石貫慎太郎さんの新作オーディオ・ドラマ「海辺のレストラン」に出演させて戴いた。今回の舞台「東京から飛行機で 3 時間半の海に浮かぶ離れ小島」は沖縄か鹿児島か(小笠原諸島は飛行機では行けない)。今回私はその海辺にあるレストランの50代と思しきマスターだが、標準語を話し訛りがない彼は脱サラ移住組?

●「海辺のレストラン」【約23分間】←クリック!

■スタッフ
脚本/作曲/制作:石貫慎太郎

 エンディングテーマ曲「彩の丘」

 演奏:Au Bonheur(オーボヌール)、作曲:石貫慎太郎

■キャスト

ナレーション:山木梨花

貴也:能登洋宇

紗良:中田真由美

リコ:南春奈

マスター:Saigottimo (開始約2分半頃から登場)

---------------------

今回、私にとって石貫作品は「キューピッドは雪女」「海沿いの夜行列車」「桃太郎達の焚火を囲む会」「コケノコの旅立ち」「夏の夜空を見上げて」「夕闇トンネルの幻」「煙突の上のコンペイトウ」「魔女のツリーハウス」「加乃子の海辺の夏休み」「お伽噺『桃太郎』の実態に迫る」「夜の樹海でピクニック」に続く、第12作目の出演。

 

こんな洒落たセルフサービスのレストランがあったら私も是非利用してみたいものだ。でも、もし頼んだメニューが海鮮モノではなくビーフやチキンだったら一体どうなったのだろうかと想像してしまった(笑)。そして、チェロという楽器はクラシックの気品が感じられてBGMもソロ演奏もできる楽器だから、絶妙のチョイスだと思った。

 

貴也は青年らしく若々しくて情熱的、紗良先生は艶っぽくて魅力的な年上女性だ。リコちゃんは見るからに、いや聴くからにカワイイし、山木さんのナレーションは温かい雰囲気で安定している。さすがに石貫組の面々は素晴らしいプロ揃いだ。そして何より石貫さんの脚本と音楽と編集が秀逸でプロフェッショナルだと思う。

 

Saigottimo

コロナ第6波襲来で各種イベントの中止が相次いでいる。そこで私が所属する朗読集団「5Thanks(サンク・サンクス)」では新たな動画コンテンツを制作し(ま、今回もリーダーの前尾さん頼みだが)アップした。演目は新美南吉の名作「ごんぎつね」。常時視聴可能な5thanksの動画は「やまなし」「絵手紙・詩手紙」以来である。

 

この作品は教科書にも載ったし、多くの人が知っている。先日(昨年12月)の小学校(埼玉県久喜市立栢間小学校)での朗読会でも低学年向けプログラムで公演し、結構長い時間(約20分間)にも拘わらず、生徒さん達が集中して聴いてくれてとてもうれしかったことが記憶に新しい。

●朗読動画「ごんぎつね」【約20分間】←クリック!

原作:新美南吉
企画・制作:朗読ユニット「5Thanks(サンク・サンクス)」

語り:前尾津也子

ごんぎつね:久木崎なお江

加助、イワシや:大幡(おおばん)かおり

兵十:Saigottimo (開始から約5分後から登場)

音楽:ななえ

 

リーダーの前尾さんがメインの語りで物語に引き込み、主人公のごんはハマり役のなおちゃん。先日の小学校公演には参加できなかった広島在住のプロナレーター大幡ちゃんも今回は参加してくれて「やまなし」同様に影絵の一部も創作してくれた。ななえさんの音楽も作風に合わせた和風のオリジナル作品で素晴らしい

 

これまで5Thanksは2015年の旗揚げ公演以降も、詩の朗読カフェでの朗読&音楽エッセイの朗読オカリナ&歌と朗読夏休みお話BOX池袋と湘南でニューヨークの魔法古楽器リュートとグリム童話屋外での絵本読み聞かせ教科書展での朗読&歌等々、様々な活動をしてきた。

 

一昨年(2020年)春には高円寺でのイベントを企画していたし、秋にはプラネタリウムで宮沢賢治作「双子の星」を朗読しようと構想まで練っていたのだが、コロナ禍で断念!この第6波が収束して我々の暮らしが元に戻ったら、高円寺でのイベントもプラネタリウム企画も必ずや実現したいものだ。

