ペニーファージング(High Wheel Bicycle)と交流してきた。

(写真はブロ友のElizabeth Doddさんにご提供いただきました。The photo above: by Ms. Elizabeth Dodd)

 

本日はBrompton vs. Pennyfarthing raceが開催される。但し、レースといっても、地元のペニーファージング自転車の愛好者グループとMBC(メルボルン・ブロンプトン・クラブ)の交流会である。目的はソーシャライゼ―ションである。

 

「ペニーファージング」の名称の由来は、直径の大きな前輪と小さな後輪を、イギリスの1ペニー硬貨とファージング(1/4ペニー)銅貨に見立てたことによるらしい。High wheel自転車とかオーディナリー型自転車とも呼ばれる。以前、イッテQでお祭り男の宮川大輔さんがタスマニアのペニーファージング・レースに参加したことで、この自転車を知った人も居るだろう。

 

ホーソーンの自転車練習場に集合だ。最初は全員で全力走行する。

 

スタートの時は、よっこらしょとこんな風に座席位置によじ登る感じ。



ペニーファージングは三輪車と同じ前輪ダイレクトドライブであるが、結構速いのである。

 

この品の良い年配のご婦人が乗っていらっしゃるのも、ペニーファージングと同じ時代にポピュラーであった前輪駆動のクラシック自転車だ。

 

そのあと、最遅レース(一番最後にゴールした者が勝ち)、ブロンプトンのレース、ペニーファージングのレース、そしてペニーファージング4台とブロンプトン4台の団体戦を行った。

 

 

ブロンプトンとペニーファージングのレースの模様は以下動画をご覧ください。


 

ブロンプトンとペニーファージングの団体戦。


 

ちなみにペニーファージングが『オーディナリー』という名称を持つ理由。

 

ペニーファージングが普及して、しばらくしてから、今と同じ後輪駆動でチェーンとギアとブレーキを備えた新しい自転車が登場した。ブレーキなしで重心が高くて非常に危険だったペニーファージングよりも安全だったので、ペニーファージングの『オーディナリー』(通常型)に対して、新しい自転車は『セーフティー』(安全型)と呼ばれるようになった。

 

ブロンプトンを含め、今、我々が楽しんでいるタイプの自転車は『セーフティー』なのです。

 

 

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