石貫慎太郎さんの新作オーディオ・ドラマ「加乃子の海辺の夏休み」に出演させて戴いたが今回のテーマは音楽!石貫さんはオーディオ・ドラマ制作以外に、もともとishinuki soundsというサイトも運営し、作曲・編曲・ギター演奏などもされている人なので、今回はまさに石貫さんの専門領域フル稼働の作品でもある。
私は海辺のログハウスに暮らすフルート吹きの爺さん役である。海を眺望できるテラスで若い子達とジャムセッションをしながらバーベキューが出来るなんて夢のようだ。実際の私自身は、このコロナ禍でウクレレとハーモニカを60の手習いで始めたものの、本来は楽器が出来ないのでヴォーカリストになった人である。
そして今回も美しい映像と素敵な音楽が素晴らしい演奏で楽しめる。ヴァイオリンの高須さんとピアノの渡邉さんは、Au Bonheur(オーボヌール)というDuoでこれまでも石貫作品に参加されているし、今回参加されたチェロの田中さん&フルートの森川さんも音楽大学ご出身というから、実に豪華なアンサンブルである。
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■スタッフ
脚本・制作・作曲:石貫慎太郎
演奏:ヴァイオリン/高須さくら
ピアノ/渡邉理砂子
チェロ/田中里奈
フルート/森川明日香
BGMギター/石貫慎太郎
■キャスト
可乃子:南春奈
サトル:能登洋宇
アカリ:山木梨花
シゲジイ:Saigottimo (開始から16分頃に登場)
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私にとっては「キューピッドは雪女」「海沿いの夜行列車」「桃太郎達の焚火を囲む会」「コケノコの旅立ち」「夏の夜空を見上げて」「夕闇トンネルの幻」「煙突の上のコンペイトウ」「魔女のツリーハウス」に続く9作目の石貫作品。どれもホッコリする癒し系の作品で、キャストの方々も私以外は皆プロフェッショナル揃いである。
今回は劇中の「snow」、エンディングテーマ「流れゆく時」と石貫さんのオリジナル作品が2曲も楽しめるが、開始から31分半頃にちょっと流れる石貫さんのBGMギターにいたく感動した。これはサイト上で公開されている「想い(memories)」という曲だが、実に素敵で心が癒されるオリジナル曲である。
Saigottimo
