社員と顧客と経営者の幸福 -3ページ目

経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その4

こんにちは、心のソムリエ橋本文隆です。

マネジメントのレベルを示す「成熟度」の解説をしてきました。

経営品質賞では、
AAA+、AAA-、AA+、AA-、A+、A-、B+、B-、C+、C-、D
11段階で評価します。

今回は、AAレベルの基準をご紹介します。

「成熟度」を評価見るポイントとして、3つの観点があります。

1.合目的性と体系化
2.展開度と統合の状態
3.改善・革新への取り組みの程度

AAレベルの組織は、だいたい以下のような感じです。

合目的性
・組織の目的と活動プロセスの目的に一貫性がある。
・目的実現のための独自の方法を創造している。

・業界最高水準を上回る定量目標が設定し、
 その成果を評価尺度や指標で把握している。

・これまでのやり方にとらわれない独創的な価値創造を追求し、
 新たな視点に基づく評価尺度や指標を創造し始めている。

展開度
・組織運営の「原理・原則」が組織内で定着し、 組織外とも

共有され、自律的な相互連携が形成されている。

・部門や活動の目標は、全体の目標と一環性を確保している。

革新度
・結果やプロセスを振り返り、深い課題認識を共有し

将来への洞察を深め、未然防止が可能になっている。

・組織の規範や思考プロセスを振り返り、より高い独自の

価値を創る学習が、組織のいたるところで実施されている。


AAレベルとなると、私も数例しか見たことがありません。

日本経営品質賞の受賞企業もコンサルしてきましたが、
AAレベルに至らない企業がほとんどです。

しかし皆無というわけではなく、確かにAAレベルの企業は
存在します。

決して、夢物語りではなく、人智が到達するレベルです。

世界に類を見ない、最高級の経営を実現したい人は
ぜひ目指していただきたいと思います。

AAAレベルとなると、さすがに私も見たことがありません)


P.S.
マネジメントレベルについて詳しく知りたい方は、
「成熟度」の記事を参考にしてください。

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 1
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 2
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 3

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 4



経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その1
経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その2
経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その3



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橋下市長の「船中八策」は公約ではない

こんにちは、橋本文隆です。

橋下市長が出した維新の会の船中八策を、新聞もTVも、
「公約」と報じています。
中には「マニフェスト」と書いてあるものもあります。

こんなのは公約ではないし、ましてマニフェストでもありません。


たぶん橋下氏は、これを「公約」などと言っていないはずだし、
それを「大阪維新の会公約提示」などと書くのは、
マスコミのミスリードです。


なぜこのことを問題にするかといえば、以前、TPP問題でも書いたように、「次元(階型レベル)」の違う話を混在させると、
正しくものごとを考えることができないからです。

例えば、
ビジョン・構想レベル
戦略レベル
実行計画レベル
個別対応レベル

という風に分けた場合、「構想レベル」の話をしているときに、
「実行計画レベル」の話をしても意味がないということです。

今回の「船中八策」は、構想の基になるアイデア段階でしょう。

ですから、「船中八策に消費税率が書いていない」という
実行計画レベルの批判しても意味がないのです。


構想から戦略を考えるのであれば、
「所得にかける税」への比率が高い日本の税制において、
「所得税」「消費税」「資産税」の配分バランスをどうするのか
というような議論をしていくべきでしょう。

こういった戦略のないところで、消費税率の話ばかりしているから不毛なのです。


「次元(階型レベル)」を混在して話をしているのは、
ものごとを正しく整理して認識できていないということであり、
当然、正しく思考することもできないわけです。


仏教には、
「正見(しょうけん)」「正思(しょうし)」という言葉があります。

「正しくものごとを見、正しくものごとを考える」
これが議論(コミュニケーション)の基本になります。


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経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その3

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。
マネジメントのレベルを示す「成熟度」の解説をしてきました。

