2022年7月8日(金)、渋谷SEABIRD第二金曜(二金)ライブ。二金ライブは岩井バンマスがお題(テーマ)を出してくれる。先月は梅雨で「雨」だったが今月は七夕の翌日ということで「テーマは『逢瀬(おうせ)、LOVE!』かなあ、やっぱ」ということで末記のプログラムとなった。

   【迫力の二金インスト陣septet(七重奏)


テーマの「(あう)」という字から私がすぐに思い浮かべたのはアンドレ・ギャニオンの「めぐりい」という曲だ。この曲はヒーリング音楽の巨匠アンドレ・ギャニオンの代表作だが器楽曲だから歌詞が無い。でもネットでいくつか歌詞を探し出し、その中から有森聡美さんの詞で歌うことにした。

一方、出雲井裕美さんは同じ「めぐりい」だが同名映画(1957年)の主題曲で全然違う曲を持ってきた。私はケーリー・グラント主演のこの映画も主題歌も全く知らなかったが、実に美しい曲である。てか、それにしても出雲井さんは毎回新しい曲にチャレンジしていて凄い。

私は出雲井さんに「たまにはチャレンジしなさいよ」と言われるくらい二金では定番曲ばかり歌っていて、これまで二金が初演という曲は遥か昔のアルファベットシリーズで「Rで始まる曲縛り」の時の1曲(「Red Sails In The Sunset (夕陽に赤い帆)」)しかないから今日は久々の初演曲だ。

 【開始5分過ぎからの2コーラス目のインストがイイ

 【岩井さんのソロと中川さんのピアノが素晴らしい!

そしてマッキーこと牧かおるさんの曲はコール・ポーターの「Night And Day」だが、面白いことにポーターの最初の伝記映画のタイトルが「Night And Day」で、ポーター役は映画「めぐり逢い」でも主演したケーリー・グラントだった。ま、これも一種の“めぐり逢い”かも?

 【ケーリー・グラント繋がりの出雲井裕美&マッキー】


PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
1st.set
 1 Love for sale
 2 Nancy
歌3 An Affair to remember
  ~映画「めぐりい」~
(出雲井)
歌4 Bringas Nunka Mais “喧嘩はやめよう“ (出雲井)
歌5 Embraceable you (出雲井)
 6 Flamingo
 7 Desert moonlight “月の砂漠”
2nd.set
 1 I've never been in love before (なお&けい)

   【この日のカラーコーディネートはピンク】
 2 Come rain or come shine
歌3 めぐりい (Saigottimo)
歌4 Night and day (マッキー)
歌5 Acaso (出雲井)
 6 Sweet love of mine

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公開から1週間目となる本日(7/7)、映画「エルヴィス」を観てきた。追加料金がかかるIMAX版にするかどうか迷ったものの、プレスリー好きとしては折角だから大画面・最高画質&最高音響というフルスペック版IMAX上映はこの日が最終日となる池袋の映画館までわざわざ足を運んだのだ。

私は女声はエディット・ピアフ、男声はエルヴィス・プレスリーが特に凄いと思っている。ピアフの歌は聴くと鳥肌が立つので怖いがエルヴィスの声は好きだし同じ男声ヴォーカルとして意識するので人形↓にも反映されている。
Saigottimo人形ができました! | Saigottimoのブログ

   【映画「エルヴィス」オフィシャルサイトより】


さて映画を観ての感想だが、まず申し上げたいのは、エルヴィスに興味が無い人でも音楽映画として充分に楽しめる作品になっている事と、エルヴィス・ファンには顔立ちこそ違えどオースティン・バトラーのパフォーマンスは本物と見紛うばかりの素晴らしさで聴き応えがある事である。

次に、この映画はマネージャーのパーカー大佐(トム・ハンクスが名演)の視点で描かれている点が秀逸であり、実質的な主役はエルヴィスではなく大佐である。その大佐の視点で「誰がエルヴィスを殺したのか」という問いへの答えを導くシナリオなのだが、最後に明かす彼の結論はなかなか興味深い。

エルヴィスに関する本は何冊も読んでおりパーカー大佐も含めて周辺の人物や時代背景等*1はそれなりに知っているので映画を観た人が誤解しないように幾つか付記したい。まず、彼は声のために煙草も吸わなかったくらいで、彼を死に導いた薬は医師処方薬であって“違法ドラッグ”ではない