 

Saigottimo

ポップコーンを種から作ったことはあったので、今度は「キャラメル・ポップコーン」を作ってみた。「キャラメルコーン」じゃないよ。それは東鳩製菓のお菓子で、これは「キャラメル・ポップコーン」。ほら映画館の売店や、よくネズミーランドなどでワゴンの香しい匂いに誘われて、つい値段を忘れて買ってしまう“アレ”ですよ。

 

【左:約2人前(45g)、右:1袋(200g)100円】

 

ポップコーンの種は100円ショップで売っている。1人前25gと書いてあるから1袋200gという事は8人前で100円。これを小さな蓋付き鍋(写真は直径15cmの鍋)に入れ、油(オリーブ油とかグレープシード油)に浸し塩をふたつまみ入れて蓋して中火にかけるとポンポン音がして5分くらいで音が止んでポップコーンは出来上がる

 

【中火に5分でこうなる】

 

出来たポップコーンは一旦ザルなどに移しておき、フライパンでキャラメルを作る。いろんなレシピがあるが「砂糖70g、牛乳大さじ2杯、バター30g」とかって書いてあるけど、バターなんて7gの一片しかなかった。だからバター風味のスプレットを少し足して牛乳をやや多めにして誤魔化す。要は煮詰めちまえば同じだろう。

 

【砂糖、牛乳、バターを焼けばキャラメル】

 

ゴムへらで混ぜながらキャラメルっぽくなってきたら、ポップコーンをフライパンに投入してキャラメルを絡める。この作業はフライパンを火にかけながら熱いうちにやらないとキャラメルが固まってしまう。ゴムへらでさっさかさっさかとポップコーンを混ぜる。だからある程度深さのあるフライパンの方がこぼれ難くていいかも。

 

【キャラメルを絡める】

 

キャラメルが絡まったら、クッキングシートの上に広げてバラバラに。キッチンペーパーなどはくっつくからダメ。クッキングシートがなければ「くっつかないホイル」でもいいだろうが、とにかく熱いうちに広げておかないと、ダマになったまま固まってしまう。もう、この時点で香しい匂いに負けて幾つかつまみ喰いするはずだ。

 

【熱いうちにバラバラにして冷ませば完成】

 

冷めたら出来上がり!ボウルに入れてお茶うけに。これは塩味ではなくスイーツだから紅茶もしくはコーヒーに合うゾ。2人前作ったので残りはビニール袋に入れてみたものの、結局、香りが良くて軽くて美味しいので一人で全部食べてしまった。作って分かったが砂糖の量がハンパないのでダイエッターには向かないと思う。

 

Saigottimo

2022年1月14日(金)、SEABIRD第二金曜日(二金)ライブ。オミクロン株によって新規感染者数が急増し完全に第6波の様相となり、再びライブイベントも自粛となる可能性もある微妙な時期の開催となった。ライブ開始前にメンバーは大抵オムライスで夕食を済ませるが、マのケチャップアートも新春らしく寅年に因んだものだ。

 

【左:トラさん、右:「イヨッ」と手を挙げる寅さん】

 

1st.set 1.Angel Eyes /Dm Latin ♩=120
          2.Do Nothing Till You Heae From Me /B♭ Swing
      歌 3.Chega de Saudade /Dm
      歌 4.O Grande Amor /Am
      歌 5.My Little Suede Shoes /B♭
          6.Bluesette /B♭Waltz  ♩=140

          7.Cotton Tail /B♭ Swing ♩=170
2nd.set 1.Prince Albert /A♭ Swing
           2.Line for Lyons /F Swing
      歌 3.Misty /B♭ ♩=60
      歌 4.'S wonderful /E♭ Swing ♩=200
      歌 5.Smile /F Bossa ♩=120
           6.Solitude /E♭ Bossa
           7.Cjam Blues /B♭ Blues ♩=160

 

最初のインスト(器楽)曲「Angel eyes」は、男性2管のアンサンブルだが、エンジェルアイズ(天使の瞳)ちゃんにフラれた男の未練たらたらな情けな~い雰囲気が出ていて、とってもイイ感じだ。

 

