"迷ったときは「お金のなるほう」を選ぶ" とは
どういった意味なのか
ひとりさんはこうおっしゃっています。
迷ったときって結局、
「お金のなるほう」が正しいんです。
お金になるということは、
それだけ需要や要望があるということだし、
必要としている人が多いということです。
つまり、それだけ人のためになるのです。
だから何か迷ったときは
「どちらが自分にとって儲かるか」
を考えてみるといいよね。
「儲かるか」っていうと、
なんだか「お金に "がめつい"」
みたいなイメージだけど、
そうではありません。
たとえば、「ボランティアの仕事」と
「お金がもらえる仕事」があったら、
まずは「お金がもらえる仕事」を
選んだほうがいいでしょう。
私は何も「ボランティアが悪い」と
言っているのではありません。
ボランティアも社会には必要です。
でも考えてほしいのは、
「お金がもらえる仕事」とは、
お金を払ってでも人手が欲しいってものだよね。
それだけ使う側の人は困っているわけだし、
需要もあるということ。
それで、使う側も使われる側も助かって、
その商品やサービスで助かる人がいて、
そこからまた新たな消費が生まれて景気も良くなると、
結局みんなが助かるんだよ。
これは "自戒の念" も込めてのことですが、
お金に困らなくなると
「売れなくてもいいから、いい本を作りたい」
って思うんです。
でも、いい本ってやっぱり売れるんだよね。
だから「売れなくてもいいから、いい本を作りたい」
っていうのは私のエゴだったり、
押し付けだったりするかもしれないし、
みんなとの意識のズレを生むことにもなりかねません。
お金よりも大切なものってたくさんあります。
また、お金で買いないものもたくさんあります。
そこで私が言いたいのは、
「友情よりもお金を大事にしなさい」
ではなくてね、
「お金より友情を大事にするときだってもちろんある」し、
「お金よりも愛のほうが大切なんだ」と思うときは
愛のほうを取ればいいんだよということ。
でも、迷うんだとしたらお金を選んだほうが、
結局は正しいことが多いんだって言いたいの。
昔は食べ物でも分け合わないといけないくらい
貧しい時代があって、ときには誰かが我慢したり、
犠牲になったりすることも必要でした。
でも、今は日本では食べ物の廃棄が問題になるくらいに
モノが溢れています。
誰かが我慢したり犠牲になったりするよりも、
お互いが得する方法が
いくらでも選べる時代なんだから、
そうしたほうがいいよね。
ただ、いくら「お金になる方が正しい」といっても、
社会常識から逸脱することや、
法律にふれることは絶対にダメですよ。
ひとりさんの著書
『お金の真理』より抜粋
目の前に大事な選択がやってきたとき、
それが仕事の選択なんだとしたら、
「お金になるほう」が結局、正しい方向に向かうんですね。
大事な選択はさまざまな形でやってきますから、
ときには「友情」や「愛」を優先することも、正しいんですね。
自分にとって、 "大きな後悔" にならない選択をできるように
今回のお話を覚えておいてくださいね!
最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・不機嫌に玄米菜食するなら何でも感謝して食べて「上気元」がいい
・幸せとは誰かと分けるものではない 幸せとは、「自分の心で感じるもの」
・健康のありがたみ、親の七光りのありがたみ 持っている人は、それが、なかなかわからない
・「ダイヤモンド」と「コップ一杯の水」 あなたはどちらが大切ですか?
・「誰かを助けたい!」と思ったときに困っている状態から抜けられる