「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」 ★★★★~MCUの最高傑作! | そんなことより恋をしろ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
 これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

「『シネマ報告書2016』の掲載にあたって」



MCUの最高傑作!

★★★★

シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

(C)2016 Marvel All rights reserved.




(2016年/アメリカ/148分/Captain America:Civil War)

【 監督 】
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ

【 出演 】
クリス・エバンス
ロバート・ダウニー・Jr.
スカーレット・ヨハンソン
セバスチャン・スタン
アンソニー・マッキー
ドン・チードル
ジェレミー・レナー
チャドウィック・ボーズマン
ポール・ベタニー
エリザベス・オルセン
ポール・ラッド
エミリー・バンキャンプ
トム・ホランド
フランク・グリロ
ウィリアム・ハート
ダニエル・ブリュール




【あらすじ】

 地球の平和を守る“アベンジャーズ”は、多くの人々を救う反面、多大な被害も被っており、国連の管理下に置かれ、無許可での活動禁を通告される。
 “アイアンマン”のトニー・スタークは、やむなしとこれに賛成するが、自由を重んじる“キャプテン・アメリカ”ことスティーブ・ロジャースはトニーと対立、次第に溝が広がっていく。
 そんな中、ウィーンでテロ事件が発生、その犯人としてスティーブのかつての親友、“ウィンター・ソルジャー”ことバッキー・バーンズが指名手配される。
 アイアンマンを支持するヒーロー達、そしてキャプテン・アメリカを支持するヒーロー達が二分され、互いに望まない戦いが繰り広げられる―


【コメント】

 さて、まだまだ肌寒い実家・盛岡でのGW休暇。5月を迎えた雨の日、そういや1日は映画1000円デーだったなと、これを逃す手はないとばかりに当初の目的であった本作を観に行った次第。
 GW最大の目玉である“マーヴェル・シネマティック・ユニバース”(通称MCU)の第13弾であり、「キャプテン・アメリカ」シリーズ第3作ということで、これまでMCU関連は“アベンジャーズ祭り”として欠かさず劇場で観てきた僕なので、今回も祭りに乗り遅れちゃならんと「盛岡フォーラム」にて鑑賞してきました。


シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

(C)2016 Marvel All rights reserved.



MCUの最高傑作!

 面白ぇー!こりゃ面白ぇーぞ!!!2時間半なんて上映時間はあっという間、ハラハラとワクワクが止まらない最高のヒーローアクションでしたね!
 僕はこれまで、MCUの世界観で登場する単体ヒーローものは祭りとして位置付けていて、半ば惰性で観ていた部分もあって最近ちょっと食傷気味ではあったんですが、今回は違う!ヒーローアクションものとしてはもちろん、ストーリーやドラマチックな展開まで十二分に楽しめる、まさにMCUとしては最高傑作と呼んで相応しい完成度の高い一品でしたね。
 本作はまさにアベンジャーズ祭りの分岐点、そしてMCUの最高傑作と言えるでしょう。


位置付けは“アナザー・アベンジャーズ”

 タイトルにあるとおり、本作の主役はもちろんキャプテン・アメリカなんですが、同時にアイアンマンとのW主演とも呼べます。というか、これまでのヒーロー達とニューヒーロー達も加えたアベンジャーズ全員集合と言わんばかりの総出演で、位置付けとしては“アナザー・アベンジャーズ”と呼んだほうがいいでしょう。
 残念ながらハルクとソーの登場はありませんでしたが、おなじみのホークアイやブラック・ウィドウ、ヴィジョン、X-MENのスカーレット、そして僕の大好きなアントマンが登場、加えてニューヒーローのブラック・パンサーとスパイダーマンまでも登場。アントマンとスパイダーマンの登場にはワクワク感が止まりませんでしたね!
 本作が凄いのは、これだけのヒーローが登場しているにもかかわらず、それぞれにしっかりとした見せ場があって爪痕を残していること。アントマンも登場は少しながらもバッチリと持っていきましたね。
 スパイダーマンも映画としては3度目のリブートですが、エンドロール後でも登場するのでお見逃しなく。


