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本日は「JAL とANA CA 既卒面接のポイントおさらい①」です。
既卒者ができそうでできないのが
面接の質疑応答
既卒の書類審査を通った人は、さて、これからどうやって
面接を通過していこうか？
と思っているはずです。
戦略が絶対必要ですよ！
既卒者は、意外と話は長くできます。
しかし
「話ができる」＝「面接に通過する」
ではありません！
気の利いたことを言おうとするよりも、
シンプルに、話したいことの７割に
絞るつもりで構成しましょう。
今回はオンラインの対応と面接での戦略に関してです。
集団面接オンラインの場合
圧倒的に画面の映り方、
考えて下さい！
皆さんが思う以上に、面接官の画面一杯に皆さんの
顔の表情がわかるようになっています。
オンライン対策をしていて思うことは、応募者は内容はよく理解し
理屈はわかっているのですが、
「自分はできている」と思って、自分は当てはまらないと思っていることです。
結局オンライン用のレベルアップを遂げていない残念な人が多いのです。
６０〜７０％はそうだと思って下さい。
学校（大学、短大、専門学校）に通っている方は、スタジオが用意してあり、
ライトやマイクの準備ができています。
活用しましょう。
それはとても大切です。
働いている既卒者はそうは行きません。
Wi-Fiの環境、ライト、音量は
出来ていて当たり前ですので、IT機器のスペックも含め
しっかり整えましょう。
オンラインでの話の内容
対面と違って、皆さんのエネルギーや意欲は
画面のフィルターがかかると違って伝わることが
あります。
オンラインは、練習していた人の方が上手くいきます。
息遣い、伝わり方、表情、声の色全てです。
一人で練習する人は、必ず、動画を自撮りでチェックしましょう。
オンライン対応基礎振り返り
①ライトの調整と明るく元気に見える血色を演出する。
②音量 ノイズが入らずに、スッキリ声が聞こえること
③素にならずに、相手の意見をよく聞いて、大きなリアクション
④役割分担、時間、コンセンサスがわかる言葉をしっかりと
入れていく。
⑤良いことを言おうとするよりも、相手にわかるよう短い文章を
心がけてはっきりと感じ良く伝える。
僅かなチャンスを自分に引き込む戦略
面接は、面接官との会話のキャッチボールです。
エントリーシートに書いたことと自分の発した言葉とから、
面接官は聞きたいことを考えて質問をします。
経験上言えることは、「ある程度このようなことを聞いて下さい」
という項目は面接官は渡されています。
それを面接官が目の前の応募者をみてアレンジします。
自分が答える話は、気の利いたのものでも、正解でなくても構いません。
大切なのは、「自分の経験に基づくこと、そこからの学び、
そして今後どのように働いてくれるかがわかる」回答なのです。
先日私のAIRDO面接対策の個人レッスンを受けてくださった学生２名（２名限定で
行いました）がいます。そこでの面接戦略を例に挙げてお話しします。
ちなみにこの２名とももちろん
内定もらいましたよ！
一人の学生は、なんとTOEIC受けていませんでした。
英語専攻ではなかったためです。
でも、内定もらったのです。
それは、圧倒的な適性の良さ、英語に変わる語学力を示せた戦略だった
からです。
私の講座を長く受けてくれていたので、書類選考から戦略を立てました。
書類選考がなぜ通ったかの話は長くなるので割愛します。
面接は応募者のストーリーをナラティブに話せると次に進めます。
実は書類も同じです。
なぜなら面接官の興味をひけるからです。
この学生で言うと、英語の試験を受けていないのは、致命傷でしたので、
面接官はこれを突っ込みたくなります。
これを逆手に「英語大丈夫？」と思われてなんらかの質問をされるのを
「チャンスに変える」作戦でした。
この学生は英語専攻ではないので、自分の現在の専攻をつっこまれると予想しました。
（どのような質問で来るかは、プロでなければちょっと想像は難しいかもしれません。
これは企業秘密です。）
珍しい専攻をしていました。
よって、英語に関して突っ込まれるかもしくは専攻について質問をされる準備をしました。
むしろ質問されて、こちらの戦略通りに答えられる準備をします。
ちなみにこの学生の大学時代に頑張った語学があるかを聞いてみました。
楽しかったのは「ラテン語」
そして少し話せるようになったのは「中国語」でした。
そう「ラテン語」なのです。
つまり、面接官には質問を投げかけられるとき、面接官が英語に着目する気持ちを
「ラテン語」に向けさせる作戦でした。
作戦
①専攻、語学に関しての質問があったら、「ラテン語を楽しみました」
と言うことにしました。
②通常「ラテン語が楽しかった」と笑顔で言われたら
「じゃあ、ちょっと話せますか？」と聞きたくなります。
実際に「ラテン語で話せますか？」と質問されました。
ドンピシャでした。
③どんなに英語がネイティブでも（エアラインの面接官は、英語ができる人
とても多いです）「ラテン語を聞いて理解できる人はほとんどいない」
これが最高のポイントです。
よって、この学生には、３つの大切にしている言葉を「ラテン語で言う」準備をしてもらい
何度も何度もそのシーンを練習しました。そしてなぜその言葉なのかを説明できるように
していました。
面接ではそれを披露できました。
面接官は、ラテン語の発音がいいか悪いかの判断はできません。
でも「なんだかちゃんと勉強してきたんだな」
とは思います。もっと好意的に思ってくれるとしたら「面接のときによく言えたな」
とも思うでしょう。
実際この学生には
「〇〇大学はラテン語もやっていたのですね」
とコメントされたようです。
そのあとは、本人はあまり感触なかったようですが、
最終面接なのに、笑いありの面接で終了できました。
質問された９割が私との練習で行ったものでした。
あなたの本質と価値観
面接官は「あなたの仕事を通して働く姿」を想像します。
その材料になるのは、「あなたの本質と価値観」に他なりません。
それがわかると「あなたの制服姿」が思い浮かびます。
制服を着て、お客様に対応できる人にCAになってもらいたいのです。
つまり制服姿が浮かばない人は、次に進めません。
面接では、自分をわかって欲しいと応募者は１００％思います。
そのわかってもらった自分が、「企業が欲しい人材かどうか」は
面接官が決めます。
あなたは、内定をもらうために、
どんな自分をわかってもらいたいですか？
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