ページをお開き下さり誠にありがとうございます。
本日はちょっとプライベートな話をさせて下さい。
「私が空手を始めた本当のきっかけは、
子供が幼稚園で叩かれ続けたから」です。
(札幌大通り公園にて）
もともとは子供の頃にかっこいいと思った
桃レンジャーが、空手を意識するきっかけでした。
戦隊ものにはとても憧れがありました。
高いところから飛び降りて
「とぉーっ！」て降りるのが快感でした。
皆様にもそのような幼少期お過ごしの方
いらっしゃらないでしょうか？
ブランコも高く漕いで飛び降りていました。
頭から飛び込みのように降りて、おでこを打ち付け
大泣きしたのを（4歳）今でも覚えています。
よく首の骨を折らなかったと神様に感謝です(笑)
気持ちの優しい息子、人類愛のある子に育てたかった
空手のきっかけですが、その前に息子の話を少し致します。
年齢を重ねてから恵まれた子供だったので、可愛くて仕方ありませんでした。
自分とは全く違う、優しい子供に育てたいと思い
そのように躾けました。
私自信を振り返ると、優しいというよりは、
男勝りで気の強い女の子だったと思います。
争いごとがあると、幼少期ではありましたが、
リーダー的存在でしたので、つねに中心に
いたように記憶しています
それってちょっと面倒だったのです
相手を思うと気持ちもスッキリしませんし、常に白黒つけて身構えて
いなくてはいけないような気がして。。。
（大人になってからも若いうちは、そのようなところが残っていたと
思います。）
平和に仲良く過ごしている子を見てとても
羨ましく思っておりました。
結局、子供の行動は親の影響を大きく受けると思います。
私の幼少期では、「人に負けるな！（勉強も人間関係も）」と
教えられました。
それが正しいと思い、責任感をもって実直にそれを行動
の軸にしていたように思います。
しかし、それはいろんな意味で軋轢を生みます。
結構子供ながらに生きづらいと感じていたので、
息子にはそうしたくないと思いました。
優しく、人や社会のために考えて欲しいと思いました。
ですから、それを軸に育てました。
私とは真逆
の、本当に優しい子に育ったと思います。
しかし、ちょっと困ったことにもなっていました。
優しすぎて、されるがままになっていた。
。
気は優しくて力持ちをめざす
色々考えた結果、
勇気が持てるように、空手を習わせることにしました。
そこは子供だけの教室だったので、息子だけ始めに
習わせました。
稽古場に行った1回目は、気合を見ただけで息子は震え上がり、
私の膝の上から3か月間離れませんでした
しかし、私は絶対にさせたいと思ったのです。
出来なかったら、されるがまま。
それをどこかで断ち切らなければならない！
こうなったら根競べ！やるまで連れて行こうと
頑張りました。
3か月を過ぎた頃、
遊びに来てくれた私の弟が
「たまには違う人がいくと気分も変わるかも」と
息子を空手に連れて行ってくれました。
隣で一緒に稽古をやってくれたことがきっかけでやっと
参加できるようになりました。
それからは、私が隣で一緒にやると参加したので
特別にお願いして何とか続けました。
因みに見ているよりも、やった方が空手はとても面白いです。
ストレスも発散できますし、何よりも立ち居振る舞い
礼儀も含めてとてもメリハリがつきます。
心が鍛えられ、ブレが無くなります。
親子でできる空手道場に変えて
6年余りたちました。息子はもう少し長いです。
私の方が早くに黒帯になりましたが、息子も1級です。
稽古は紆余曲折ありましたが、続けています。
長くはかかりましたが、「気は優しく力持ちな少年」になりました。
ちょっとまだ恐がりなところありますが。。。
お互いに2段までは、頑張って取りたいねと言っています！
（1級取り立ての頃）
今振り返ると続けることの大切さを身に染みています。
そして、諦めずに空手をさせて良かったとも思います。
人としての大切なところはブレなく受け継いでいると
思うからです。
それ以外の勉強を始め諸々のことは、
あまり気にしていません
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