海外では感染再拡大の動きもあるが、日本では新規感染者数も重症者数も激減し、4回目の緊急事態宣言も全て解除された。これによりマスク等の予防措置は継続しつつも飲食店やエンタメ関連への規制も緩和されたので、私も昨年3月以来自粛していた音楽ライブへの参加を再開することにした。
まずはオーディエンス(聴衆)として9/25(土)渋谷・SEABIRDでの唐沢寧(pf.)トリオライブを皮切りに、10/23(土)高田馬場・サニーサイドでの益田伸子(vo.)ライブ、11/1(月)代官山・レザールでの岩井千尋(tp.)バースデーライブを聴いた。マスクをしての飲食ではあるが、やはりナマの音楽を聴ける歓びは格別である。
【左:唐沢寧(カラサワ・ヤスシ)Trio、中:益田伸子&Rumiko】
【右:岩井千尋Birthdayライブのフライヤー】
高田馬場では嬉しい再会もあった。私と一緒にSEABIRDでレギュラーVo.をしている益田伸子さんのライブにゲスト出演したRumikoさんだ。彼女は以前Rositaとして一緒に雑居祭りに出演したり、私が自由が丘の彼女のライブに客演したことがあり、この日はその自由が丘ライブ以来、3年ぶりにお会いしたのだ。
この日は”益田伸子カラー全開”の楽しいライブだったが、彼女が師事している智恵先生(vo.)とRumikoさんが同郷で師弟関係、なのでRumikoさんは益田さんの妹弟子という関係でゲスト出演したようだ。変わらず上品で瑞々しい彼女の歌を聴いた私は「来月一緒にステージに立って欲しい」とお願いをした。
そして11/5(金)、昨年3月以来1年半ぶりに渋谷SEABIRD第一金曜ライブに参加した。これまで短縮営業で参加が難しかった益田さんも久々に復帰し元気な歌声を響かせた。私は本多バンマスに事前にRumikoさんの飛入りの了解を得て、そこにパーカッション奏者兼バックコーラスとして参加することにした。
Rumikoさんが歌う曲は高田馬場でも歌った「Bridges」。私は知らぬ曲だったがミルトン・ナシメント作のブラジル音楽「Travessia」の英語詞版でセルジオ・メンデス盤等がある。彼女は「2番を歌って下さい」とか言うが女声キーなのでムリ。「サビだけバックで歌うから」と言ってパーカッション奏者としてステージに!
ブラジル音楽だからどんなパーカッション楽器でもサマになるのだが、お店にあったギロという楽器を使うことにした。これは二つの穴に左手の親指と人差し指を入れて掴み、右手でスティックを表面のギザギザに擦り付けて音を出す。当然、楽器である以上、演奏の奥は深いのだろうが、取り敢えず初心者でも音は出る。
【これがギロと呼ばれる楽器】
【中央赤矢印の怪しいギロ奏者が私】
彼女が呼ばれてステージに立つと同時に客席の椅子を持ち何食わぬ顔をしてバンドの中に潜り込みギロを構える。マイクで歌う訳ではないのでマスクはしたままだ。うん、やはりステージの向こう側(客先側)とこっち側(演者側)では景色が違う。彼女の歌と御子柴さん(ts.)のソロを聴き、久々の演者の高揚感を楽しんだ。
Saigottimo