もう1点は、彼の妻プリシラが善く描かれ過ぎである。彼女は出産後にエルヴィスを裏切って彼が雇っていた空手教師と駆落ちした上にその相手もすぐ捨てて芸能界で散々浮名を流しTVや映画で女優として活躍。挙句、彼の死後に権利管理団体を立上げCEOにもなっており、こんな健気な妻ではない

とはいえ映画全体としては、エルヴィスの少年期から壮年期まで('50~'70)の米国社会の大事件や変化、ティーン時代のガールフレンドの存在、超マザコンぶり、黒&ピンク好きという独特の色彩感覚等も丁寧に描かれていたし、BBキングやリトル・リチャード等もしっかり顔を出す。

ビートルズやビング・クロスビーはアイリッシュ(英国系)だし、シナトラやトニー・ベネットはイタリア系、サッチモやエラはアフリカ系だがエルヴィスはネイティブアメリカン(米国先住民)の血が流れる“生粋の米国人”だからかも知れないが、彼は米国において特別な存在なのだろう。
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*1:エルヴィスが台頭した音楽の時代背景は下記ご参照。
ビリー・ヴォーンをもっと語りたい | Saigottimoのブログ

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2022年7月1日(金)、渋谷SEABIRD第一金曜(一金)ライブ。今月はテナーサックスの、というよりも自作パンフルート奏者で”回文家”の竹笛太郎こと横地さんが参戦!みな「すわ、回文作品集第2弾販売活動か!」と色めき立ったが「いや第2集はまだ」。でも回文*1は制作し続けているらしい。


    【回文作品第1集の販売は2020年8月↓】
   
開演前の雑談からも次々と回文を創作し続けるから凄い。在宅勤務だとネクタイは売れないねという話題からは「ネクタイ残念在宅ね」妄想の話からは「私妄想もしたわ」我家が中野区境にあるという話題からは「中野なのかな」そして何の話題だったか「ラブ揚油」…ああ左脳が攣りそう…。


という事で1st.setは3管アンサンブルも交え賑やかに飛ばし、2nd.setのヴォーカルタイムに突入。トップバターのマッキーこと牧かおるさんと、大トリの益田伸子さんは共に、イマドキの夏らしく爽やかなボサノヴァで「Vivo Sonhando (Dreamer)」そして「Only Trust Your Heart」イイネ!

2番手3番手は共にシットイン*2の市岡さんと中村さんで、「That’s All」「Almost Like Being In Love」と、王道のスタンダード曲で来た。そうなると後は色物の4番手5番手、男声ヴォーカル2名。まずビックリしたのは柳田(やなだ)さんの選曲。なんと、ABBAの「ダンシング・クイーン」だよ!

この曲はABBA最大のヒット曲*3だし、お店とかではよく流れているが、私は生演奏で聴くのは初めてだ。本多バンマスのアレンジの妙もあるがトランペットとサックスのブラス陣の迫力が凄い!店内は往年のディスコの様相を呈し何人もが思わず踊り出す始末。ああ、ミラーボールが欲しい…。

横地氏曰く「それにさ、ABBAって回文だしね」え、そこ?

そして私は1974年のアン・ルイス初のヒットシングル「Goodbye My Love」。実はある朝突然この曲を想い出し「一金メンバー最年長の私が未成年時の曲だから皆スタンダードと思うかも?」と持ち込んだ。なかにし礼/平尾昌晃コンビの曲だからジャズスポットで聴くことはないだろうし

♪Goodbye My Love…7月1日SEABIRD一金ライブ♪

※見つけた譜面がオリジナル(女声)キーなので私にはちと厳しいが、ママが“鶯谷サウンド”と呼ぶ御子柴さんのいやらしさ炸裂の粘っこいテナーは昭和歌謡の雰囲気を満喫できる。

大学1年の夏休みに北九州・門司の親の知人宅に居候して運転免許の教習所に通っていた頃の事が鮮明に想い出される。ま、流行歌とはそういうものだろう。しかしABBAの「ダンシングクイーン」を歌おうとした柳田さんの大胆さにド肝を抜かれ、結果として彼に全部持って行かれちまった。あーあ

