私の防災・その377 #障害者を消さない~災害弱者の防災
年末年始頑張りすぎたか昨日からダウン中でございます
吐き気が治まらず、繰り返し嘔吐
以前の胃腸炎の時に出してもらった吐き気止めの残りを飲んで何とかもえもえのトイレと入浴(シャワー)の世話だけはしましたが、それ以外はベッドとトイレの往復だけ。
もえもえの事業所が始まっていたことと、旦那がもえもえの世話(食事の支度、送迎、遊び相手等)を任せられる相手だったので、気にせず寝ていられて助かります。
かかりつけのクリニックは今日から診察開始なのですが、午前中のweb受付が秒で締め切られ、午後の受付にかけるしかない状態です
受付出来ると良いなぁ。
被災した時に今の私のように体調不良だったりすると避難生活はますます困難になります。
医療機関も混乱して受診できる人も重症者を優先せざるを得なくなります。
持病のある方は必ず薬を持ち歩くことと、普段から最低限の薬は自宅に常備しておくに越したことは無いですね。
また、不特定多数の人が集まる避難所生活の場合、自分は元気でも近くに体調不良の人がいるかもしれません。
非常持ち出しリュックにはマスクとアルコール消毒、除菌ウエットティッシュ等を入れておいてくださいね。
レジ袋やポリ袋は嘔吐物や汚れたものを密封して感染対策できるので、こちらも是非多めに入れておいてください。
体調不良の人の避難生活も大変ですが、障害児(者)や医療的ケア児(者)の避難生活はより多くの困難を抱えることになります。
避難所生活を送ることが難しいと危険な自宅に戻ってしまったり始めから避難所へ行くのを諦めてしまう場合もあります。
障害児(者)やその支援者だけでなく一般の方も是非こちらのリンクをお読みください
医療的ケア児(者)のように一目見ただけでわかるケースもありますが、障害児(者)の困り事はわかりにくいことも多いですし、一見単なるわがままにしか見えないこともあります。
そこで一番大切なのは「知ってもらう」ことだと思います。
障害児(者)の方は「事前に」自分の特徴と必要な支援についてまとめた防災カードやコミュニケーションボード等を準備しておくことで避難所で生活する時の困り事を軽減できると思います。
日頃からヘルプマークやヘルプカードを持ち歩くことも大きな助けになりますね。
一般の方は自分達の周囲にわかりにくい困り事を抱えた人がいるかもしれない、トラブルを起こす人はもしかしたら障害の特性で正しい行動がわかっていないのかもしれないと言う視点を持っていただけると解決策が見つかるかもしれません。
NHK 明日をまもるナビ、ハートネット等の障害児(者)の防災記事のリンクも貼っておきます。
日本では被災した時に助け合える文化がありますが、身近に障害児(者)や医療的ケア児(者)、高齢者、乳幼児、妊産婦、外国出身の方等がいない場合、助け合いの輪の中にこれらの方々がいると言うことが抜け落ちてしまいがちです。
障害児(者)や医療的ケア児(者)、高齢者等の為に開設される福祉避難所もありますが、多くの自治体で必要に応じて二次的に開設されることが多く、直接避難することは殆どの場合出来ません。
まずは一般の避難所へ避難して福祉避難所の必要性を明確に伝えてください。
必要性を自治体が把握できないと開設されないままになってしまうかもしれませんし、開設されてもその事自体を知らされないままになってしまうかもしれません。
障害児(者)や医療的ケア児(者)等が災害時に上手に助けてもらうには何をしておくべきか、考えるのは「被災前」です。
そして、一般の方にはお互いが不愉快な思いをすることを減らすためにも自分達の負担にならない範囲で助け船を出せる知識を持っておいていただけると
外国出身の方も被災した時には言葉や習慣の違いから困難を抱えることになります。
日本では被災した時に助け合える文化がありますが、身近に障害児(者)や医療的ケア児(者)、高齢者、乳幼児、妊産婦、外国出身の方等がいない場合、助け合いの輪の中にこれらの方々がいると言うことが抜け落ちてしまいがちです。
自分達の安全確保が出来てからでも構いません。
自分達の周囲にこれらの困り事を抱えた人がいるかもしれないと見回してみてください。
また、困り事を抱えた方々はその困り事を誰の目から見てもわかるように、解決するために何が必要なのかを明確に発信してください。