経営品質賞では、
AAA+、AAA-、AA+、AA-、A+、A-、B+、B-、C+、C-、D
11段階で評価します。

今回は、Aレベルの基準をご紹介します。

「成熟度」を評価見るポイントとして、3つの観点があります。

1.合目的性と体系化
2.展開度と統合の状態
3.改善・革新への取り組みの程度

Aレベルの組織は、だいたい以下のような感じです。

合目的性
・組織の目的と活動プロセスの目的に一貫性がある。
・競合比較や外部情報を考慮した定量目標が設定されている。
・定量化が難しい目標には、適切な定性的目標を設定している。
・目標の達成状況を、評価尺度や指標で把握している。

展開度
・目的実現に向けて、部門間の連携・協力関係が図られている。
・部門や活動の目標は、全体の目標と一環性を確保している。

革新度
・達成状況や複数の結果から課題を掘り下げ、
 解決への独自の方法を創造し始めている。
・プロセス改善による問題の再発防止が日常化している。

・目的実現の方法や目標設定の方法を振り返り、
 より高い価値を創るための学習が始まっている。
 (目標の振り返りではなく、設定方法の振り返り)


日本経営品質賞(本賞)の受賞を狙うのであれば、
最低このレベルのマネジメントが必要です。

このレベルになると、かなり卓越したマネジメントと言えます。

経営品質賞に取り組まれている企業や組織は、ぜひこの
レベルを目指して活動していただきたいものです。


P.S.
マネジメントレベルについて詳しく知りたい方は、
「成熟度」の記事を参考にしてください。

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 1
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 2
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 3

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 4



経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その1
経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その2


マネジメントを高めるコーチングのご案内


経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その2

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。

マネジメントのレベルを示す「成熟度」の解説をしてきました。

経営品質賞では、
AAA+、AAA-、AA+、AA-、A+、A-、B+、B-、C+、C-、D
11段階で評価します。

今回は、Bレベルの基準をご紹介します。

「成熟度」を評価見るポイントとして、3つの観点があります。

1.合目的性と体系化
2.展開度と統合の状態
3.改善・革新への取り組みの程度

Bレベルの組織は、だいたい以下のような感じです。

合目的性
・組織の目的と活動プロセスの目的に一貫性がある。
・活動プロセスの達成目標や、プロセスの達成度を
 評価する指標が設定されている。
・数値目標(定量的な目標)は充分とは言えない。

展開度
・目的実現に向けて、部門間の連携が高まってきている。

革新度
・達成状況から課題を考え、解決方法を自分達で
 考え始めている。
・発生した問題の根本原因を追究し、再発防止が始まっている。

このレベルになると、世間一般的にはかなり良いマネジメントと
言えるでしょう。

地方の経営品質賞では、このレベルで受賞というところが
多いようです。

まずは、このレベルを目標にすると良いでしょう。

P.S.
マネジメントレベルについて詳しく知りたい方は、
「成熟度」の記事を参考にしてください。

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 1
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 2
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 3

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 4


経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その1



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日本を知る ~ たかじんNOマネー

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

日本人は意外と日本のことを知らない。

というわけで、入院中のたかじんさんの番組紹介。
ロバートキャンベルさんが日本の素晴らしさを語ります。

偉人として、勝海舟が取り上げられていますが、私も同意。
勝海舟あっての、明治維新成功ですよ。

坂本竜馬になりたがる人は多くても、勝海舟になる人がいないなあ。



たかじんNOマネー 日本の魅力再発見SP!



経営品質の成熟度 レベル評価の基準 その1

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。

マネジメントのレベルを示す「成熟度」の解説をしてきました。

経営品質賞では、
AAA+、AAA-、AA+、AA-、A+、A-、B+、B-、C+、C-、D
11段階で評価します。

今回は、Cレベルの基準をご紹介します。

「成熟度」を評価見るポイントとして、3つの観点があります。

1.合目的性と体系化
2.展開度と統合の状態
3.改善・革新への取り組みの程度

Cレベルの組織は、だいたい以下のような感じです。

合目的性
・組織やチームの目的は、抽象的で一般的である。
・世間や業界の一般的なやり方を導入している。

展開度
・目的実現に向けた、全体の連携が不十分である。
・部門や業務ごとに整合性のない活動が実施されている。

革新度
・理想と現実とのギャップを課題として認識していない。
・発生した問題へ対処するだけで、根本原因の追究が無い。

企業でも行政でも政治でも、このレベルの組織を、
よく目にします。


P.S.
マネジメントレベルについて詳しく知りたい方は、
「成熟度」の記事を参考にしてください。

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 1
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 2
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 3