一方、歌モノは二金ヴォーカル部の出雲井カントクがマッキー(こと牧かおるさん)を後継指名し若手育成の方針。歌モノ先頭はマッキーの十八番「Chega de Saudade(シェガ・ジ・サウダージ)」だが、これはポルトガル語だからネイティブ・ポルトギーの出雲井カントク直々の熱血指導が入るぞ!さてどうなるかと思ったら…。

ん?なんか様子がおかしいゾ。あ、そうか、「Chega de Saudade(シェガ・ジ・サウダージ)」はポルトガル語で「憂鬱(Saudade)は要らない」という意味なので英語のタイトルは「No More Blues」。だが、このタイトルで演奏したり英語で歌う場合は、ゆったりしたボサノヴァではなくサンバのような速いテンポになるのだ(こんな感じ↓)。

英題「No More Blues」も間違いではないが、ただポルトガル語のSaudadeという言葉は意味が深く「哀愁」とも「郷愁」とも「憂鬱」とも何とも言い表せないらしいからむしろ邦題(「想いあふれて」)の方が近いかも?そして本来マッキーはもう少し遅いボサノヴァで歌う(こんな感じ↓)から、ポル語でこのテンポはキツかったかも?

続く「O Grande Amor」「My Little Suede Shoes」の2曲はメイン・ヴォーカル出雲井カントク貫禄のソロ。前者はジョビンのボサノヴァ、後者は“バード”の異名を持つモダンジャズの父チャーリー・パーカー(as.)の名演で知られるラテンリズムの軽快な曲だが、歌で聴くのは初めてだし、そもそも歌詞があることすら知らなかった。

 

そして2nd,setのヴォーカルタイムは先ずマッキーがソロで「Misty」をしっとり。彼女は2月銀座、3月横浜、5月8月六本木とプロ奏者とのライブが決まっており、現在は大ブレイク寸前である。続く「’S Wonderful*1」もマッキー自身はソロで歌えるのにお気遣い戴いて私とのDuetをご所望されたので有難くお相伴させて戴いた。

♪Misty~’S Wonderful~Smile・・・2022年1月14日、SEABIRD二金ライブにて(限定公開動画)♪ (🎥山内さん撮影・編集)

 

そして私のソロは二金ライブでは毎年お正月に演るチャップリンの「Smile*2」をいつも通りボサノヴァで歌わせてもらう。そのココロは「笑う門(かど)には福来る」でエンディングの語りも「今年2022年が皆様にとって微笑み多き年でありますよう!」という意味のご挨拶で、これも例年通りだ。今年は本当にそうなって欲しいと願う。

 

今回も美しいフライヤーを制作された杉山さん(ts)は残念ながら欠場だったが、岩井バンマス、加藤さん、山内さんの3管ブラス陣によるエリントンの「C Jam Blues」で賑やかにフィナーレとなった。

*1:「’S Wonderful」のDuetについては既に当ブログにて記事化しているので、そちらをご参照戴きたい。

*2:チャップリンの「Smile」については既に当ブログにて記事化しているので、そちらをご参照戴きたい。

 

Saigottimo

1月7日(金)、渋谷・SEABIRDの第一金曜日(一金)ライブ。今年は曜日の巡り合わせで、そのまま第一金曜日に実施できた。昨年11月にレギュラーピアニストの小松正直さんがご逝去されたのでレギュラーメンバーが決まるまでは複数のピアニストがトラ(代演)をして下さる。今月は十河(そごう)さんが参加された。

 

そして久々一金に竹笛太郎こと横地さん登場。“回文王”の異名通りに開演前から回文エンジン全開だ。曰く「晩酸欠マツケンサンバ」「覚悟渦巻き先ず動くか」「サンタは家行けず経営破綻さ」「左脳がチト違うのさ」「右脳がチト違うのぅ」「言い分全部良い」「夜マハラジャ親父らハマるよ」「西が引き継ぎ月東に」・・・ああぁぁ

 

1st.setは、本多さんのトランペットにツインテナーの三管アンサンブルに加え、横地さんの回文と御子柴さんのダジャレが炸裂。音楽はイメージを司る右脳を使うが、回文やダジャレはロジックを司る左脳を使うため、我々聴衆は右脳も左脳も使うのでチョー疲れる、いや、チョー楽しませてもらえる。フーッ!

