おもちゃ売り場で子どもがおもちゃを欲しがり、動かなくなったらどうしたらいいですか?
買ってもいいなと思えば、買ったらいいし
え…今日は買わないぞ!?と思えば、買わなくていいです。
おもちゃを買う予定がなくて
急に欲しい!と言われたときに
どうしたらいいか?を迷うんだよね。
急に買って!と言われて
買ってもいいなと思たっときには、
子どもに
「〇〇が欲しい。買ってください。」
と自分の気持ちと親にして欲しいことを
しっかりと言葉にしてからレジに行くこと。
おもちゃの前で動かないから
買って欲しいのかな?って
子どもの気持ちを察して
んじゃレジに行こう!って行くのは
子どもの教育によくないんだよなぁ。
なぜなら、
子どもは自分の気持ちを言わなくても
相手が察してくれるものなんだ、と学習していくし
自分のことは親が勝手に決めるものなんだ、になっていくから。
子どもは自分の気持ちを
親に話さなくなっていくんだよ。
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家でそれが習慣づいてくると
保育園や学校でも
そういう振る舞いをするようになる。
子どもが困ったことがあっても
先生や友だちに言うって
発想すらなくて、
どんどん”自分”を出せなくなる。
自然と「我慢をする」ことになる。
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子どもは、
自分の居場所作りが
苦手になっていくんだよね。
たった
おもちゃひとつへの対処で
何を大げさな…って思うかもしれないけど、
親がおもちゃ売り場での対処で
自分の気持ちと人にして欲しいことを伝える
大切さを理解していない…ってことだと、
おやつ、遊びなどの場面でも同じことやってると思うんだよ。
子どもの今と将来って、
普段の何気ない関わりの積み重ねです。
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だからね、
子どもがおもちゃを買って欲しい!
って言ってきたときは、
その気持ちと行動を大切にして
じゃあ、親がどうして欲しいの?と聞いてあげて
子どもの気持ちをしっかりと言葉にしてから
レジに行きましょー!
え…今日は買わないぞ?だったら、
「今日は買うって約束してないし、また今度ね」
と言って断りましょう。
それで子どもが
納得してくれなくても
今日は買わないと決めたのなら
それを貫くことが大切ですよー!!!!!
子どもが泣いたくらいで
折れていたら
子どもはその戦法を習得します。
しめしめ、
親がワタシ(ボク)の言うことを
聞くのは、泣くことなんだなって。
子どもが泣いたら、
買ってもらうことを諦めるまで
泣かせたらいいんです。
「買ってもらいたかったんだよね~。
買ってもらえなくて残念だよね~。」
って共感しながら、
しばらく抱っこしたり待ってあげると
子どもは泣き止んで
自分から親元を離れていくよ。
こういう気持ちの切り替えを、
子どもが小さいウチに習得させておくと
情緒が安定した子どもに育つし、
子育てがグーンとラクになるよ。
だいたい、
ダメだと最初に子どもに伝えて
泣かれたからって折れて買っちゃう人は、
子どもが泣くことで人に迷惑かけたくない
っていう気持ちが働くんだと思うの。
うん、
その気持ちはすごーくよく分かる。
自閉症スペクトラムくんが小さいとき
順番が待てなくてパニクった、とか
マックのおもちゃが
自分の思い通りじゃなくてパニクっった、とか
そんな場面を幾度となく経験しているからね。
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おもちゃ売り場ってさ、
子どもが来るところなんだよねー。
周りの人って
そんなに他人に構ってるヒマないし
子どもが泣いててイヤなら来るんじゃねぇよ、
って思う。
それでも
いたたまれなくなるのもよく分かるし、
そういうときは
「子どもに気持ちの切り替えを頑張ってもらってるので、温かく見守っていただけると助かります。」
って言えばいいよ。
あとの問題は、
子どもの要求を断ることに罪悪感を感じることよねー。
子どもの要求を断ることに罪悪感を感じる人は、
自分が子どもの頃に、親に要求を通してもらえなかった人が多いよ。
子どもと、
自分の子ども時代を重ね合わせてるんだよなぁ。
子どもの要求を通すことで、
自分の子ども時代の要求が通るような気分になってないかな?
子どもの要求を断るってことは、
自分の子ども時代の要求を断るってことだと
捉えてるんじゃないかなー、と思うよー。
そういう人は、
私みたいに
子ども依存になりやすいんだよねー。
っていうか、
もう依存は始まってるよ。
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普段の遊びの中から、子どもの要求を断って”自分と子どもの境界線”を作る。
私は、この子のお母さんになるために生まれてきたんだ
子ども大好き!・・・大好き?
子どもへのお断りは、
自分へのお断りになるから
子どもからの要求を断ろうとすると
心が痛むの。
子どもと
自分の子ども時代を
重ね合わせてることには、
早く気付いたほうがいいよ。
このままの
心の状態が続くと
子どもと自分の境界線が曖昧になって
子どもが決めるべきことと
自分が決めるべきことが分からなくなったり
子どもへの
過保護や過干渉、
もしくは子どもの気持ちを無視して
自分の気持ちをゴリ押しする…って
親子関係になりかねないから。
子どもからみた
厄介な親になっていく可能性がありありですよー!
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子どもからの要求を断ることに
罪悪感を感じない自分になるためには…
あなたの子ども時代に、
親にやってもらいたかったことって何?
親にされた今でも覚えているイヤなことって何?
を確認することです。
これらが確認できると
子どもと自分の子ども時代を
重ね合わせて捉えてるって気づくし
子どもと自分の境界線はできていきます。
子どもからみた
厄介な親になっていかずに済みます。
で、
今後は
おもちゃ売り場で
急に子どもにおもちゃ買って!って言われないようにする、
もしくは言われたときの対処は、
前もって、
「今日は買わないよ」
って子どもに納得させて出かけることよ。
いざ出かけて
買って!って言われたとしても
「今日は、買わないって言ったよ。」
「そういうお約束だったよね。」
ってプラスの声かけができるし
それでも、子どもが買ってー!と言うのは、わがままです。
それでも
買う、買わないに
正解・不正解ってないし
そのときのあなたの判断で決めたらいいよー!
子どもと自分の境界線の話は
こちらで詳しく解説して
楽しい子育てにつなげて頂けますー!
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