メルセデスが来てから初めての公休日。雨男にしては珍しくいい天気です。
屋根が開く車で大きな誤解をされているものの一つに、初冬からは屋根など開けられないのではないかということ。
じつは屋根があるからキャビンが寒いんです。こんなにいい天気の日には屋根を開ければキャビンの中はお日様でポカポカなんです。
郊外に出てから屋根を開けて、さて紅葉を探しに行きましょう。
旧五日市の街道から分かれた都道の奥、著名な管理釣り場の上流部です。
撮影時刻は午後2時になる頃でしたが、もう太陽は山の端に掛かりそうです。
逆光に負けずに撮影しましたが、空気は少し冷えてきました。
R172のSLKはこの前までのSLKと比べると随分現代的な車です。
いえ、すでにSLkは生産終了で、後継機はSLCへと名前を変えていますが。
1,800ccにターボで加給したエンジンのパワーは、この車には必要にして十分な動力性能を与えてくれます。
ギアリングはコンベンショナルなATですが、R170では5速だったトランスミッションは、R172では7速へと進化しています。おかげで細やかな走行感覚を与えてくれます。
ま、SLCで9速まで進んでいますけども(笑)
連続してやってきた台風のおかげで山も川もまだまだ荒れています。
この管理釣り場は歴史があって1955年、アメリカ人の法律家でありGHQの法務部に所属していたトーマス・レスター・ブレークモア氏(1915〜1994)が、養沢川の清らかな流れに惚れ込み、故郷オクラホマで親しんだフライフィッシングを楽しむために、自己資金で川を借り上げて魚を放流し、毛鉤専用の釣場を開業したのが始まりです。
現在の管理事務所のオープンは1955年6月1日で、その後運営は養沢地域に委ねられ、現在は社団法人として養沢地域全体で管理運営を行い、売り上げの一部は地域住民の自治会運営や、清流を守るための落葉樹の植林、環境整備などに使われています。
今日も地元の方が数人、道路の清掃や植栽の手入れをなさっているのを見かけました。
駐車場から川を覗き込むとこんな感じです。
ヤマメのみの釣り場ですので、この時期は禁漁期です。
沢の水量は少なめですが、この程度の川幅でも驚くほど立派なヤマメが掛かります。
もちろん誰にでも釣れるというわけではありません(^_^;)
わかりやすいデザインのこの車、操作性も運転感覚も同じく「わかりやすい車」です。
その意味では運転しておもしろい車ではありません。現代の車はもうそういう価値観からは離れてしまっているのでしょう。
かといって退屈でダルな車かと問われれば、決してそんな事はありません。
今までの相棒、R170のSLKが持っていた美点の「有能な執事のような車」という特質が、より進化しているということです。
この駐車スペースは、本来はこの管理釣り場の利用者のためのものです。
紅葉の落ち葉が一面に敷き詰められた駐車場を歩くのは心地よい。
サワサワとサクサクと紅葉の葉を踏みながら、少し冷えてきた山の風をしばし楽しんで。
周囲の山々は広葉樹林の植えられた豊かな山。
街に出るまでは屋根を開け放ったままで、冬の扉が開いた西多摩を楽しみましょう。
来春にはウエーダーとフライトロッドを積んで、再びSLKで訪ねましょうか(^o^)
また明日ね('-^*)/
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