 

 

ハンバーガー歳時記の第39弾です(*´∇`*)

今巻は「四国遠征 番外編」をお送りします。

 

11月末に師匠とともに1泊2日で四国をあちこち回って来ました。

前回の「ハンバーガー編」と今回の「番外編」の2回に分けています。

 

旅行記についてはそれぞれのブログを見て味わってくださいね。

香川と愛媛で合わせて4軒分の番外編俳句をお届けします。

 

 

どうぞお楽しみください(≧▽≦)

 

 

我が師匠と巡りし初冬の四国路を顧みて四連句

 

ハンバーガー歳時記 其の参拾玖 四国遠征 番外編

11月下旬 詠み人 不士仁

 

季節感が外れてたり季語が不明瞭だったりとふらふら揺れて曖昧です。

言葉遊びを多用していて、無理やり感が否めないのは承知してます。

 

その場で自分の感じたことを素直に表現するのを最優先してます。

多少の瑕疵は見逃して、まあこんなもんかとご笑覧くださいませ。

 

・<>は読み、「」は直訳

・店名と所在地、メニュー名を併記

・直訳で拾えなかった部分を解説

 

 

 

127.湯気立てし名物鳥や骨抜きに

128.俺と来ひ意気なみなみと冬の朝

 

 

三代目 鳥メロ 高松南新町店 香川県高松市
清流若どりまるごと一本もも焼き他

<ゆげたてしめいぶつどりやほねぬきに>
「湯気が立った名物の骨付鳥だなあ。骨抜きにされたわ」
季語:湯気立て(冬)
 
このブログ記事には2軒で俳句2句を盛り込みました(*´∇`*)
高松で宿泊した晩に居酒屋で飲み、翌朝モーニングコーヒーです。
 
まず1句目は、香川県の名物である"骨付鳥"について詠みました。
 
冬の季語である「湯気立て」は「湯気」単独では使えません。
本来は"加湿"のために作る"蒸気"のみにしか適用されない季語です。
 
しかし過去の俳句を紐解くと偉大な俳人までが悉く無視w(´・∀・`)
"湯気の立つ"ものなら料理、風呂、自然、人体、果ては糞までww
 
あらゆる事象全般に何にでも好き勝手に詠まれていましたよ(・∀・)
私もそれに倣って"鉄板で焼かれた熱々の骨付鳥"にフォーカスします。
 
"若鶏のもも肉を骨ごと豪快に丸焼き"にして切らずに提供されます。
用意されてるハサミでジョキジョキと自分でカットして食べます。
 
つまり、"骨付鳥"から"骨を抜く"訳です。
これは"骨抜きにされる"="メロメロになる"の意味も掛けています。
 

 

そうまるでメロンパンナに"メロメロパンチ"されたかのように( ̄▽ ̄)

あまりの美味しさに"心が奪われ虜になった"状態ですね(≧▽≦)

 

「名物鳥」→香川名物の"骨付鳥"

「骨抜きに」→"骨を抜いて食べる"→"骨抜きにされる"→"メロメロ"

 

これらを足して店名の「鳥メロ」が完成( *´艸`)

 
 
 

南珈琲店 香川県高松市

カフェオレモーニング バタートースト

<おれとこひいきなみなみとふゆのあさ>
「俺と来いと意気込みがなみなみに溢れる冬の朝だ」
季語:冬の朝(冬)
 
続きまして昭和の喫茶店で飲んだ「モーニングコーヒー」になります。

 

 

「モーニングコーヒー」モーニング娘。 作詞・作曲 つんく

 

はい、もう私がただただ世代なだけです(´・∀・`)これが聴きたかった

一応は俳句のイメージソングのつもりです。

 

歌詞の世界観は一夜をともにしたいと願う初々しい男女の恋の曲です。

 

「モーニングコーヒー飲もうよ二人で」

 

これが全てを物語っていますね。

 

ですので、俳句もそういう情景を詠んだ恋愛の句の意味もありますが。

現実のシチュエーションとしては師弟の信頼関係を盛り込みました。

 

我が師匠が常にぐいぐい引っ張ってくれたおかげで今の自分があります。

いつもいつも世話を焼いてもらって感謝しかありません(*´∇`*)

 