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*1:先頭からでも末尾からでも同じ文。ex)マカオのオカマ
*2:シットインとは一種の飛入り。詳細は下記ご参照。
 ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*3:この曲は1976年の全米No.1。世界13か国で1位、
 全世界で300万枚のセールスを記録。(by wikipedia)

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岡田光代さんのベストセラーエッセー「ニューヨークの魔法」シリーズの第5弾「ニューヨークの魔法のじかん」から「作家はシェルター住まい」を私が所属する朗読グループ5Thanks(サンクサンクス)が朗読しインターネットの「ホンマルラジオ」で本日(6/23)公開されました(今月で3回目)。


@高砂放送局【美遊空間四国】第11話(6/23公開)
・ゲスト:エッセイスト/岡田光代、朗読家/前尾津也子
朗読「作家はシェルター住まい」…開始8分頃から約4分半
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語り:久木崎なお江
作家:Saigottimo
女の人:前尾津也子
男の人:大幡かおり
音楽(作曲・演奏):ななえ
制作:朗読グループ 5Thanks

朗読動画「作家はシェルター住まい」…こちらは画像付きなので作家本人の写真あり↓。そして最後の英文朗読は、なんと!贅沢にも作家ご本人です。←クリック!


先月放送分は下記Webからお聴き戴けます。
@高砂放送局【美遊空間四国】第10話(5/23公開)・ゲスト:エッセイスト・岡田光代、朗読家・前尾津也子
朗読「車内放送」(「ニューヨークの魔法の約束」から) …開始12分37秒から約5分間
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  【5Thanksと「ニューヨークの魔法」シリーズ】


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石貫慎太郎さんの新作オーディオドラマ「旅立ちの灯」に出演させて戴いた前作に続き16作目となる今回の舞台は森の中で私は窯元の主の陶芸家(勝山先生)。数日間続く「登り窯」を焚く時期に毎年訪れる若い娘(歌子)と初めて訪れた友人(八朔)が奏でる美しい音楽に秘められた事情とは?

石貫作品は、ごく日常的な設定や音響効果から自然に物語に入り込んでいくといつの間にか超現実的な世界に引き摺り込まれるも、美しい旋律によって違和感なく展開していく。まるで往年の米国製TVドラマ「ミステリーゾーン」「世にも不思議な物語」のようなシュールなタッチが私は好きだ。


●「旅立ちの灯」【約23分間】(*1)
■スタッフ
脚本/制作/作曲/ギター演奏:石貫慎太郎
劇中の篠笛曲「柏葉窯の風景」
篠笛:笛吹かな
ホーメイと打楽器:Sabmarine
エンディングテーマ:「ひとりぼっちの夏休み」
ヴァイオリン&ピアノ演奏:Au bonheur(オーボヌール)

■キャスト
ナレーション:​中田真由美
歌子:南春奈
八朔:能登洋宇
詩織:山木梨花
勝山先生:Saigottimo (開始1分過ぎから登場)
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*1:今作品はリメイクされたので下記ブログご参照。
「旅立ちの灯」リメイク版公開 | Saigottimoのブログ

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2022年6月6日(月)、関東地方が梅雨入りした。先日、高円寺の絵本読み聞かせイベントが再開したが、私はここの“本読み案内人ボランティア”としてこの時期に必ず読む、おススメの絵本がある。それはピーター・スピアー作「雨、あめ」(評論社)。この本は文章どころか文字が一つもないのである

誰もが子供の頃に遊んだ雨の日の光景がたくさん描かれていて、眺めているだけでも子供時代の懐かしい雨の感触や匂いが蘇るのだ。まあ厳密には「文字が無いから読めない」ので利用者のお子さんが持って来た場合は一緒に絵を見て「これは何だろうね?」などと指差しながら対話を楽しむ。

    【絵本ためしよみサイトEhonNaviから】

そして6月10日(金)は渋谷・SEABIRD第二金曜(二金)ライブ。先月は「セロニアス・モンク特集」だったが、今回の二金ライブのテーマは梅雨を見込んでの「雨」。岩井バンマスが「雨の曲、たくさん集まりました。情緒たっぷりに楽しみましょう」というように下記のプログラムとなった。