【本多バンマス(tp.)、御子柴さん(ts.)、横地さん(ts.)】

 

2nd.setのヴォーカルタイムトップバッターの柳田(やなだ)さんは正月の“初日の出”に因んでか「East Of The Sun」(Arranged by 本多バンマス)。いつもなら開演前の時間にバンドとリハをするが今日はブッツケ本番。それでもビクともせずに柳田さんもバンドも手慣れた感じで難無くこなしてしまうから凄いなぁ。

 

2番手は昨年11月から飛入り参加してくれているRumikoさん。今回は“初夢”に引っ掛けてか「Dream A Little Dream Of Me(私を夢見て)」を持ってきた。3番手の私の歌い初めは“お年取り*1”に因んで「When I Grow Too Old To Dream(夢見る頃を過ぎても)*2にしたので、ちょうど夢つながりのコール&レスポンスとなった。

邦題だと「私を夢見てね」「うん、夢見る頃を過ぎてもね」と、麗しいやりとりに思えるが、原題では前者は「Dream~」と命令文だから「私の夢を見ろ!」だし、後者は「~Too Old To Dream」だから「夢見るにはトシを取り過ぎた」となる。つまり「私の夢を見ろ!」「いえ、トシなのでもうムリっす」というコール&レスポンスか?

 

4番手はマッキーこと牧かおるさん。前回12月はスロウバラッドだったが、今回は一転してアップテンポの定番曲「Cherokee(チェロキー)」。この超高速ぶり(♩=290)にフロント陣はノリノリで横地さんはパンフルート、御子柴さんはハーモニカを持ち出す。でもバックの萬造寺さん(wb.)や岩渕さん(ds.)はきっと大変だったろうなぁ。

【パンフルートにハーモニカのフロント陣】

 

そして“一金の美空ひばり”益田伸子さんの「Yesterdays(イエスタデイズ)」(ビートルズのYesterdayではなく複数形の方)がトリ!と思ったら、お正月興行の福袋、なんと御子柴さんが「Like Someone In Love」をスキャットも交えて熱唱した!さながら大トリ“三波春夫”の出現に、私を含めヴォーカル陣は全員脱帽だった。

【下段:藤井さん(ds.)も飛入り参戦】

 

♪夢見る頃を過ぎても(When I Grow Too Old To Dream)…2022年1月7日、SEABIRD一金ライブにて♪
 

*1:正月を迎えることを「お年取り」というのは満年齢が普及する以前の「数え歳」の名残であろう。今でこそ誕生時点は0歳で誕生日ごとに加齢する「満年齢」が当たり前だが、その昔は誕生時点で(0歳ではなく)1歳、以降は誕生日に拠らず誰もが元旦に加齢していたので「数え歳」は「満年齢」より1~2歳多くなる

*2:この曲については以前に記事化したのでご参照下さい。

 

Saigottimo

カミさんが長野出身なので我が家は毎年冬はリンゴが豊富だ。ただ昨年は気候や病気などの影響で出来も収穫量もイマイチということだが“違いが分からない男”の私にはいつもの美味しいリンゴである。リンゴはそのまま食べても充分美味しいが熱を加えるといっそう甘くなるので、アップルパイを作ってみることにした。

 

今はクックパッドなどにアップルパイのレシピは山ほど出ている。なかには小麦粉でパイ生地から作る本格的なものやカスタードクリームを加えるものもあるが、そこは“何事も本格的にやらない”主義の私としては、冷凍パイシートさえ買ってくればあとは電子レンジやオーブントースターで出来る簡単レシピを探した。

 

このレシピでも材料に「レモン汁」や「シナモンシュガー」などが書いてあるが、まあ、そんなものは風味の問題なので、たまたま冷蔵庫にポッカレモンや台所にシナモンがあったから使ったが、無くたってどうってことはないだろう。要は「リンゴをパイに入れて焼けばアップルパイ」なのだから、本当に必須の材料はこれだけ

【冷凍パイシートは8個分298円】

 

冷凍パイシートは数種あり大手スーパーでは400円近くしたが、小規模スーパー「ピアゴ」では11cm×19cmが4枚入りで税込322円。「発酵バター入り」なのでバターを買う必要も塗る手間も要らず好都合だ。上記の写真以外の必須材料は砂糖くらい。あとは見栄え的に卵黄(卵)と風味的にレモン汁とシナモンだが必須ではない。

 

