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ハンバーガー歳時記の第33弾です。
11月も終わりとうとう年末12月がやって来ましたよ(・∀・)ヒャー
本当に早いもんですね(*´ー`*)
今巻は11月初旬に詠んだためまだ秋の句も混じってます。
今後は本格的に冬に突入で俳句も冬の季語が多くなってきます。
それではお楽しみください(*´∇`*)
ハンバーガー歳時記 其の参拾参
11月上旬 詠み人 不士仁
季節感が外れてたり季語が不明瞭だったりとふらふら揺れて曖昧です。
言葉遊びを多用していて、無理やり感が否めないのは承知してます。
その場で自分の感じたことを素直に表現するのを最優先してます。
多少の瑕疵は見逃して、まあこんなもんかとご笑覧くださいませ。
・<>は読み、「」は直訳
・店名と所在地、メニュー名を併記
・直訳で拾えなかった部分を解説
108.小春日に母の肉じゃが覚ゆらむ
Kaminari Burgers 大阪市中央区
<こはるびにははのにくじゃがおぼゆらむ>
「春のように暖かな冬の日に母の肉じゃがの味を想い出すだろう」
13Diner 大阪市城東区
<はむかへずはむかつばうやあきのこゑ>
「歯向かえずに無性に食べたくなるなあ。秋の声を聞くと」
これものすごい分厚さの「ハムカツ」がドドーンと迫力満点でした(≧▽≦)
もうこの歳になって喜んでがっつくものじゃないけど(´・∀・`)デモネェ
食べ盛りを過ぎても衰えず、増してや"食欲の秋"となれば尚更です。
欲望のままに流されてちょっぴり後悔・・・いえそんなことしませんよ(`・ω・´)
季語の「秋の聲」は"音声"のみならず"心に響き感じるもの"も含みます。
"風の音"や"虫の声"だけでなくそこから受ける"物寂しさ"までがセットです。
また「~の声を聞く」は「~の時期になった」という慣用句でもあります。
「秋の聲」は"秋になった"実感を自らの無限の食欲から読み取りました(・∀・)
つまり「秋の聲」="腹の虫"ということでw
「歯向かへず」=「はむかへず」→"ハム"
「食む渇望や」=「はむかつばうや」→"ハムカツ"
「秋の聲」=「あきのこゑ」→"秋の肥え"
"ハム"、"ハムカツ"と畳みかけてからのまさかの"秋太り"w(≧▽≦)
いつまでも腕白では済まないですね(・∀・)逞しくってそういう意味じゃw
110.我が悲戀今世限りの凩や
IAKATORIH 大阪市阿倍野区
<わがひれんこんせかぎりのこがらしや>
「私の悲しい恋にはこの世限りの木枯らしだなあ」
「泣かないで恋心よ」「せつない片想いあなたは気づかない」
「届かぬ想いが胸を駆け抜けてくだけ」「あきらめきれぬ恋」
歌詞でこんなにもこの恋が成就しないと強調され続けてるのですが、
「激しく燃える恋の炎は誰にも消せないの」
最後に、恋心を終生ずっと抱き続けることを強く決意します。
たとえ冬の冷たく激しい「木枯し」に吹き晒されたとしても。
俳句では「凩」に文字通りの"強風"と"世間の風当たり"の意味を掛けます。
"現世"での成就は無理でも生まれ変わったら叶えたいという気持ちです。
「悲戀今世」=「ひれんこんせ」→"蓮根"
「凩」=「こがらし」→"和からし"ソース
目の前のハンバーガーの食材も反映してます。
以上になります(*´∇`*)
今年も師走になって気持ちもなんだかざわざわし始めましたね。
本格的に冷えて寒くなって来て冬の季節感が増してます。
私はあまり寒さに強くないので穏やかに年を越したいです。
インフルエンザも流行ってますので体調管理に気を付けましょう。
それでは次回までご機嫌よろしゅう<(_ _)>
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