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
1st.set
 1 I Mean You
 2 I Will Wait For You “シェルブールの傘”テーマ
歌3 Lilacs In The Rain (出雲井)
歌4 Chuva (The Day It Rained) (出雲井)
歌5 Rain (出雲井)
 6 Half Nelson
 7 Here's That Rainy Day
2nd.set
 1 Come Rain Or Come Shine
(なお&けい)
 2 Gentle Rain
歌3 Yesterday I Heard The Rain *1 (Saigottimo)
歌4 Candy (マッキー)
歌5 Singin' In The Rainに歌えば” (出雲井)
 6 Let's Cool One

そしてこの日、プロアルトサックス奏者の宮崎勝央氏が大病も克服して久しぶりに二金に遊びに来てくれた。来週6/16は昼、9/14は夜、と今や新宿・Pit-innの常連である。“若手”のなおけいコンビもマッキーもちゃっかり共演してもらっちゃってるし、くっそーオメーらミーハーか(悔しー)!

そして前回はモンクの特集に乗れなかったヴォーカル陣も今回はテーマに合わせた選曲で臨んだ。出雲井さんは「Lilacs In The RainThe Day It Rained」「Rain」さらに映画史上に燦然と輝く名作映画“雨に歌えば”から「Singin' In The Rainと、流石のラインナップである。

私はたった一つしかない雨のレパートリーであるトニー・ベネットの「Yesterday I Heard The Rain」を、初めて原詞(スペイン語詞)を和訳しての朗読からスペイン語と英語で歌ってみた(*1)。そしてマッキーはというと、雨ならぬ飴(Candy)の曲?おい、おい、まさかのオヤジギャグかよ!

   【二金バンドメンバー with 宮崎勝央】

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*1:この曲の内容ついては下記の記事をご笑読戴きたい。
昨日貴方の名を囁く雨を聴いた | Saigottimoのブログ

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以前「歌と語りと朗読とナレーション」の違いについて記事化したが一般的に歌は「音楽」、語りや朗読等は「演劇」と専門分野が違うからか、これらを同時に演っている人は余り居ない。でも同じ「声」を使い「言葉」を操るのだから当然ながら共通点も多く私にとって、その境界線は極めて薄い

2022年6月3日(金)、渋谷・SEABIRD第一金曜(一金)ライブで“一金の美空ひばり”こと益田伸子さんがヴォーカル陣の大トリで「What A Wonderful World」を歌った。そう、この曲は私のデビュー曲にして十八番「おぬし、それを知っての乱暴狼藉か!」ということで、2コーラス目に乱入した。


【十河さん(pf)、天川さん(ds)、益田さん(vo)、萬造寺さん(b)、本多バンマス(tp)】

先日(5/27)の横浜でシットイン(指名飛入り)時にこの曲を歌った際、創作和訳詞を「朗読」のように読もうとしたが難しくてメロディに乗せて半ば歌ってしまったしかしこの日は益田さんの楽譜で女声キー(半音で7つ低いB♭)だから歌に逃げる事も出来ず覚悟を決めて全て読むことにした。

結果としてどうなったかというと、日本語詞をそのまま「朗読」すると不自然になるので、自分の言葉で「語り」かけることになった。曰く「赤ん坊は泣く、そして僕達よりも、もっともっと多くの事を学ぶんだ。なんて素晴らしい僕達のこの世界!」という具合。「語り」と「朗読」は違うのだ。

♪What A Wonderful World…2022年6月3日、渋谷・SEABIRD、益田伸子(vo.)♪ 限定公開動画

聴衆には概ね好評だったが、歌唱中に乱入された益田さんにはさすがに怒られるだろうと思ったら「日本語の語りばっちりでした!次も共演したいくらいです!!ありがとうございました」と意外にも喜んでくれた。さ~すが、美空ひばりだけあって“太っ腹(いや精神的にね)“だぁ…。
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6月4日(土)、南青山・ジマジンにRumikoさんら3ヴォーカルのライブを聴きに行った。ジャズコーラスあり3人のソロありの素晴らしいステージだったが、2nd.setの終演間際でRumikoさんがバラードの「Round Midnight」を歌う前に、和訳した歌詞を私メが「朗読」させて戴くことに