リンゴ2個を「4つ割りにして芯と皮を除いて厚めのイチョウ切り」とあるが、要するに薄くスライスすればいい(実際はもっと細かく刻んだ)。これに砂糖を(あればレモン汁とシナモンも)加えて電子レンジで4分チンし、いっぱい出た水分をザルで除く。砂糖はレシピ通り80g入れたが、リンゴが甘いのでこんなに要らなかったかも

 

あとは上記のレシピ通り、パイシートを横長に並べ左右に真っ二つ、上下は6対4に十字切りすると上下2枚一組で8個分のパイ生地が出来上がる。チンしたリンゴを大きい方の生地の上に盛り、小さい方の生地にはレシピ通りの切り込みを入れて網状に広げながら上に乗せ、上下の生地の両端をクチュッとくっつければOK。

ここで問題が発生した。卵黄をパイの上から塗るための刷毛(ハケ)が見つからない。仕方ないからキッチンペーパーを筆の様に浸して塗った。ま、これでも全然問題ない。キッチンペーパーが無ければティッシュペーパーでもいい。人は困ると知恵を絞るものだ。逆に何の困難もないと何も考えないのが我々凡夫であろう。

【キッチンペーパーで卵黄を塗った】

 

あとは(アルミホイルかクッキングシートに乗せて)200度のオーブンで20分焼けばいいというが、オーブンが無ければオーブントースターで充分だ。家にはたまたま余り使ってない電気オーブンがあったが天板に6個しか乗らない。残り2個はオーブントースターで焼いたが、オーブントースターの方が短い時間で綺麗に焼けた

 

アツアツのアップルパイをフォションのアップルティーで戴く。紅茶を淹れるお湯は熱いほど美味しいが、やはりパイも熱いうちに食べるのが一番おいしい(冷めたらトースターで温め直せばいい)。サクサクのパイにジューシーなアップルフィリング!この上にバニラアイスでも乗せたら、きっともっと美味しいんだろうなあ。

そう思ったらどうしてもやってみたくなった。オーブントースターで温め直し、アイスクリーム*1(森永MOW)を買ってきて載せて食べたら「超ウメェ~!」。熱いパイと冷たいアイスという“熱のコントラスト”に加え、ねっとりしたクリームにサクッとしたパイ生地にジュワっとしたフィリングという“触感のコントラスト”が堪らなく美味い!

*1:私は通常アイスだけを食べるなら「明治エッセルスーパーカップ超バニラ」(ラクトアイス*2)だが、ここはMOWが合うと思った。

 

*2:業界の表記ルールにより「アイスクリーム」は乳固形分15.0%以上うち乳脂肪分8.0%以上、「アイスミルク」は乳固形分10.0%以上うち乳脂肪分3.0%以上、「ラクトアイス」は乳固形分3.0%以上で、それ以外は「氷菓」、という4種類に分かれている。

 

Saigottimo

2022年(令和4年)がスタートした。「感染力が強い」と恐れられるオミクロン株だが、感染しても無症状や重症化リスクが低ければ医療崩壊は防げるそもそもワクチンは「感染予防」より「発症予防」「重症化予防」が主目的である。まだまだ油断はできないが、今年は“人類がコロナに勝った年”にしたいものである。

 

さて、このブログではスタンダードやクラシック等の“名曲”に言及してきた。これまで“名曲”世に数あれど、2001年に「20世紀の名曲(Songs of the Century)」をランキングする試みが全米レコード協会(RIAA)等の主催で行われ、No.1には「虹の彼方に(Over The Rainbow)」が選出された(因みに2位は「ホワイト・クリスマス」)。

 

「虹の彼方に」は「ペーパー・ムーン」や「ストーミー・ウェザー」等の名曲を作ったハロルド・アーレンが作曲し、そこにエドガー・イップ・ハーバーグが詞を付けたという。この曲は1939年のミュージカル映画「オズの魔法使」で主演のドロシー役だった当時17歳のジュディ・ガーランドが歌ってアカデミー歌曲賞を受賞している。

 

 

そしてこの「オズの魔法使い(The Wonderful Wizard of Oz)」は、ライマン・フランク・ボームが1900年に出版した“アメリカ初のお伽噺”と称される児童文学であるが、同時に当時のアメリカが抱える政治的経済的問題を比喩的に表しているとも言われている(wikipedia参照)。

 

