今日は、
家事に集中しているときに
「子どもを見て」と注目させる毒親には
”聞こえないフリをしましょう”ということについてお伝えします。
私が家事に集中していたら
「お母さん、ほら見て～。
息子くんがこんなことしているよ」
と、
息子に注目させることが
よーくありました。
急いで
済ませたいご飯作りや、
手が離せないときに限って
「息子を見て」と注目させるのです。
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うるさいな！
私が今、
手が離せないの分かってるやろ!?
今はこっちに集中させろや！
私の心は
いつもいつも
こんな風に怒りが溢れてました。
でも、
顔だけ息子の方に向けて
「あ～、本当だ～」
「楽しそうだね～」
「良かったね～」など
怒りを抑えて
顔は笑って
心にもないことを言ってました。
実家で同居している子どもは、
子どもが親に合わせるものだと思ってたし
「こっちに集中させて」
と、私が本音を言ったら
母はブチ切れるだろうし
そんなことになったら
母の機嫌取りに
心も時間も割かなければならない。
母と私が
言い合いしている姿は
絶対に息子に見せてはいけない。
母の言う通りにしていれば、
この場はおさまる。
だから私は、
心で怒って
顔で笑って対応してました。
私は、
ちっとも苦しくなんかない。
苦しさにさえも
気づいてはいけない。
気づいたら
ここには居られなくなる。
アパート借りる？
夫は、
アパート借りたって
どうせ仕事で家にいないんでしょ。
息子がパニックになったら
近所迷惑になって、いたたまれなくなる。
仕事して、
家事して、
1人で子どもの世話をする･･･？
そんな生活、
私には絶対に無理。
こんなに手のかかる
息子と一緒に行くアテなんてない。
そもそも、
そんなお金ない！
私は、
ここに居るしかない。
ここに居るほうが、まだマシなんだ･･･！
約11年間、
そんなことを
ぐるぐるぐるぐる考えながら過ごしてました。
カウンセリングを
受けた今なら、分かる。
母の「見て見て～」は、
聞こえないフリをすればいい。
ただ、それだけで良かった。
母の言いなりになることは、
母の思うつぼだった。
聞こえないフリをするだけで、
母の人生の
リベンジに利用されなくて済む。
心で怒って
顔で笑って、
なんて苦し紛れの対応をしなくて済む。
その場の平穏は、同じ。
でも、私の心は苦しくなんかない。
母の言いなりに
ならなくたって
自分の居場所は確保できるんだ･･･！
そっか、
苦しみに気づいたら
どうすればこの苦しみを解消できる？
を考えればいいんだ！
苦しみは、
気づくから解消していくんだ！
私は、
母の言いなりになることで
苦しくなっていったことを知りました。
言いなりにならなくても
母からの報復はなかったし、
逆に
少しずつ
一目置かれるようになっていきました。
聞こえないフリをする。
これでいいんですよ＾＾
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