今日は、
“自分はよくて、他人はダメ”は、
”わがまま”ですよ、ということを実例でお伝えします。
母は、
父の悪口をよく
子どもに聞かせていました。
「お父さんは、
ちーっとも働かなかったんだよ」
「ボーナス前に、仕事を辞めてきてね」
「テレビの前にいるくせに
“おーい、チャンネル変えてくれ”
って台所にいる私をわざわざ呼ぶの」
小学生だった私に、
こんな話しをするのです。
子どもの
私にしてみたら
“母は私にどうしろというんだろう？”です。
私が
中学生になっても
母は、同じことを言っていました。
何度も
同じ話を
聞かされていると、
私も
父の気に入らないところを
ポロッと言いたくなりました。
なので、
ポロッと口から
ついて出たことがあります。
すると、
母の顔がみるみるウチに
しかめっ面になり
私が
とても悪いことを
しているかのような口ぶりで
「あんたにとってみたら、たった1人の父親なのに、そんなに悪く言う？」
と。
え？
母は、
しこたま私の前で
父のことを悪く言ってるのに･･･!!!
たった1回
言っただけで、
どうしてこんな言われ方されないかんの・・・!?!?
私は、
そう思ったんです。
でも、
私が本音を認めたら、
本音を言いたくなる。
本音を言うと、
さっきみたいにイヤな顔される。
否定される。
私は、
本音を言ってはいけない。
だから私は、
そっか、
子どもは親の悪口を
言っちゃいけないんだ!!
瞬時に
気持ちを転換させました。
カウンセリングを
受けた今なら分かる。
母がやってたことは、
”わがまま”なことなんだ、と。
他人はダメで、自分はいい。
この考え方や行動を、
わがままというんだ、と。
これは、
カウンセラーに
教わったことではなく
私が私のことを
カウンセラーに
話していくことで
人生での出来事や
気持ちが整理されていき
心の中が
不安から安心へと変わることで
勝手に
”わがままってこういうことなんだ”
と理解できるようになりました。
“自分はよくて、他人はダメ”は、
“わがまま”で周りを混乱させる言動です。
今までよく、頑張ったね。
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