災害弱者の備え&医療的ケア児者の避難実例まとめ
これまでこのブログでご紹介させたいただいた医療的ケア児者の避難訓練や避難の実例の記事と関連した記事をまとめてみました。
2024/8/13一部追記しました。
★障害者を消さない
まず始めにこれまでの災害時、障害児(者)や医療的ケア児(者)等の支援がどうしても不足したり遅くなってしまい、命を落とされたり健常者の方々よりも困難な避難生活を送らざるを得なかったりしました。
周囲の人々も大変な状況ですから災害弱者の困り事に気づく余裕がなかったり、当事者も周囲の人々も被災しているのだからと声を上げることすら躊躇ってしまい、困難を抱えた人達が居ることに気づいてもらえない状況を作り出してしまっていました。
令和6年1月1日に発生した災害弱者の災害時支援の大切さを改めて見直す動きが出てきました。
被災地にいる障害児(者)も一人の人間として当たり前に過ごせるようにする、居なかったことにしない運動です。
誰も取り残されない防災を目指したいですね。
私の防災・その381 「障害者を消さない」「障害者“が”消えない」
★医療的ケア児者(災害弱者)の避難実例
実際にどの様な避難行動をとれば良いのかイメージ出来ていない方も多いと思います。
紹介させていただいた事例はとても詳しく具体的なので、是非参考になさってください。
↓2024/8/13追記
地震はいつ起きるかわかりません。
令和6年元日に発生した能登半島地震で緊急避難した体験談です。
★避難行動要支援者の避難について
★福祉避難所について
★災害弱者の防災と避難について
災害弱者の方々は健常な一般人よりも生きるために必要な物が多くなります。
被災したら自力で生活を建て直すのもより多くの困難が待ち受けている筈です。
災害後を生きていくためには非常時でも救助して貰いやすく、少しでも早く確実に支援して貰いやすくする為の備えと救助や支援が来るまで生き延びる為の備えが欠かせません。
医療的ケア物品や医療機器の予備電源など自分に欠かせない物の備えをしておくこと、居住地の災害時対応方針を知っておくこと、地域や知り合いなど支援に繋がりやすくすること、大切です。
自宅以外に日常的に利用する施設(学校や放課後等デイサービス等)の防災対策も確認をしておいてください。
↓2024/8/13追記
能登半島地震で実際に娘さんと避難されたそらくさんの停電対策です。
何から始めてどう進めていけば良いのかが非常にわかりやすいので、停電対策でお困りの方に読んでいただきたいです。
最後に厳しい内容かもしれませんが、要支援者の方々にも支援者の命を守る責任があることを考えていただきたいので載せておきます。