主人公の少女ドロシーは竜巻で遥か遠い土地に飛ばされる。そこで出会う案山子(かかし)とブリキ人形とライオンは、農民と工場労働者と政治家の暗喩で、それぞれ頭脳と心と勇気を欲している。ドロシーは知恵と真心と勇気を駆使して彼らを救って冒険を続け、最後には我が家に辿り着いて大団円、というお話である。

 

 

私の歌仲間の大津晃子さん曰く「私達の(jazzヴォーカリストの)仲間うちでは『星に願いを(When You Wish Upon A Star)』と『虹の彼方に(Over The Rainbow)』、この2曲は“お浄めの曲”と呼んでいるんです」とのこと。なるほど、確かにこの2曲はどことなく“神聖で穢れのない美しい曲”という印象がある。その共通点を探ってみると…

 

前者は、ゼペット爺さんが作った人形ピノキオの「人間になりたい」という純粋な願いが、そして後者はドロシーという少女の「あの虹を越え(て家に帰り)たい」という幼気な思いが綴られている。だからヴォーカリストとしてこれらの曲に感情移入して歌うには、たとえ自らは穢れ多きオトナでも純粋無垢な童心に戻る必要がある。

 

この曲が20世紀No.1の“名曲”であるかどうかはともかく、21世紀の現代に生きる我々にとっての教訓は、「純粋な願い(wish)」を抱き、その実現に向けて「知恵(Brain)」を絞り、「真心(Heart)」を尽くし「勇気(Brave)」を持って行動する、という事が時代や民族を越えた“人間の原点”ということなのかも知れない。

 

我々はともすると、欲にまみれた「邪な願い」を抱き、その実現に向けても「ろくに考えもせず」、他人のことなど忘れて「真心を尽くさず」、失敗や叱責を恐れて「勇気ある行動をしない」。そしてそれが“賢い小市民の生き方”だと信じている。だからこうした物語に触れると、自らの魂がハッと目覚めて感動するのではないか。

 

新しい年の初めに神社仏閣を訪れ神仏に願を掛けたり「今年の目標」を掲げた人も多いと思うが、その内容は「邪な願いではないか?」「自分の頭でよく考えたか?」「真心を尽くす覚悟はあるか?」「勇気を持って行動するか?」という4点に照らし“全て神仏任せ”になってないか、今一度見直してみるのも良いだろう。

 

「星に願いを」については以前に記事化したこともあり、私もレパートリーにしているが、「虹の彼方に」については以前に歌うことになりそうな機会はあったがレパートリーにはなってない。そこで新年早々、手元にあるウクレレを爪弾いて歌ってみたところ、確かに大津さんが仰る様に心が洗われるような気持ちになった。

 

♪虹の彼方に(Over The Rainbow)・・・新年早々ウクレレ弾き語り♪  ※サビのコードがムズいのでサビ前までで勘弁!

 

Saigottimo

タイトルを読んで驚かれた方もいるかも知れないが、これは本当の事である。しかも大昔の話ではなく現在も実際にそうだし今までもずっとそうだっただろうと思う。下記はまさに今年の大晦日(今日12月31日)の実際の写真だ。敢えて正確に記載するなら「大晦日の朝の明治神宮はガラガラ!」ということかも知れないが・・・。

 

【西参道から参宮橋口も閑散(午前10時半頃)】

【私が大好きな宝物殿前広場も無人】

【臨時おみくじ売り場もオープン前】

【西神門も本殿もスッカスカ】

 

明治神宮といえば、のべ一億人が詣でる初詣の人手全国No.1で推定300万人とも言われる。そして初詣は大晦日の夜から年明けにかけて2年分のお参りする「二年参り」が殆どなので、夕刻からは物凄いことになるのだろう(経験ないので不明だ)が、大晦日の朝(午前中)は人が殆ど居ないガラガラ状態なのである。

 

私は幼少期の自宅や母の店(注文婦人服店)が参宮橋に近かったこともあり明治神宮は幼い頃からなじみが深い。カミさんの実家(長野)に帰らない年末はいつも明治神宮に詣でており、退職後は毎月末、御礼参拝もしている。大晦日の今日も12月の御礼を兼ね今年一年の御礼参拝をした。そして神社詣では通常午前だろう。

 

「御礼だけなら大晦日でもよいが新年の願掛けは元旦だろう」と仰る方もいるだろう。そして大晦日と元旦と二度も行けないから「二年参り」で大晦日の夜から行く人が多いのだろう。でも年賀状には「旧年中はお世話になりました。本年もよろしく」と記載しているはず。ならば神様に対しても「本年は~。来年も~」でいいのでは?

