北海道からＣＡを増やそう！
企画者のこん みつこです。
昨日からAIR DOの創設の歴史をどさん子
視点からお伝えしています。
まだの方はこちら
前回は1996年に養鶏会社経営の浜田氏を中心に
北海道国際航空が設立された話までをお伝えしました。
片道23850円の時代に3割以上の安い16000円で一日3往復する北海道の星
AIR DOのスタートは順風満帆ではありませんでした。
米国のオープンスカイ政策（航空自由化）の波で日本の航空業界にもその波は
少しずつやってきました。
1998年に新規参入として手を挙げた航空会社は
2社ありました。
・スカイマーク（現在のHISが母体でした、HISは北海道の旅行会社です）
・AIR DO
です。
スカイマークは初就航ルートを羽田ー福岡
AIR DOは初就航ルートは羽田ー新千歳
のみです。
現在はリージョナルエアラインからLCCから多岐に渡るものの、本当に
大手に遠慮したのか
たったの2社しか新規参入しませんでした。
たったの2社しか新規参入しませんでした。大手はこれに黙っておりませんでした。
猛攻撃をかけてきたのです。
大手も時間帯の近い時間の便を値下げしてきました。
2000年の完全自由化では、「空の大バーゲン」
で羽田―新千歳線を期間限定で5000円にしたのです。
格安運賃の波にもまれ、もはや16000円の運賃は安いと思ってもらえない
状態となりました。
飛行機を一機運航させるには本当にお金がかかります。
燃料費を始め人件費もかさみます。新規参入2社は本当に大変だったと
思います
。
。そんな矢先に不幸は続きます。
念願の2号機を就航させるために、日本航空の協力を得ることになり、浜田氏は
上京します。懇談した後、その夜に、心臓疾患で急逝されました
。59歳です。
。59歳です。まだまだ若い年齢です。
浜田氏が急逝されてからは、AIR DO内の経営難が表面化してきました。
北海道が資金援助をして幹部を社長に派遣しましたが、根本的に改善にはなりませんでした。
2002年とうとう東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。最終的に自主再建できず
全日空の支援を受けて再生の道を選ぶことと成りました。
（その8年後2010年にJALも会社更生法適用を申請し、後に自主再建できました）
その後も自由化の波は止まりませんでした。
そもそも当時は航空券を買うには旅行会社にいって航空券を買っていました。
私は地上研修で販売促進課におりましたが、航空券は旅行会社に売ってもらうのが
常識でした。
それが、完全自由化からは
個人客相手に、多種多様な料金を設定し、ネットの普及でより個々対応の料金設定を
用意し販売出来るようになりました。
その後
2010年に国はLCC新規参入促進を打ち出します。
2012年にはLCCが新千歳空港発着で続々と参入してきました。そして現代に至ります。
LCCは徹底してコスト削減をし、羽田ー新千歳を5000円前後で常に販売し、若者
に人気です。
格安の元祖であるAIR DOの創業者たちが苦闘した戦いは
決して無駄ではなく、利用者にとって幅広い価格の中から
「選べる空の旅」を提供できた先駆者であった
のは間違いないでしょう。
これから北海道は道内７空港の一括民営化となります。どのように運営していくかは、
地域、運営会社、航空会社がともに協力し合うことが大切です。
成功するまで諦めなければ
内定はとれます。
一緒に頑張りましょう
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みなさんの書きたいことをしっかりお伺いし文章にする
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エアラインESシート対策講座申し込みと
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