「スーサイド・スクワッド」 ★★★~見どころはハーレイ・クイン一択 | そんなことより恋をしろ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。  これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

「『シネマ報告書2016』の掲載にあたって」

 
見どころはハーレイ・クイン一択
★★★
(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
 
(2016年/アメリカ/123分/Suiside Squad
 
【 製作総指揮 】
ザック・スナイダー
デボラ・スナイダー
 
【 監督 】
デビッド・エアー
 
【 出演 】
ウィル・スミス
ジャレッド・レト
マーゴット・ロビー
ジョエル・キナマン
ビオラ・デイビス
ジェイ・コートニー
ジェイ・ヘルナンデス
アドウェール・アキノエ=アグバエ
アイク・バリンホルツ
スコット・イーストウッド
カーラ・デルビーニュ
アダム・ビーチ
福原かれん
 

 

【あらすじ】

 

 スーパーマンが死に、地球はまだ見ぬ脅威に対応すべく戦力確保に迫られていた。

 そこで政府は、バットマンをはじめとするヒーローたちによって投獄され、死刑や終身刑となった“ヴィラン”たちを使って“スーサイド・スクワッド(決死部隊)”を編成することを決める。

 メンバーは凄腕のスナイパー・デッドショット、狂気の道化師ジョーカーの女ハーレイ・クイン、炎を操るディアブロらクセモノ揃い。

 チームがバラバラのまま軍人リック・フラッグはヴィランたちを率いて最初のミッションにあたるのだが、そこには最強の敵が待ち構えていた―

 

 

【コメント】

 

 さてさて、もう前々からあらゆるメディアで宣伝がなされている本作。

 2013年の『マン・オブ・スティール』、そして今年公開された『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に続く、DCコミックスのアメコミヒーロー達がクロスオーバーしながら世界観を共有する、いわゆる“DCエクステンデッド・ユニバース”の第3弾に位置する作品です。

 本作では、そのDCコミックスヒーロー達は鳴りを潜め、なんと悪党(ヴィラン)たちが主役という奇想天外な設定ということで、非常に楽しみにしていました。

 そんなわけで、めっきり涼しくなった9月の夜、さっそく「MOVIX昭島」まで足を運んだ次第です。

 

 

(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

 

 

見どころはハーレイ・クイン一択

 

 うん、なるほど。まずまずの面白さといったところでしょうか。というか、本作の見どころは一にも二にもハーレイ・クイン一択ですな。

 先にも言ったとおり、DCの世界観を共有しているだけあって、バットマンが登場したり、映画では初登場のザ・フラッシュもちらりと出てたり、スーパーマンの名も出てきたりするので、シリーズを観ている人ならばニヤリとすることうけあいでしょう。ザ・フラッシュはTVシリーズかな。

 正直僕はアメコミに疎いので語れるほどの知識はありませんが、ヴィランどもがヒーローに変わって暴れまくるのは楽しいです。これぞアメコミのテンションですな。だけど、そのヴィランどもを差し置いて輝きまくってたのがジョーカーの女ハーレイ・クインです。彼女のセクシーな小悪魔ぶりを観るだけでも本作の価値は十分にありますね。子供には目の毒ってもんです。

 本作は、前2作のダークで暗めな空気とは明らかに違っていて、ロックの名曲をふんだんに盛り込んだポップでパンキッシュな世界観に仕上がっているのも楽しくしてくれる要因のひとつです。

 ぶっちゃけ、ストーリーとしては???な部分が散見されていて、これは本作に限らずDCシリーズの作品にも言えることですが、どうも脚本がキチンと練られていないというか、粗が目立つのが難点。こういう部分は、マーヴェルのアベンジャーズシリーズのほうがしっかりと練られている。どうもキャラクター頼みな作りになっていて、今後続けていくならば、脚本の見直しは急務ですぞ。

 

 

ジャレット・レト版ジョーカーはイマイチ・・・

 