「俺と来ひ」=「おれとこひ」→"オレ"と"コーヒー"→"カフェオレ"

「なみなみと」→"南"珈琲店

「冬の朝」→喫茶店の"モーニング"サービス

 

「俺と来ひ意気なみなみと」で"昭和生まれの溢れる男気"も表現しました。

我が師匠は昔から今も変わらずずっと頼りになる存在です(*´ー`*)

 
 
129.焦がれても枯野流離ふ迷ひ道

 

 

JOHNNY 'S DINER 愛媛県新居浜市

和牛と国産豚のハンバーグ120gランチセット

<こがれてもかれのさすらふまよひみち>
「強く焦がれても枯れ果てた野原を流離い迷う道だ」
季語:枯野(冬)

 

こちらへ至るまでに紆余曲折があって"彷徨い"まくりました(´・∀・`)

詳細はブログ記事として、やっと辿り着いた先でも絶望を味わいます。

 

結果はすぐ切り替えて事なきを得ましたが、途中の不安感を詠みました。

 

「JOHNNY 'S DINERはどこ?」→「ジョニーはどこに」

 

これから発想してこちらの曲を思い浮かべました(*´∇`*)イメージソング

 

 

「ジョニーの子守歌」アリス 作詞 谷村新司 作曲 堀内孝雄

 

言わずと知れた名曲ですね~亡くなられた谷村さんに追悼を<(_ _)>

 

「オーオージョニー君は今 オージョニーどこにいるのか」

 

当時は歌詞の世界観は理解してなかったけど、「ジョニー」って誰?(・∀・)

改めて考えると違和感無く聴いてたのが不思議に思えてきました。

 

で、そう言えば昔から「ジョニー」は行方不明でいつも探されてると気付きます。

 

 

「ガラスのジョニー」アイ・ジョージ

 

短い曲なのに、「ジョニーよどこに」が3回も繰り返されてます。

 

 

「ジョニィへの伝言」ペドロ&カプリシャス

 

「ジョニィが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと」

 

歌の中の主人公はずっと「ジョニィ」とはすれ違いで会えないようです。

 

こんだけ歌われてて偶然なはずがない、理由があるはずだと興味を持ちます。

 

実はこれ調べてもちゃんとそこに触れられてなくてびっくりしました。

ネットではなんか的外れな考察が多くて釈然としません(´・∀・`)

 

微かな記憶の底に「さすらいのジョニー」というフレーズを見つけました。

自分でもなんでこの言葉がすらっと出て来たのかわかりません。

 

しかしこのワードで調べて合点がいきました。

 

 

「さすらいのジョニー」加奈まゆみ

 

1968年という時代にこんな曲がΣ(゚д゚)私の生まれ年

 

「はてないさすらいのジョニー おまえは帰らない」

 

「さすらいのジョニー」はここでもあてなく彷徨ってるw(≧▽≦)

これがウエスタン風の曲調なのがヒントになり漸く本丸に到達しました。

 

 

「ジョニーはどこに」シルヴィ・バルタン

 

この曲を歌ってる女優シルヴィ・バルタンの旦那がジョニー・アリデイです!

2人はフランス映画「ジョニーはどこに(1963)」に共演していたのです!!

 

同名のジョニー役でフランス風ウエスタンのカウボーイを演じました。

映画では「さすらいのジョニー」という曲もデュエットしてます。

 

 

「さすらいのジョニー」(Pour moi la vie va commencer)

シルヴィ・バルタン & ジョニー・アリデイ

 

全ての謎は解けました(≧▽≦)スッキリした!

 

この流れがあって「ジョニー」と言えば"見つからない男"の代名詞に。

でも変なヤツじゃなくめちゃくちゃイケメンでカッコいい男のイメージです。

 

 

D'où viens-tu, Johnny ? - Bande annonce (2018) HD

 

「焦がれても」→"強く恋焦がれる"とハンバーグの"焦げ目"

「枯野」="かれの"→"カレー"食べ放題

 

散々"迷走"した挙句、「ジョニー」に辿り着きランチにありつきました。

この道中の苦労がいい感じのスパイスになったのは言うまでもありません。

 

 

130.氷雪に埋もれし蜜柑そほと掻き

 

 

