サピ新4年3月復習テスト結果予想の検証
昨日サピ新4年生は3月復習テストの結果がでたそうですね。
妹に成績を共有してもらいました。以前の記事で結果予想をしていましたので、検証してみたいと思います。
ちなみに妹にはサピの教材とテスト結果をいつもスキャンしてもらって、私と共有のクラウド上のフォルダに保存してもらうことにしたので、私はいつでも見られます。とても便利です。
↓妹が使っているプリンタ・スキャナーです。スキャンしたものを自動で指定のクラウド上のフォルダに保存してくれます。
私の予想
まず以前の記事に書いた私の勝手な平均点予想は以下のとおりです。
算数:90点
国語:90点
理科:70点
社会:65点
合計:315点
標準偏差75と予想しましたので、4科総合の偏差値予想は以下としていました。
偏差値55:352.5点
偏差値60:390点
偏差値65:427.5点
偏差値70:465点
実際の結果
算数:96.8点(+6.8点)
国語:91.2点(+1.2点)
理科:65.2点(-4.8点)
社会:65.2点(+0.2点)
合計:318.5点(+3.5点)
算数をやや低く見積もりすぎ、理科をやや高く見積もりすぎたようですが、4科総合では誤差3.5点でしたので、なかなかの精度ではないでしょうか(自画自賛)。
標準偏差67.2くらいだったようです。思いのほかばらつきが少なかったですね。従って以下のような偏差値となっているでしょう(姪の結果からの計算ですので、誤差があります)
偏差値55:352.1点(-0.4点)
偏差値60:385.7点(-4.3点)
偏差値65:419.3点(-8.2点)
偏差値70:452.9点(-12.1点)
当然ながら平均から離れるほど差は大きくなりますが、まあまあという感じですかね?
今後のマンスリー・復習テストに向けて
初の4教科テストということで、実力が発揮できなかったお子さんもいらっしゃるでしょうし、逆に結構理社が良かったと自信を持たれるお子さんもいらっしゃると思います。
参考までに今後のテストについて簡単に書いておきます。但し、5年前の経験ベースですので、2024組にもまだあてはまるのかはわかりませんが。
算数
3年生までのようにいわゆる純粋なパズル的思考力問題はマンスリーや復習テストでは出題されません。思考力問題があるとすれば、指定範囲の分野の応用問題という形で出題されます。今回はそこまで難度が高くなかったですが、特に場合の数、規則性、整数、図形などの分野が含まれる場合、これらの分野から思考力問題と言われるような難問が出題されることが多いです。
他方、3年生までに比べると、しっかりと指定範囲を復習しておけば、やや算数に苦手意識がある子でも、対応できる問題が多くなると思います。3年生まで算数で思うように点数を取れなかった子が、コツコツと復習することで4年生から取れるようになるパターンは意外とあります。
国語
漢字・言葉ナビ・知の冒険の対象範囲を完璧にすることで大問1・2はほとんど取れるはずです。これは努力だけで何とかなるので、読解が苦手な場合はここだけは落とさない、ということが重要です。
テストの読解問題の本文は、今後初見の文章しか出題されません。国語は息子の時も苦労しましたが、難しい科目です。日々のサピでの問題演習をしっかりやるくらいしかありません。ただ、4年生であれほど記述問題に取り組むこともなかなかありませんので、ついていけば力は付くはずです。
理科
今後、理科は4年生の間、難度は今回と同じか少し難しい程度で推移していくと思います。マンスリーや復習テストはテキストをきっちり復習していれば対応できます(まあ量が多いのでそれが難しいのですが)。
ただ、この「きっちり」ということのレベル感が問題ですね。今回ご体感頂いたと思いますが、表紙の裏とかテキスト中のコラムに書いてあることなども含め、テキストをすべてきちんと読んで理解し、習得しておく必要があります。逆に言えば、それだけやっていれば満点も狙える出題です。
ちなみに5年生の後半あたりから化学や物理の計算問題が入ってくると、結構苦手な子が増えることもあり、平均点が下がります。
社会
社会のテストは今回は易しめでした。今後地理の学習が本格化していくにつれ、難度は上がっていきます。今回もありましたが、テキストに書いていない「常識問題」や単純にテキストを暗記しているだけでは答えられない複合問題が増加していきます。普段からアトラス(地図帳)に親しんで、周辺知識を増やしていくのがよいと思います。
総合
今回は最初だからか全体的にお試し、という感じで、4科総合の平均点が318.5点でしたが、通常のマンスリー・復習テストはだいたい300点前後になります。全体にもうちょっとずつ難しくなるイメージです。
姪っ子は?
姪っ子はほぼ自己採点のままの点数だったようです。偏差値的にもなかなか優秀でした。ただ、特に理社は不慣れなことからくるケアレスミスの失点もいくつかあり、伸びしろが見られます。
姪っ子の成績について、例のアレ(例:4科総合>65>算数>国語>60・・・みたいな中受ブログやXでよく見かける成績開示フォーマット)をやりたい気持ちはありつつも、姪っ子の話なので自重します。笑
そういえば息子の時も公開記事では書いてませんでしたね。
まだ理社が始まったばかりですが、姪っ子は4科目で極端に良い科目、極端に悪い科目がなく、全てそこそこ取れるオールラウンダータイプの片鱗が見えます。一番いい科目と一番悪い科目の差が小さいのです。これはなかなか良いことで、このタイプは大崩れしません。極端な苦手科目があると、本当に苦労すると思いますので。
私のアドバイスが生かされたのかどうなのかは、私の伝えた勉強内容を完璧にこなしているわけではないので何とも言えません。でもある程度手抜きをしている状況でこのくらいの成績なのであれば、きちんとこなしてくれればもっと上を目指せそうな潜在的能力を感じてはいます。
しかし例のアレって誰がいつ開発したんでしょうね。
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