和風チキンと魚介類の甘酢和え

昨日も今日も随分春めいてきました。

桜の開花もあちこちで聞こえて来ています。

で、今夜は料理ネタ。数日前に作ったんですが、チキンステーキを食べたいなぁと。

季節が春なので季節感も入れたいし・・・・

で、決めた献立は「和風チキンステーキ味噌仕立てと魚介の甘酢和え」です。

ソースも和風でお味噌をベースに。

赤味噌（カレールーみたいでしょ）と白味噌（だし入り）を日本酒とみりんで伸ばします。

買い物のときにカルディに立ち寄ったら、和風ペペロンチーノソースというレトルトソースが有るのを見つけて、これを隠し味に使いました。

鶏肉（モモ）の厚いところを開いて火の通りを均一にします。

その後フォークでプツプツと穴を明けて、ソースが染み込みやすくさせましょう。

塩・胡椒せずにそのままジプロックへいれて、先程作ったソースに漬け込みます。

このまま45分～1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。

その間にガルニ（付け合わせ）の準備を。

春の野菜を付け合わせたいので、レンコンとウドにしました。

どちらも皮をひいて、レンコンは輪切りにウドは筒切りしたあとスライスします。

酢水に放してアクで黒くなるのを防いで、水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭き取り、天ぷら粉を軽くまぶして油で揚げます。

さてチキンを焼いていきましょう。

焼いている途中で蓋を取りました。味噌ダレは拭き取っていません。

脂ぎっているように見えますが、これは鶏肉から出た油と水分です。蓋をして中火で加熱しています。こうすることで水分が飛びすぎず、味噌ダレが焦げ着かずに済みます。

そっと持ち上げて皮面の焼き色を確認したらひっくり返して身の方を焼きます。

鶏は身と皮の間に脂があります。その脂は鶏の風味をしっかりと出してくれますし、旨味もあります。

このまま240℃に予熱しておいたオーブンで5分焼き上げます。（上段）

鶏肉を焼き上げたら、フライパンに残ったソースに斜めにカットした長ネギを入れてさっと沸かします。鶏肉の脂と長ネギの相性が良いのは、焼き鳥で皆さんご存知のはず。よく合いますよ。

さて、盛り付けです(^_^)/

レンコンとウドを奥に飾って手前にチキンを。

長ネギの香りを入れた味噌のソースを掛けて、ネギももちろん飾ります。

このチキンとネギとの取り合わせは、予想通りとても良いコンビネーションでした。

そうそう、魚介類の甘酢和えを忘れていました。

蒸したホタテとワカメ、残ったウドとホタルイカに甘酢を加えてみました。

みりんの甘みと味噌の塩味が鶏肉の旨味を引き出します。

パスタソースの隠し味は美味いこといきました。にんにくのほのかな香りと赤唐辛子の辛さもいいアクセントです。味噌ソースは全くしょっぱくありません。旨味が溶け込んだ和風のソースになっています。そしてそれは魚介類の甘酢が際立つ旨味です。

春の食材で脇を固め、鶏肉の旨味を味噌ダレで引き出すというコンセプトです。

もちろん和のテイストの料理ですが、ナイフとフォーク、塗り箸でいただくネオ・クイジーヌだと洒落込みましょう(^o^)

ごちそうさまでした。ブロイラーのチキンが苦手な方、これおすすめですよ。

また明日ね('-^*)/

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和風チキンと魚介類の甘酢和え