ページをお開き下さり誠にありがとうございます。
本日は「なんでもいいです」って本当？
です。
大学の夏休みが終わりに近づくこの頃は、
就職活動をしていた新卒者の様子が二分されます。
もちろん内定が決まった人
そして
内定が決まっていない人
なんと、まだ動いていない人
そんな彼らとは（なにせ動いていない彼らですから）
接点がないので、私の所属する大学では、
電話をかけて様子を伺うことにしています。
びっくりするけど、意外と動いていない人はいる。
新卒採用は日本独自のもので、このメリットを利用しない手はない
と思います。
何せ、応募枠が広く、経験者でなくても採用してもらえるなんて
世界中探しても日本ぐらいだと思います。
そのメリットを使いきれない学生がいます。
１、単位取得ができなくて、卒業が危うい！勉強優先にせざるを得ない。
3年生までにしっかりと単位取得できていたら問題ないのですが、
単位数の数え間違いや取得ミス、はたまた試験に落ちるなど
つもり積もって卒業そのものが難しい場合、就活どころでは
ありません。
２、そもそも働くことにイメージが湧かなくて、「なんでもいい」
話をしていて一番頭を悩ませるのが（本人より私たち
キャリアアドバイザーが悩みます
）この手の
学生
夏休みにかなりの学生に電話をかけていますが、
いましたいました
「別になんてもいいんですよね」
うっそー
ほんとうー
ほんとに「なんでもいい」訳ではない。
なんでも良くないをいえ始めたら、早い
なかなか時間がかかり、彼らの望むときに望んだレベルでの
アドバイスが私もできなくて、とほほ。。。となる時期が
今なのです。
彼らとの話しで私の目標は、
「なんでもいい」訳はないので（話したくない、面倒臭いなど）、
「いい」と「嫌だ」の区別を自分できて、
自分の働きたい業界や業種を自ら選べる
を目標にします。
もちろん秋に入ってきたら、びっくりするほど、
求人は減りますから、行きたいところを決めても
募集がないことがほとんどです。
時間を戻すことは出来ませんし、後悔しても遅いので
それも含めて体感し、苦労してもらって
まずは、今できることをどうするか、自問自答してもらい
一緒に内定目指して進みます。
求人を含め助けることが多いのですが、就活に関しては
学生は知らないことがほとんどなので、教えるしかありません。
正攻法はこれのみだと思っています。
とにかくコツコツ丁寧に探し応募するのみです。
時代の流れやこのコロナの影響で、自立できない若者が
増えてはいますが、それも含めて、私たち大人が動かないと
結局住み良い世の中を作ることはできません。
自分の働き方そのものを見てもらい、何か感じてもらうことで
働くことを意識してもらえるだけでも違うと思います。
内定をもらうまで諦めなければ、
ちゃんと採用されます。
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