「歌詞の内容が素晴らしいので当初は自分で読もう」と思ったらしいが「朗読をやっている奴が聴きに来るならそいつに読ませてみよう」と企んだらしい。前々夜にメールで打診があり、勿論私は是非も無く快諾し、当日の彼女の衣装に合わせて真っ赤な台紙を準備して本番に臨んだ(エラいなー私)。



朗読の裏で吉田桂一さん(pf.)が上手にポロポロ弾いてくれたしRumikoさんの歌がド迫力だったので「歌の意味がよく分かって良かったわ」「よりドラマチックに歌が心に染みた」と企ては好評だったようだ(実は1ヶ所読み間違えたが噛まなかったし言い直さなかったので気づかれなかったろう)。

♪Round Midnight…2022年6月4日、南青山ジマジンRumiko(vo.)♪

ということで、「語り」での乱入に「朗読」でのシットインと、「歌」以外で存在感を示すことが出来たのは朗読家としては誠に喜ばしい限りではあるが、う~ん、でもこれって、ヴォーカリストとしては果たしてどうなんでしょうねぇ?要するにお前は歌わない方が良いってこと?

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2022年5月21日(土)、以前このブログでもご紹介した座・高円寺(杉並区立杉並芸術会館)絵本読み聞かせイベント「絵本の旅@カフェ」が再開した。まだ申込者数も限定しマスクや消毒などのコロナ対策をしながらだが、2年ぶりの再会は利用者にとっても我々読み手にとってもうれしい。

大抵のお母さんは子供と一緒に聴くか自分の事をするが、手持無沙汰に見えたお母さんに「ご自身が読んでもらった事ありますか?」「え?いえ、ありません」「では私がお読みしましょう」と大人向けの絵本として私が超おススメの「3びきのかわいいオオカミ」(冨山房)を読んで差し上げた。


  【絵本ためしよみサイトEhonNaviから】

この話はいわば「3匹の子豚」の逆バージョンで、可愛い狼3兄弟が悪い大豚に壊されない家を建てるまでのお話。子豚の話はレンガの家で終わるが、こっちはレンガの家からスタートし…あとは読んでのお楽しみ!「どうでした」「すっごく面白かったですぅ」と、初日は大人に読んで再開した。

再開3週目の6月4日には、以前からの常連母子も来訪された。坊やはもう小学校中学年になっていて、持ってくる絵本も以前はどうぶつ達の競争などだったが今回は「みずとはなんじゃ?」「プラスチック星にはなりたくない」など、グッとオトナっぽく成長している事に驚かされた。

    【左右いずれもEhonNaviから】


以前は時間も10時半~12時と1時間半あり、11時になると飲物&お菓子(自家製ケーキ)タイムで小休止となった。でも今はまだコロナ禍なのでお菓子もテイクアウトになって11時半で終了。トータル1時間なのでノンストップだしアッという間である。早く以前のスタイルに戻って欲しい。

同会館Webより、コロナ禍前の下の写真に私の姿も?】


読み手側も徐々に増えてきて6月4日は6名。オーディオドラマで私とご一緒している(というか私を石貫さんに紹介してくれた)中田真由美さんも来てくれたし、私をここを紹介してくれた前尾津也子さんも近々復帰してくれることだろう。

「読み聞かせ」というと小学校のクラス全体に紙芝居のように読むボランティア等が多く、それなりの資格や研修受講などが求められる事が多いが、ここの「本読み案内人(読み聞かせボランティア)」は読む時も1対1だし、特に資格も経験も不問で、申告すればその日から読ませてくれる

【再開後の特集テーマ企画(関連本がコーナー配置される)】


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一般の人には「ライブとセッションの違い」は分かり難い。ジャズスポットのスケジュールには「この日はセッション」等と書いてあったりするが、フィルムコンサートでもない限り、通常はライブ(生)のセッション(演奏会)が行われているのだから、言葉の意味だけではこの両者は区別できない。


まず「セッション」という形態はジャズ独特の演奏形式である。ジャズは演奏者が入れ替わっても初対面でも全員初見の曲でも合奏できるのだ。その前提にはスタンダードとして皆がよく知っている曲群があり、コードネームが振ってある(或いはコードネームのみの)譜を使う事でそれが可能となる。

