私の防災・その368 要配慮者と考える~温泉防災EXPO
日本国内では各地で水害、海外でもモロッコでの大地震やリビアの洪水等々、様々な災害が発生してますね。
犠牲者の方々へこころからの哀悼の思いと大変な状況を過ごされている被災された方々に1日も早く支援が届くことを願っています。
ところで、今月は関東大震災から100年と言うこともあり各地で様々な防災イベントが開催されてますね。
9月27日には伊香保温泉でこんな防災イベントが開催されます。
要配慮者と考える~温泉防災EXPO in 伊香保
https://bosai-expo.jp/
防災士としても活動されている時東あみさんもトークセッションされるそうです
もえもえと言う要配慮者のいる防災オタクな私としては大変気になるイベントですね
HPから一部抜粋しました
要配慮者と考える~温泉防災EXPO in 伊香保とは
SDGs(持続可能な開発目標)でも求められる障害・性別等の多様性(ダイバーシティ)を受け入れ、またアレルギーやペット同伴・そして外国人観光客など配慮すべき方と共に考え実行していきます。
EXPO内で先述の要配慮者が避難所・旅館に来たことを想定した避難所開設の訓練も実施します。
~要配慮者と考える~温泉防災EXPO in 伊香保は、出展者から来場者に一方的に情報を流すだけではなく、来場者のおもいや意見に耳を傾ける交流、さらに出展者同士の交流など参加者同士が横のつながりを持ち、発展していく場としていければと考えています。
EXPO内で先述の要配慮者が避難所・旅館に来たことを想定した避難所開設の訓練も実施します。
~要配慮者と考える~温泉防災EXPO in 伊香保は、出展者から来場者に一方的に情報を流すだけではなく、来場者のおもいや意見に耳を傾ける交流、さらに出展者同士の交流など参加者同士が横のつながりを持ち、発展していく場としていければと考えています。
特に「要配慮者“と”考える」と言うタイトルが良いなと思うのです
要配慮者はどうしても「配慮してもらう」立場を意識してしまうので自分達の必要な支援を形にするための声を上げにくいと感じている人が多いと思います。
でも、本来、災害時であっても要配慮者を「助けやすい」環境や体制が整っていると言うのは、支援する側にとっても余計な負担がかからず「皆で助かる」為に必要なことの筈です。
ちなみに石段で有名な伊香保温泉ですが、車椅子ユーザーでも楽しめるルートマップを作成するなどバリアフリーな温泉街としても知られるようになりました。
いつかもえもえも連れてゆっくり滞在したい場所です
伊香保温泉をはじめとして観光地には海外からの観光客も多くいるわけですが、当然言葉の壁がある観光客も災害時要配慮者となります。
日本滞在中に災害に遭遇したとしたら、右も左もわからない状況で正しい避難行動をとるのは困難でしょう。
でも、事前にこうして必要な配慮について考えられていたら、万が一の事態でも必要以上に怖い思いをしないで済むと思います。
折角日本に来てくれたのだから、出来るだけ良い思い出だけを持ち帰って欲しいですよね。
福祉避難所開設訓練も是非体験してみて欲しいです。
一般の避難所でもきっと参考になることが多いのではないかと思います。
当日はオンライン配信もあるそうですよ
残念ながら、当日は予定が入っているので参加は出来ませんが、この様な取り組みが拡がってくれれば良いなと思います
ちなみに9月17日18日には横浜でぼうさいこくたい2023が開催されます
その中でもこの様な出展がありました。 老若男女、障害者、怪我や病気療養中の方、海外出身者の方、災害はその場に居合わせた人がどの様な人か等関係なく襲ってきますから、全ての人が当たり前に助かる為に出来ること、増やしていきたいですね