KAKIGORI CAFE ひむろ 香川県三豊市

柿のかき氷、曽保みかんのかき氷

<ひょうせつにうもれしみかんそほとかき>
「氷雪に埋もれたみかんをそっと掻き出した」
季語:氷雪(冬)、蜜柑(冬)
 
最後はこちらで冬ならではの味わいのかき氷をいただきました(*´∇`*)
 
「かき氷」は夏の季語なので季節外れに詠むには一工夫が必要です。
今回は「氷雪」と「蜜柑」の冬の季語を重ねて使用したいと思います。
 
「氷雪」はわかりやすいですが「蜜柑」も冬の季語なのですよ(≧▽≦)
正月に炬燵で「みかん」なんて冬の代表的なイメージですもんね。

 

 

「みかん」は秋から冬に収穫されるので畑が「雪」に埋もれることもあります。

真っ白な"雪景色"にオレンジ色の「蜜柑」が映える様子も冬の情景だなと。

 

本来は季語は重ねない方がよいのですが、ワンセットで表現しました。

 

「氷雪に」→"雪"のようなきめ細やかさのかき"氷"

「埋もれし蜜柑」→"かき氷の中にもみかんの実が埋まってる"

「そほと掻き」=「そほとかき」→"そっと掻き"→"曽保みかん"と"柿"の"かき"氷

 

地元名産の「曽保みかん」ですが「そおみかん」と読むそうです。

この読み方も俳句に活かしましたよ。

 

 

 

以上です(*´∇`*)

 

年内の歳時記はこれで最終となります。

丁度、11月に詠んだ分までをキリよく載せることができましたよ(*´∇`*)

 

師匠と回った四国遠征をハンバーガーと番外編に分けてお届けしました。

それぞれのブログをぎゅっとまとめた俳句紀行になりました(≧▽≦)

 

来年は12月に詠んだ俳句からスタートします。

ブログ記事であと少しだけ紹介する予定です。

 

 

それではまた来年にお会いしましょう<(_ _)>

 

 

【バックナンバー】

 

ハンバーガー歳時記 其の壱

ハンバーガー歳時記 其の弐 福井ハンバーガー巡り編

ハンバーガー歳時記 其の参

ハンバーガー歳時記 其の肆

ハンバーガー歳時記 其の伍

ハンバーガー歳時記 其の陸

ハンバーガー歳時記 其の漆

ハンバーガー歳時記 其の捌

ハンバーガー歳時記 其の玖

ハンバーガー歳時記 其の拾

ハンバーガー歳時記 其の拾壱

ハンバーガー歳時記 其の拾弐

ハンバーガー歳時記 其の拾参

ハンバーガー歳時記 其の拾肆

ハンバーガー歳時記 其の拾伍

ハンバーガー歳時記 其の拾陸

ハンバーガー歳時記 其の拾漆

ハンバーガー歳時記 其の拾捌

ハンバーガー歳時記 其の拾玖

ハンバーガー歳時記 其の弐拾

ハンバーガー歳時記 其の弐拾壱

ハンバーガー歳時記 其の弐拾弐

ハンバーガー歳時記 其の弐拾参

ハンバーガー歳時記 其の弐拾肆

ハンバーガー歳時記 其の弐拾伍

ハンバーガー歳時記 其の弐拾陸

ハンバーガー歳時記 其の弐拾漆

ハンバーガー歳時記 其の弐拾捌

ハンバーガー歳時記 其の弐拾玖 ハロウィン特別版

ハンバーガー歳時記 其の参拾

ハンバーガー歳時記 其の参拾壱

ハンバーガー歳時記 其の参拾弐

ハンバーガー歳時記 其の参拾参

ハンバーガー歳時記 其の参拾肆

ハンバーガー歳時記 其の参拾伍

ハンバーガー歳時記 其の参拾陸

ハンバーガー歳時記 其の参拾漆

ハンバーガー歳時記 其の参拾捌 四国ハンバーガー遠征編

 

 

ブログランキングに参加してますので、よければポチッとお願いします<(_ _)>

↓↓↓↓↓↓



人気ブログランキング

にほんブログ村 グルメブログ サンドイッチ・ハンバーガー(グルメ)へ
にほんブログ村