本作はMCUの分岐点

 今回の特徴は、共闘していたヒーロー達が方向性の違いから溝が生じて対立するという展開ですが、「どうせクライマックスは共通の敵とまた共闘するんだろ?」的なありがちな展開とはならない、ヒーロー達が二分されたまま終わってしまうまさに予想を裏切る展開なんですね。
 そういった意味では、本作はまさにMCUの世界観での分岐点といってもいいでしょうね。仲違いしたまま、これからどうやってヒーロー達は世界を救っていくのか、共通の敵とどう戦っていくのか。観終わってからも今後の展開が気になってしょうがない展開です。


こぞって真似るシネマティック・ユニバースの世界観

 マーヴェルが打ち立てた、単体ヒーロー達が共闘して戦う世界観“シネマティック・ユニバース”ですが、先に観た『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でも分かるとおり、DCコミックスのヒーロー達が一堂に会す世界観が構築されつつありますね。
 同じように、同じマーヴェルでも配給会社が違う「X-MEN」シリーズの20世紀フォックスでは、6月公開の『デッドプール』や「ファンタスティック・フォー」を三たびリブートして世界観を構築しようと企んでいる模様。MCUの世界的成功にあやかってちょっとしたブームになっているようです。
 日本ならばどうだろうと考えると、「仮面ライダー」や「ウルトラマン」の全員集合ものはこれまでたくさん出来ていましたが、例えば円谷プロのヒーロー大集合とかになるんでしょうかね。個人的にはデビルマンやマジンガーZの永井豪作品がドラマチックでいけそうな気がするんですがね。まあでも、日本でこれくらいのスケールを製作・監督できる人材はいないでしょう。


MCUフェイズ3今後の予定

 そんなわけで、ここへきて大きな展開があったMCUですが、本作はMCUのフェーズ3の第1弾として位置付けられており、本作が分岐点になっていることから今後ますますの展開が期待されるところです。
 
 『ドクター・ストレンジ』
 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2』
 『スパイダーマン ホームカミング』
 『マイティ・ソー ラグナロク』
 『ブラックパンサー』
 『アントマン&ワスプ』
 『アベンジャーズ インフィニティ・ウォーPART1&2』

 本作で初登場となったブラックパンサーとスパイダーマンの単体作品も気になるところですが、僕はやっぱり『アントマン』の第2弾が楽しみですね!
 これからますますMCUが盛り上がっていくことでしょう!


シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

(C)2016 Marvel All rights reserved.



【2016年度 Myランキング】(5/1時点)

 本作は、本年度のベスト10中1位(暫定)にランクイン。
 実家は雨ばかり。


(ベスト)… ★★★☆以上が基準

  1位:シビル・ウォー キャプテン・アメリカ ★★★★
  2位:オデッセイ ★★★★
  3位:アイ アム ア ヒーロー ★★★★
  4位:マジカル・ガール ★★★★
  5位:さらば あぶない刑事 ★★★★(思い出補正あり)
  6位:ボーダーライン ★★★☆
  7位:ヘイトフル・エイト ★★★☆
  8位:スポットライト 世紀のスクープ ★★★☆
  9位:ズートピア ★★★☆
 10位:ちはやふる -上の句- ★★★☆
  次点:
     
     


(ワースト)… ★★☆以下が基準

  1位:セーラー服と機関銃 -卒業- ★★
  2位:X-ミッション ★★☆
  3位:信長協奏曲 ★★☆


<その他ランク外一覧>
ブリッジ・オブ・スパイザ・ウォーク残穢-住んではいけない部屋-白鯨との闘いスティーブ・ジョブズドラゴン・ブレイドゾンビスクール!珍遊記パラドクスザ・ブリザード僕だけがいない街デッド・オア・リベンジバットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生インシディアス 序章あやしい彼女暗殺教室 ~卒業編~ルームテラフォーマーズ






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