3歳の特別養子縁組くんにも理解できる
「生まれてきてくれてありがとう」を伝えられる遊びをたまーにやっている。
出産ごっこ。
「生まれた~~~」
我が家では夫がやってる(笑)
これね、
尾野真千子さんと江口洋介さんが出演する
「はじめまして、愛しています。」っていう
血縁関係のない子どもと家族になって
子どもは実親に戻っていく…な感じの
ドラマでやってたんだけどね。
我が家の子どもとして生まれ直す
って意味が込められたシーンだったかな。
すごく素敵だな~って思ってて
ずーっと覚えてたんだけど、
夫も覚えてたんだね(笑)
でさ、
出産ごっこをすると、
自分が生まれてきたことを喜んでくれる親がいる、
自分はこの世に存在していいんだっていう
ゆるぎない根拠のない自信になると思うんだ。
その親に愛されてる根拠のない自信が
自分らしく生きることに大切なことなんだよね。
この自信こそが、
自己肯定感の土台だと私は思ってる。
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自己肯定感を育む関わりが
親との愛着を形成していくことになる。
親との愛着を形成していくと
自然と信頼関係が築かれていくんだよね。
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「生まれた~~」何度も「やって~~」ってせがまれる。
この遊びのときに【真実告知】というものもやる~。
読んで字のごとく、
本当のことを伝えるってことね。
で、
この【真実告知】でやること、2つある。
①実親は違う人であると伝えること
「特別養子縁組くんを産んでくれたママがいるんだよ」
「特別養子縁組くんを産んでくれたママに感謝してるよ」
「特別養子縁組くんのお母さんは、お友達より多いよ」
などなど…
②私と夫がいかに特別養子縁組くんを愛しているかを伝えること
「生まれていきてくれてありがとう」
「この家に来てくれてありがとう」
「特別養子縁組くん大好き」
「特別養子縁組くんと一緒にいられて嬉しいよ」
などなど…
でさ、
思うんだけど
②の親が子どもをいかに愛しているかを伝えることって、里子や実子とか関係なくやったほうが良くね!?!?!?
って。
今の私が真実告知してもらっても
すげー嬉しいと思うもん。
親に言われた覚えないなー。
誰だって
この世に存在してることを
認めてもらいたいと思うと思うんだよなー。
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この遊びは、
特別養子縁組くんから離れるまでやり続けてる。
これは親からやめようと言わないほうがいい遊びね。
親との愛着を育む遊びは、子どもが満足するまでやるってことが大切。
満足することで、
ゆるぎない根拠のない自信が積みあがるから。
そうやって生活の中で
コツコツと積み上げていくことが大切よ。
親に愛されてる根拠のない自信なんか
持ったことない私は、
カウンセリングに出会うまで
ずっとずっと生きづらくて大変だったから、
親に愛されてる根拠のない自信のあるなしで
人生が全く違うものになることを体感してる。
私は、
子育てはそんなに好きでも得意でもない。
母親に向いてると思ったこともない。
いろいろ苦手でできないことも
いーーーーぱいあるけど、
それでもできてることもいっぱいあって。
そうやって
自分ができてることを認めて
苦手とどう付き合っていくか?が
楽しい子育てになっていく考え方だと思うんだよね。
楽しく身軽に生きていくためには、
親から愛されてる根拠のない自信って
とっても大切なもので、
子どもの心身の健やかな成長には欠かせないと思うんだ。
たとえ
困難に出会ったって
自分で考えて立て直せるチカラにもなるし。
それが自立につながっていくんだよね。
特別養子縁組くんが
成長するにつれて
「生まれてきてくれてありがとう」を
伝える方法が違ってくるのかなーと思うー。
子育ては苦手だけど楽しみたい
日々の判断で困ることをサポートしてもらいたい
母親に向いてないと思うけど子どものために頑張りたい
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子どもの自我が芽生えてきたら育てにくいと感じることが増えた
子どもと遊んでいても虚しくなるときがある
子どもの遊びをよく自分から切り上げててると思う
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