昨年末、R170 SLK230コンプレッサーからR172 SLK200スポーツへと乗り換えたのですが、購入時にリコールが出されていることを知らされました。
幸いなことに重要保安部品ではなく、すぐに走行不能になるようなパーツではないことを知り、年が明けてからやりましょうということで、そのまま納車を受けました。
さて年も明け、1月も終わりになる頃連絡を入れてみると、メルセデスのディーラーが混んでいるとのこと。
それでは、と、1月29日に入庫することで話が決まりした。
はてさて一体どんな内容のリコールかというと、以下のとおりです。
ホームページのリコール一覧を見てみると・・・
ありました。
2019年9月3日に出されています。拡大してみましょう。
「Cクラス/Eクラス/SLK」とあります。
これ、かなりの車種ですよね。工場も忙しいわけです。
で、リコール内容というと「カムシャフトアジャスタに関する対策」とあります。
たった一行では具体的な不具合は判然としません。詳しい内容は以下のとおりです。
「油圧カムシャフトアジャスタに於いて、ロック機構の材質が不適切なため、耐久性が不足しています。そのため、当該ロック機構が摩耗しエンジン始動時に異音が発生して、最悪の場合、エンジン警告灯が点灯して触媒加熱制御を停止させることで、排出ガスが規制値をクリアーできなくなる恐れがある」ということでした。
現代の車のエンジンは省燃費性と環境へのダメージリスクを低減させるために、非常に細かな空燃比や点火時期のコントロールをしなければなりません。
それに加えて始動時のような潤滑油がまだ十分に温まっていないときなどには、ラッシュアジャスタをコントロールすることでバルブクリアランスをゼロ(もしくは殆どゼロに等しい)に自動調整することで、タペットの打音を防ぐことも重要な役割です。
メルセデスの別なガソリンエンジンのカットモデルを御覧ください。
この赤丸で囲んだパーツが、ラッシュアジャスターです。
タイミングチェーンがかかっていることからも分かる通り、給排気の理想的なタイミングとバランスを図るパーツです。
これが今回の「当該バルブアジャスター」です。
タイミングチェーンを外し、ヘッドを剥ぐってカムシャフトを抜き、それから交換するのですから容易なことではありません。それに対象車種は全国のC、EクラスとSLKですから膨大な数であることは容易に想像できますね。
今日午後2時ころ、私の携帯に修理が終わった旨の連絡が入りました。で、先程引き取りにメルセデスのディーラーへ出向いてきました。
2日ぶりに乗るSLKですが、修理前後で特に変化は感じられません。わずかに言えるのは、ごく低速時のエンジンマナーが良くなったことくらいです。
ま、帰路に高回転まで引っ張るような運転などできるはずもないので、上の回転域でのエンジンマナーの変化についてはこれからですが。
冬が過ぎれば毛鉤の季節。中央高速で一路信州へ向けて高速クルージングもしなければなりません。
対策品への交換は今まで以上の安心感を与えてくれることになります。
さてさて購入時からの懸念材料も払拭できて、行きますよ~ガンガンと(笑)
また明日ね('-^*)/
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