 DCコミックスのヒーロー、本作にも登場するバットマンの宿敵といえば、なんといってもジョーカー。ヴィラン総登場というわけで、ご多分に漏れずジョーカーも登場するわけですが、ジャレット・レト演じる本作のジョーカーのインパクトは正直イマイチ。

 もっとも、ティム・バートン版『バットマン』でのジャック・ニコルソンや、クリストファー・ノーラン版『ダークナイト』でのヒース・レジャーのインパクトが強烈過ぎて、それらと比べるとどうしても見劣りしてしまうのはある意味仕方のないことかなと。

 いや、がんばってるのは分かるんだけどね。どうも前二人とくらべると不気味さがあまりなくて、もろアメコミの悪役でーすみたいなコスプレになっちゃってる。体型もひょろひょろしてて、あれ、勝てるんじゃね?と勘違いするくらいに悪さを感じない。

 ジョーカーのキャスティングは難しいですな。

 

 

次なるDCヒーローの登場は来年夏の『ワンダーウーマン』

 

 というわけで、まあ映画としては悪くはなかったし、ハーレイ・クインの小悪魔ぶりがとても良かった作品でしたが、脚本にはもっと力を入れてほしいところ。

 そして、DCエクステンデッド・ユニバース第4弾となるのが、来年6月に公開予定となっている『ワンダーウーマン』。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でも唐突の登場となったヒーロー(ヒロイン?)の単独作品ということで、本作のラストでも宣伝がされているので、幕が閉じるまでお見逃しなく。

 なんだかんだ言っても、DCエクステンデッド・ユニバースの作品も見守っていくことになりそうです。

 

 

(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

 

 

【2016年度 Myランキング】(9/10時点)

 

 本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。

 雨の日が多くなってきましたな。

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:シン・ゴジラ ★★★★★

  2位:シビル・ウォー キャプテン・アメリカ ★★★★

  3位:オデッセイ ★★★★

  4位:アイ アム ア ヒーロー ★★★★

  5位:君の名は。 ★★★★

  6位:エクス・マキナ ★★★★

  7位:死霊館 エンフィールド事件 ★★★★

  8位:マジカル・ガール ★★★★

  9位:HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス ★★★★

 10位:さらば あぶない刑事 ★★★★(思い出補正あり)

  次点:TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ ★★★☆

     デッドプール ★★★☆

     ボーダーライン ★★★☆

     

 

 

  (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:セーラー服と機関銃 -卒業- ★★

  2位:秘密 THE TOP SECRET ★★☆

  3位:X-ミッション ★★☆

 

 

<その他ランク外一覧>

ブリッジ・オブ・スパイザ・ウォーク信長協奏曲残穢-住んではいけない部屋-白鯨との闘いスティーブ・ジョブズドラゴン・ブレイドゾンビスクール!ヘイトフル・エイト珍遊記パラドクスザ・ブリザード僕だけがいない街ちはやふる -上の句-デッド・オア・リベンジバットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生インシディアス 序章あやしい彼女暗殺教室 ~卒業編~スポットライト 世紀のスクープルームズートピアテラフォーマーズ64 ロクヨン 前編ちはやふる -下の句-殿、利息でござる!モンスターズ 新種襲来スキャナー 記憶のカケラをよむ男ヒメアノ~ル神様メールサウスポー64 ロクヨン 後編10 クローバーフィールド・レーンクリーピー 偽りの隣人アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅日本で一番悪い奴ら血まみれスケバンチェーンソー殺されたミンジュインデペンデンス・デイ:リサージェンスイット・フォローズ貞子vs伽椰子パラノーマル・アクティビティ5ファインディング・ドリーターザン:REBORNロスト・バケーション>ゴーストバスターズミュータント・ニンジャ・タートルズ 影<シャドウズ> エージェント・ウルトラグランド・イリュージョン 見破られたトリックオートマタスーサイド・スクワッド


 
 
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