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ハンバーガー歳時記の第32弾です。
これで一旦10月分の俳句は終わりです。
ハロウィン以外で晩秋の趣のある俳句を味わってください。
本日は番外編含めて4句になります。
それではどうぞお楽しみください(*´∇`*)
ハンバーガー歳時記 其の参拾弐
10月中~下旬 詠み人 不士仁
季節感が外れてたり季語が不明瞭だったりとふらふら揺れて曖昧です。
言葉遊びを多用していて、無理やり感が否めないのは承知してます。
その場で自分の感じたことを素直に表現するのを最優先してます。
多少の瑕疵は見逃して、まあこんなもんかとご笑覧くださいませ。
・<>は読み、「」は直訳
・店名と所在地、メニュー名を併記
・直訳で拾えなかった部分を解説
104.秋深し姉妹も頬染め跳ね上がる
THE MUNCHIES BURGER WORKS 大阪市北区
<あきふかししまひもほほそめはねあがる>
「秋も深まり姉妹も頬を赤く染めて飛び跳ねる」
二階堂瑠美・亜樹 日本プロ麻雀連盟、EX風林火山所属プロ雀士
実は私は麻雀が好きでMリーグをよく視聴してます(*´∇`*)
トッププロのチーム対抗リーグ戦の対局ライブ配信番組なんです。
二階堂姉妹は長年麻雀業界をけん引してきた美人トップ女流です。
妹の"亜樹"と「秋」がかかってます(・∀・)
麻雀には「清一色(チンイツ)」という"和了(アガリ)"役があります。
「清一色」のように同種類の数牌で揃えることを"染め手"と呼びます。
「清一色」は"跳満(ハネマン)"という高得点になることが多いです。
"二階堂姉妹の妹の亜樹が清一色という染め手で跳満を和了った"
という意味に取れます(´・∀・`)動画では狙ったけど和了れず放銃しました
「俳句」✕「麻雀」というかなり大胆なコラボをかましちゃいました。
麻雀する人には伝わりますが、知らない人には1ミリもわかりませんw
milia burger 大阪市西区
ペッパージャックチーズ&チョリソサラミのスパイスバーガー
<ちやうりそうさらにみがきてとよのあき>
「超理想を更に磨いて実り豊かな秋だ」
これはもう読めばすぐおわかりになるベタベタな駄洒落です(・∀・)
「超理想」=「ちやうりそう」→"チョリソ"
「更に磨きて」=「さらにみがきて」→"サラミ"
合わせて"チョリソサラミ"になります。
ブログでも触れた通り、今回は店主が傑作だと自画自賛してます。
滅多に言わないことなので余程会心の出来だったと伝わって来ました。
普段から常に自分の"理想も超える"べく腕を"磨いてる"賜物です。
それがこの"秋に結実した"ことを寿ぐ俳句となって出てきました。
豊年には五穀豊穣に感謝して"秋祭り"が開かれたりします。
秋の"JACK BURGER FAIR"に相応しいハンバーガーでしたね(≧▽≦)
106.虫鳴けば柿食う客となりにけり
HELLO! NEW DAY 大阪市西区
<むしなけばかきくふかくとなりにけり>
「虫の鳴く声を聞くと柿を食べる客になってしまうなあ」
107.秋愁や浪漫の旅路繰り返す
Café Berry 大阪府八尾市
<しゅうしゅうやろまんのたびぢくりかへす>
「秋に湧く愁いだなあ。浪漫のある旅を繰り返すのは」
「秋」というだけでも何となく物思いに耽りがちな季節ですよね。
「愁」は「秋の心」と書く字面からも物悲しさを感じます。
「秋」と「秋」が重なるのですから相乗効果抜群ですね(・∀・)
「秋」のムードは十分ですがそこに「旅」というワードも加えます。
「旅愁」という言葉もあるように一層の侘しさを募らせますね(*´ー`*)
今回の俳句はそこからイメージをこちらに広げました。
「勇者」YOASOBI アニメ「葬送のフリーレン」OP主題歌
主人公の「フリーレン」は勇者一行でエルフの魔法使いです。
非常に長命のエルフは延々と「旅路」を「繰り返」します。
人間の旅の供は先に寿命が来てその都度変わってしまいます。
エルフの感覚ではほんの一瞬が人間1人の人生と同じになります。
あまりに懸け離れた価値観で無数の出会いと別れをただ見届けるだけ。
その時の永さ故に理解不能だった命の儚さの意味を知りたくなります。
でももしそれを理解してしまったら永遠に苦しみ苛まれるのでは?
それとも逆に正体不明な"愁い"から解放されて安らぎを得るのだろうか。
原作漫画も連載中でまだどういう結末を迎えるかわからない物語。
アニメ化されて観続けてますがとても切なく「浪漫」を感じてます。
YOASOBIのこの主題歌も世界観を見事に表現して大ヒットしてます。
この機会にぜひ曲だけでも聴いてもらえたらなとお勧めします(*´∇`*)
「浪漫」=「ろまん」→"マロンペースト"
「繰り返す」=「くりかへす」→"栗の渋皮煮"
マロンワッフルの要素も盛り込みました。
原作ではフリーレンの旅の目的は魔法の"収集"で「秋愁」とも掛けました。
本日は以上になります(*´∇`*)
次巻からは11月の俳句に突入でいよいよ冬っぽくなっていきます。
句数も前回で100を超えたので区切りは当面先ですね(≧▽≦)
気が早いですが200とか詠むまで続いてるんかなと考えちゃいます。
どうなるかはわかりませんが一歩一歩進みたいと思います。
今は11月末で今年も残り僅かですね。
無事に年越しできるようにもうひと頑張りです(*´ー`*)
それではまたお会いしましょう<(_ _)>
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