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 4



マネジメントを高めるコーチングのご案内


2月1日無料メール講座開始します

こんにちは、橋本文隆です。

このたび、無料メールマガジン
「やる気と行動を引き出すメール講座」
を発行することにしました。

このメルマガでは、職場でのやる気の上がる仕組みや
行動を引き出す方法を学ぶことができます。

コーチングやコンサルティングの方法に加えて、
脳科学や仏教の理論と手法もお伝えします。


メール講座の内容(予定の一部)
・報酬とやる気の関係
・満足や幸福を感じる仕組み
・やる気を高める方法
・脳と感覚を統合する仏教の見方
・コーチングに取り入れられた密教的方法
・コーチングと行動科学
・ ……

メールマガジンは、講座として理解できるように、
初回メールから順番にお送りしていきます。

初回メール発行が、2月1日(水)になります。

この講座は、一方的に情報を流すだけでなく、
皆さまからのご意見やご質問を聞きながら進めていきます。


相手のやる気を高め、行動を引き出したい方
そして
自分のやる気を高め、行動したい方
ぜひメルマガをご購読ください。

2月1日(水)以降にお申し込みになられた方には、
少し期間を置いて、第2期の講座として、
初回メールから配信していきます。


ご購読を希望される方は、できれば1月31日(火)までに
お申し込みください。

ご登録は以下のフォームからお申し込みください。
http://form.os7.biz/f/dc70f393/


マインドコントロールはすべての人に起こるもの

こんにちは、橋本文隆です。

元オウム真理教信者斎藤明美さんが出てきました。

「まだマインドコントロールされている」とか、「マインドコントロールが解けた」などという発言がありますが、二元的に考えるようなものではありません。

仮に「この教団は間違っている」と思ったとしても、それがすぐに、その教えの呪縛から離れることにはなりません。

そんな単純なものではないのです。


多くの人は、自分がマインドコントロールされているとは思っていません。

しかし私たちは多かれ少なかれ、マインドコントロールされていると考える方が自然です。

私たちは、マインドがコントロールされている仕組みを知ることで、逆にマインドコントロールから離れることができるようになります。


ここで言うマインドコントロールとは、自分の意思だと思っているものが、実は他の何かによって決められているような状態のことです。

脳科学や心理学の実験は、自由意思だと思っていることの多くが、実はあらかじめ決まっているということを示しています。

つまり人は、ある種のマインドコントロールと共存して生きているのが、自然な状態だと考えることができます。

それが時には、人を苦しめ、時には、人を幸福に導きます。


仏教は本来、そのような心の状態を理解し、その呪縛から離れて、あるがままに物事を見るようになることを目指していました。

自己啓発セミナーにも、そのような考え方のものがよくあります。

しかし、そのような仏教や自己啓発セミナーのなかから、カルト化した教団が生まれてくるのですから皮肉ですね。

それだけ、脳のマインドコントロールシステムは強固だということです。

マインドコントロールの危険を避け、マインドコントロールを有効活用する

そのためには、その仕組みをよく理解することです。


※無料メールマガジン発行のお知らせ
「やる気と行動を引き出す無料メール講座」を発行します。
脳科学や仏教の情報を取り入れて、やる気や行動を引き出す
理論やノウハウを提供します。
お申し込みはこちらから
http://form.os7.biz/f/dc70f393/


「やる気と行動を引き出す無料メール講座」発行します

こんにちは、橋本文隆です。

このたび、無料メールマガジン
「やる気と行動を引き出すメール講座」
を発行することにしました。

このメルマガでは、やる気の上がる仕組みや
行動を引き出す方法を学ぶことができます。

コーチングやコンサルティングの方法に加えて、
脳科学や仏教の理論と手法もお伝えします。


メール講座の内容(予定の一部)
・報酬とやる気の関係
・満足や幸福を感じる仕組み
・やる気を高める方法
・脳と感覚を統合する仏教の見方
・コーチングに取り入れられた密教的方法
・コーチングと行動科学
・ ……