 

私自身は「神仏は敬えど頼らず」という宮本武蔵を気取って、御礼は述べてもお願い(願掛け)はしないことにしている。よく「祈り」というが、我々凡夫の「こうあって欲しい」という祈りや願いは(仮にそれが自己中心的我田引水的なものでなくとも)、神様に対して働き掛けるのは僭越で不敬ではないかという思いもあってのことだ。

 

ま、その辺りは各個人の思想・宗教・信仰(無神論も含めて)という、極めてデリケートな部分なので、どう考えようが自由だし、私も決して他人に押し付ける気は無い。ただ、どのみちどこかの神社や寺院に初詣に行くなら、密でベルトコンベアのような状況よりも、清々しい空気の中でゆったり出来た方がいいと思うのである。

 

コロナパンデミックで明け暮れた2021年(令和3年)も今日で終わる。今年は読者の皆様にとってはどんな年でしたか?最後に私の「今年の重大ニュース」を添え、今年一年、私の拙いブログをお読み下さった読者の皆様への感謝を申上げると共に、来年の皆様のご多幸をお祈りします。

 

【Saigottimoの2021年の重大ニュース】

音楽療法カウンセラーの資格取得(1月)

オーディオドラマ11本参加(2月12月)

サラリーマン卒業サンデー毎日に(3月末)

岡本太郎の書籍と出会う(4月)

高齢者としてワクチン2回接種(6月)

テレビ買換え4Kテレビの凄さに驚く(7月)

やまなし絵手紙朗読動画参加(5月~9月)

初めて作詞をする(10月)

一年半ぶりにライブステージ復帰(11月)

5Thanksで小学校の朗読会を実施(12月)

 

Saigottimo

2021年11月19日(金)、小松正直さんがご逝去された。享年65歳。長年にわたって渋谷SEABIRD第一金曜(通称:一金)ライブのレギュラーメンバーとして、ダイナミックかつ繊細なプレイで多くの聴衆を魅了した名ピアニストだった。私は初代一金バンマスの和田バンド時代から下手っクソな歌を達者な伴奏で助けて戴いた。

 

SEABIRDのママはこれまでのライブ出演者を分厚い閻魔帳に全て記録しているので調べてもらったところ、小松さんの初登場は一金ライブがスタートしたばかりの1996年9月6日、その後、他のピアニストとの出入りはあったものの、最後の出演は2021年4月2日、なんと25年の長きにわたって一金ライブを支えてこられたのだ。

 

【小松正直さん(pf)の近影】

【追悼ライブではこの組写真をフレームに入れピアノの上に】

 

私自身ここ1年半ほどコロナ禍で自粛していたが、小松さんも最近は欠場気味の印象があり、私は勝手に「ご両親の介護かな」と思っていた。実は2月に検診でガンが見つかり入院加療されていたというが、どうやら病状は思いのほか深刻だったようだ。病気は年齢とは関係ないとはいえ、それにしても若過ぎるではないか!

 

私は現役時代に人事部長をしていたこともあり、企業の定年制度が法改正の影響を受けた際、小松さんが勤めていた大手飲料メーカーは数少ない定年延長(60歳⇒65歳)を採用した企業だと知っていた。これは一般的には従業員に有難いが、もし60歳定年のまま小松さんがそこから音楽生活されてたら・・・と思ってしまう。

 

12月28日(火)SEABIRD、本多現バンマスと和田初代バンマスの呼び掛けで「小松正直氏追悼セッション」が行われた。急でありコロナ禍でもあり参加できない人も多い中、店は立見が出るほど人が集まった。奥様や息子さん等ご遺族も来て下さり、まさに25年にわたって小松さんが築いた無形資産の凄さを目の当たりにした。

 

【和田、本多の旧新バンマス共演も実現】

 

演奏の合間にエピソードの数々が披露された。曰く「いつもミルクを飲んでいた」「実はウイスキーのミルク割だった(ママ)」「最初はトランぺッター志望だった」でも大学の軽音学部の凄い演奏に気圧され入部時に「君は何を演るんだ?」「あ、ピアノを少々」でアッという間にピアノを習得し、さらに様々な管楽器もこなした…等々