通常の「ライブ」は予め決まった演奏者が予め決まったプログラムの曲目を演奏し、お客さんは聴衆(オーディエンス)として聴きに来る。それに対し「セッション」は、参加するお客さん自身がメイン演者であり、順番に自分が演りたい曲目の譜面をホストバンドに配って合奏する(または歌う)のだ。

    【SEABIRD三金セッション5/20】

  【中央の女性と私以外はホストバンドメンバー】


つまり「セッション」ではバンドは配られた譜面を即座に演奏することが求められるし、演目も参加者(お客さん)次第となる。また参加者にとっても参加者数が少なければたくさん合奏出来る(歌える)が、逆に参加者が多いと余り順番が巡って来ない。どちらにとっても“出たとこ勝負”になる。

渋谷・SEABIRDの第一金曜第二金曜「ライブ」なので決まったメンバーが所定のプログラムで演奏するし私も事前に決めた1曲を歌わせてもらっている。だが第三金曜「セッション」だから私は客として参加し、何巡するか分からないので何曲分もの譜面を持っていく。

5/20は参加者が少ないので私は7曲も歌い、最後は全員が参加できる定番曲「Route66」を演る事に。キーは(関西から長期出張で来たという)女性ヴォーカルに合わせ「F」、私は2コーラス目に歌い、以降はバンドと女性vo.にお願いした。
♩Route66…2022年5月20日、渋谷・SEABIRD三金セッションにて♩

そして「シットイン」とは、ライブに聴衆で来ているバンドメンバーの知人に飛入り的に演奏して(歌って)もらうことだ。5月27日(金)、私は音楽仲間の藤井さん(ds.)が出演するライブを聴きに横浜・Jones Cafeにマッキーに連れて行ってもらい、マッキーと共にシットインで歌わせてもらった。

      【Azamino Jazz Quartet】

【藤井知義(ds)、楠瀬悟之(kb)、川原淳(b)、平松和彦(flg)】

♩What A Wonderful World…2022年5月27日、横浜・Jones Cafeでのシットインにて♩
※3コーラス目の創作和訳詞は出来るだけ歌わずに朗読するよう試みた*1

   【Jones Cafeは横浜関内駅から徒歩5分】

 【実際に動く!ジュークBOXの動画←クリック!

このお店はアメリカ雑貨の店でもありジュークBOX(私と同じ1956年製)は現役で動く。百円硬貨を入れ曲を探すとレスリー・ゴーアの「涙のバースデイ・パーティ」(1963年坂本九のSUKIYAKIが全米No.1になる直前のNo.1)があったのでボタンを押したら、おお、アナログな音で再生されるじゃん!
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*1:一般的に「歌は語れ、セリフは歌え」と言われており、私はこれをタイトルにしたブログ記事も書いている。

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私が所属する朗読グループ5Thanks(サンクサンクス)では、

岡田光代さんのベストセラーエッセー“ニューヨークの魔法”シリーズを以前に何度か朗読させて戴いた。昨年も岡田さんの地元・高円寺で講演と朗読のイベントを予定していたがコロナ禍で中止となり、ああ残念!と思っていた…

  【5Thanksと「ニューヨークの魔法」シリーズ】


しかししかし、インターネットラジオ「ホンマルラジオ」で先月から数か月にわたって定期的に放送して戴けることになりました!ホスト役のあさせやまさん、としやさんとゲストの岡田さん前尾さんとのトークあり、歌あり、朗読ありの約30分。webからいつでも聴けますので是非お聴き下さい。

@高砂放送局【美遊空間四国】第10話(5/23公開)
・ゲスト:エッセイスト・岡田光代、朗読家・前尾津也子
朗読「車内放送」(「ニューヨークの魔法の約束」から)
 …開始12分37秒から約5分間←クリック!

この朗読は、前尾さんのサイトからもお聴き戴けます。

●先月放送分は下記Webからお聴き戴けます。
@高砂放送局【美遊空間四国】第9話(4/23放送分)
・ゲスト:エッセイスト・岡田光代、朗読家・前尾津也子
・朗読「東京ではできない頼み事」(「ニューヨークの魔法の約束」から)…開始4分50秒から約3分間←クリック!


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