特別養子縁組するための手続きで、
家庭裁判所に行かなければならないのは、
里親研修で教わりますよね~。
どんなことを聞かれるんだろう?
と思ってたんだよね。
全部、
覚えているワケではないのですが
だいたいこんなことを聞かれたよ~なことと、
どう答えたか、を綴ります~。
家族構成や職業
夫、私、自閉症スペクトラムくんの3人
夫は、実家のある和歌山県に両親と両親の近くに姉夫婦がいる。
福祉施設で働く会社員。
私は、父は他界して母は実家のある石川県にいて、車で1時間ほどのところに姉夫婦と妹夫婦がいる。
カウンセラー活動をしている個人事業主。
家の間取り
4LDK。
特別養子縁組を希望した理由
夫:自分が子どもの頃は、親に大切に育てられた。
大学で福祉の勉強をして社会的養育が必要な子どもがいることを知り、
そういう子どもがいるのなら育てることは自分にもできるんじゃないか。
実際に児童養護施設で働いていたこともあり、
施設を否定しているワケではないが、
施設よりも里親の元で育ったほうがいいということを実感している。
赤ちゃんからの子育てがしたい。
私:夫の夢を叶えてあげたい。
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それぞれの両親に承諾を得たか(話したか)
夫:話をして、承諾を得ている。
私:まだ話してない。母とは合わないので、話すつもりは今のところない。
タイミングみて事後報告でもいいのかなと思っている。
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教育方針(どんな子に育ってほしいか)
夫:善悪の判断がつく子どもに育ってほしい、たくさん体験して豊かな人生を送ってほしい。
私:どこにいても自分らしくいられる子に育ってほしい。
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子どもに何をしてあげられるか
夫:実家は自然豊かなところにあるので、自然界に触れる遊びができる。
たくさん体験をして豊かな人生を送るために、いろいろなところに連れていってあげることができる。
私:同じ。
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自分の育った環境
夫:両親から大切に育てられた。自然豊かな場所で育った。
私:両親は喧嘩ばかりしていた。3姉妹の仲はあんまり良くない。
それでも、父はいろいろなところに連れて行ってくれたし、楽しかった思い出はある。
母のことは好きじゃないけど、父のことは大好き。
…覚えているのは、これくらい。
裁判所での聞き取り調査では、
子どもが健全に育つための質問しかされないんだよね。
両親に特別養子縁組の了承を得たか
については、
夫は了承を得ていて
私は話してなかったんだけど
それについては問題なかった。
私たち親が
どんな環境で育ってきたかが
子どもに多大なる影響を与える。
それが
科学的に証明されてるかは知らないけど
大多数の経験値としてあることは分かってる。
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子どもを育てる環境って
それだけとても大切だということ。
私は子どもの頃から、
母に愛された覚えなんてない。
それによって
カウンセリングに出会うまで
ずっと生きづらさを抱えてきた。
自閉症スペクトラムくんの子育ては
子どもの関わり方よりも
私が安心していられる場所が家にはなかった
っていうことのほうがツラかった。
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私がやってない箇所の掃除を求める母
私が家事に集中していたら「子どもをみて」という母
母はいつも私の話を聞いてくれない
母は私に休憩を与えない
母はいつも私と子どもを一緒にいさせたがる
だから
私と夫がどんな環境で育ったかって質問は、
特別養子縁組くんの成長を振り返ったときに
彼の人生を紐解けるひとつの手がかりになる、と思う。
聞き取りは、
あくまでも聞き取りであって
何がダメとか良いとか裁く場ではないからね。
そのまま正直に答えることが
子どもと誠実に向き合うことだと思う。
そんな気持ちで裁判所を後にしたのでした
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