 

普通は「折角だから小松さんが好きだった曲を演ろう」となるが、誰もそれが分からない。SEABIRDのママも「小松さんは何でも弾いちゃうから何が好きなのか全く分からないのよ」と言う。皆が口を揃えて言った事は「嫌な顔したのを見た事が無い」「知らない曲も譜面を十数秒黙って眺めたら直ぐにイントロを弾いた」等だ。

 

 

「出来るだけ明るい曲で」という和田さんのコンセプトで「On The Sunny Side Of The Street」などの演奏に続き、我々ヴォーカリストも小松さんに初めて伴奏してもらった曲など所縁ある曲を歌う。私は、定年まで勤め上げこれから音楽三昧という矢先の旅立ちへの「若過ぎる!」の思いを込めて「Too Young」を歌った。

 

【左上:Saigottimo、右上:益田伸子】

【左下:牧かおる、右下:柳田勝史】

 

追悼ライブの最後には「Now Is The Hour(今し別れの時)」という曲を全員で合唱して小松さんとお別れをした。この曲はラグビーワールドカップ2011ニュージーランド大会閉会式でも歌われたポリネシアの惜別の歌だ。以前、日本語の歌詞が見つけられなかったので邦題を頼りに私がナンチャッテ訳詞をした曲でもある。

Now is the hour when we must say goodbye.
今こそ 別れの時
Soon you'll be sailing far across the sea.
楽しかった ひと時も
While you're away, oh, please, remember me.
今では 心の糧(かて)
When you return, you'll find me waiting here.
またいつか 逢う日まで

(Tranlated by Saigottimo)

【英語で1コーラス、日本語で2コーラスを合唱】

 
私は毎月「見てくれないだろうな~」と思いつつ事前に歌いたい曲の情報等を全メンバーにメールするが、小松さんだけは律儀に「あの音源がエラーで聴けなかった」等と仰った。また私の唯一のオリジナル曲を褒めてくれたのも小松さんだけ。しかも「こんな美しい曲はないですね」と最高の賛辞を下さった事は一生忘れない。
 

小松正直さん、余りにも突然で早過ぎる旅立ちに我々は驚き、そして残念で残念でなりません。でも、長い間、本当にお世話になりました。いずれ我々も順次そちらに参りますので、その時はまた一緒に音楽を演りましょう!それまでは天国から我々の演奏を見て聴いて笑って泣いて楽しんで下さいね。合掌!

 

Saigottimo

石貫慎太郎さんの新作オーディオ・ドラマ「夜の樹海でピクニック」に出演させて戴いた。いまコロナ禍でバーべキューなど屋外アクティビティが注目されているが、以前私もソロ・ピクニックをしたことはあった。でも、わざわざ夜の樹海でピクニックをしようとは・・・いったいどんな事情が?・・・そしてどんな結末が?

●「夜の樹海でピクニック」【約30分間】←クリック!

■スタッフ
脚本/制作:石貫慎太郎

音楽:石貫慎太郎、Hinako 

 エンディングテーマ曲『Ciel』 

 演奏:Au Bonheur(オーボヌール)、作曲:石貫慎太郎

■キャスト

ナレーション:中田真由美

卓也:能登洋宇

佳奈:山木梨花

ユミ:南春奈

玄さん:Saigottimo (開始11分20秒頃から登場)

---------------------

今回、私にとって石貫作品は「キューピッドは雪女」「海沿いの夜行列車」「桃太郎達の焚火を囲む会」「コケノコの旅立ち」「夏の夜空を見上げて」「夕闇トンネルの幻」「煙突の上のコンペイトウ」「魔女のツリーハウス」「加乃子の海辺の夏休み」「お伽噺『桃太郎』の実態に迫る」に続く、第11作目の出演となった。

 

これまでトルコ人になり、猫になり、ドラキュラになり、オネエの青鬼にもなったので、今回はもう何にでもなれるような気がして取り組んだ。そしてエンディングテーマ曲「Ciel」の作曲は石貫慎太郎さんで演奏はピアノとヴァイオリンのDuoユニットAu Bonheur(オーボヌール)、今回も石貫作品は美しい音楽に彩られている。

 

Saigottimo