相手のやる気を高め、行動を引き出したい方
そして
自分のやる気を高め、行動したい方

ぜひメールマガジンをご購読ください。


メールマガジンは、講座として理解できるように、
初回メールから順番にお送りしていきます。

講座は、一方的に情報を流すだけでなく、皆さまからの
ご意見やご質問を聞きながら進めていきます。

ある程度登録者が集まりましたら、初回のメールを発行します。


第1期は、2月1日に開始しました。

登録者が集まりましたら、2期、3期と開始していきます。

ぜひ、お早めにご登録ください。


ご登録は以下のフォームからお申し込みください。
http://form.os7.biz/f/dc70f393/


ブログの目次 ~ 経営品質/コーチング/SFA

こんにちは、橋本文隆です。


ブログの記事が多くなってきたので、整理していきます。

まずは、経営品質とコーチングを目次としてまとめました。

経営品質 / 経営革新 / 組織力

 ~卓越したマネジメントを実現する~

経営品質賞の始まり

経営品質は顧客評価品質

経営品質への取り組みから得られるもの

スーパーホテル明日のカンブリア宮殿に出演

マネジメント(経営品質)のフレームワーク
医療版経営品質賞(日本版医療MB賞)
地域の経営品質賞にチャレンジしませんか?

組織プロフィール講座
マネジメントを明らかにする(組織プロフィール)
あなたの組織の理想的な姿は?
あなたの顧客・市場は?
あなたの競合相手は誰ですか?
組織にはどのような資源がありますか?
戦略課題は何ですか?


「組織プロフィール作成手引書」 無料で提供します


マネジメント/リーダーシップとコーチング
コーチングとは何か
コーチングで行われるコミュニケーション
コーチングとカウンセリングの違い
なでしこ佐々木監督から学ぶには

マネジメントとは「管理」ではない
マネジメントとコーチング
スポーツとビジネス コーチングの違い
価値観を共有するマネジメント
マネジメント/コーチング 2つの役割
思考の枠組みを変えるコーチング
視野が狭い人へのコーチング

自信がない人へのコーチングその1
自信がない人へのコーチング その2
自信がない人へのコーチング その3 スケーリング
自信がない人へのコーチング その4 成功の原因追求

意見が対立する場合のコーチング その1
タイ人はなぜ熱中症にならないのかモーニングバード

コーチングでマネジメントを改善するには(事例紹介)


ソリューション・フォーカス・アプローチ(SFA)

★ソリューション・フォーカスの基本思想
ソリューション・フォーカス(解決志向アプローチ)
問題志向対 解決志向
問題志向と解決志向のコミュニケーション
原因を追求しないでネタを探す
ソリューション・トーク
ソリューション・トークの会話一覧

★ソリューション・フォーカス3つの原則
もしうまくいっているなら、変えちゃいけない
もしうまくいったなら、それを繰り返す
うまくいかないときは、違うことをする
3つの原則の使い方

★ソリューション・フォーカス4つの前提
変化は絶えず起こっており、そして必然である
小さな変化は、大きな変化を生み出す
解決について知る方が、問題と原因を把握することよりも有用である
クライアントがエキスパートである

4つの前提への質問

クレド<3つの原則と4つの前提> 

★相手との関係や、関係者のアセスメント
人間関係 3つのタイプ
人間関係 3つのタイプの違い

人間関係のタイプ-自己変革タイプ
人間関係のタイプ-不平不満タイプ  
人間関係のタイプ - 変革否定タイプ  

人間関係のタイプ注意点

★コンプリメント(ほめる)
コンプリメント(認める・ほめる)はなぜ難しいか
上手くほめる(コンプリメント)するには

ソリューション・トークのほめ方
力を伸ばすほめ方(コンプリメント)
ほめるときの注意点


トナカイさんのリソース

★SFAの技法
ミラクル・クエスチョン1
ミラクル・クエスチョン2
ミラクル・クエスチョン3
ミラクル・クエスチョン4 うまくいくコツ  
ミラクル・クエスチョン5 失敗するパターン


ソリューション・フォーカス注意点 1
ソリューション・フォーカス注意点 2

★ソリューション・フォーカス 50の会話